私立の児童書専門のタチアオイ児童図書館で、司書を務める御子柴貴生は、口は悪いが本に関する知識が非常に豊富で観察力に優れ、対象となる人物が必要とする本を示し、問題解決に貢献する。また、現在の社会における図書館のあり方を考える内容も提議されており、本と人のあり方の再考を促すヒューマンドラマ漫画となっている。芳文社「週刊漫画TIMES」で2010年から2017年3月10日号まで連載。連動企画として「読売KODOMO新聞」に御子柴による「児童書書評」が掲載されたり、朝日新聞出版からノベライズ、『小説 図書館の主 塔の下のライブラリアン』が刊行された(作者は真堂樹)。