作者・つきやのデビュー作にして代表作。物語は桜樹組の若頭である霧島が、組長の一人娘、八重花の世話係を命じられることから始まる。暴力的な振る舞いから「桜樹組の悪魔」と呼ばれる霧島と、人見知りな性格の八重花は、日々の交流を通じて互いに信頼関係を築いていく。本作は、任侠を題材としたヒューマンドラマ。極道組織と日常生活の対比や、組長の娘と若頭という異なる立場の交流がテーマとなっている。現代日本を舞台に、伝統的な極道組織が存在する社会の出来事が描かれる。マイクロマガジン社「コミックライドピクシブ」にて2018年6月5日から連載され、同社「コミックELMO」でも2020年6月2日から連載。「コミックELMO」がリニューアルした「ライコミ」へと引き継がれ2023年11月30日から連載。2019年に「次にくるマンガ大賞2019」Webマンガ部門第15位を獲得。テレビアニメが2022年7月から放送。ドラマCDがコミックス限定版の特典として2020年1月と2024年12月に発売された。