臨時職員として市役所に勤務経験のある作者、あずみきしのデビュー作にして代表作。彼岸と此岸の狭間、天国や地獄へ行く前に死者達が訪れる「シ役所」と呼ばれる施設が舞台。現代世相に対する鋭い風刺を効かせつつ、死者達や職員達の織り成す人生模様が描かれる、オカルティックな一話完結型の現代ドラマ。新潮社「月刊コミック@バンチ」2013年11月号から連載を開始し、同誌が誌名変更した「月刊コミックバンチ」で2024年5月号まで連載。同誌がリニューアルした「コミックバンチKai」に引き継がれ、2024年4月26日から連載。2019年10月に実写ドラマ化され、テレビ東京系列にて放送。主人公のシ村を松岡昌宏が演じる。