秋田書店発行の「週刊少年チャンピオン」掲載作品の中でも、熱いバトルで読者を魅了した作品をセレクトしました。ヤンキーマンガについてはあえてここには含めませんでしたが、際立つ個性を持った作品が多いのはこの雑誌ならではの特徴と言っていいかもしれません。
ビッグコミックオリジナルのギャグ漫画は、ウィットに富んだナンセンスショート漫画、エッセイ漫画、日常を描いた4コマなど、気負わず気楽に読める作品ばかり。最先端の笑いや大爆笑をさそうギャグ漫画ではありませんが、味わい深い漫画らしいユーモアに触れることができます。
週刊少年チャンピオン連載のスポーツ漫画をご紹介。チャンピオンと言うと『ドカベン』に代表される水島野球漫画が常に連載されている印象がありますが、それ以外の野球漫画やあまりメジャーではないスポーツにスポットを当てた作品など、けっこうバラエティに富んでいるようです。
嫌味のない主人公たちの活躍するビッグコミックスピリッツのスポーツ漫画は、全体的に爽やか。加えて、青春や恋愛、コメディなどの要素が読者を明るく楽しませます。さらに、綿密な取材に基づくと思われるリアルな競技の描写は、違和感なく作品世界へと導いてくれることでしょう。
1960年代に「ギャグのサンデー」とも呼ばれた週刊少年サンデーのギャグ漫画の系譜は、途中パロディなども加えながら、現代にも脈々と受け継がれています。近年は「シェーッ!!」のような誰もが知っているギャグこそありませんが、根強いファンを持つ作品が数多く存在します。
1959年の創刊以来、様々な変遷をたどった週刊少年サンデーのスポーツ漫画。近年は青春を感じさせるスポーツ漫画が人気を博していますが、実は泥臭い劇画調のものからコミカルなものまで、色々な作品が存在します。自分とは違う世代の作品を読めば、新たな感覚の感動が得られるかもしれません。
一時期劇画系の連載作品がどこよりも多かったことで知られる少年マガジン。血しぶきが飛び交うハードな格闘技漫画が人気を博し、現在でもその系譜に連なる作品がヒットを飛ばしています。そのアンチテーゼなのか、コメディ調やファンタジーテイストの変化球的バトル漫画にも多くの有名作品が生まれています。
少年マガジンの歴代ギャグ漫画の中でも、特に斬新だったものを集めてご紹介! 時事ネタが多くなりがちなギャグ漫画は、時代が変わると分かりにくくなることも多いのだが、ここに挙げた作品たちなら歴史に残る! …かも?
週刊少年サンデーのヒロインたちには、身近にいてほしい、一緒にいたら楽しいだろうなと思わせるキャラクターがたくさんいます。キュートな宇宙人、美少女の幼馴染、ツンデレお嬢様、スタイル抜群の正統派ヒロイン…、あなたが一緒にいたいヒロインはどんなタイプでしょうか?
スポーツマンガやヤンキーマンガの印象が強い「週刊少年マガジン」誌上を彩ったヒロインたちの登場する作品を集めました。時代とともに変化していく掲載作品の傾向も窺うことができます。『翔んだカップル』や『The・かぼちゃワイン』が現在に至るラブコメ路線の魁だったと言えるでしょう。
講談社の発行する「週刊少年マガジン」で一世を風靡したスポーツマンガをセレクトしました。いわゆる「スポ根マンガ」の偉大な礎ともなった『巨人の星』や『あしたのジョー』からさまざまなスポーツマンガが連載され、最長連載記録を持つ『はじめの一歩』まで人気作が数多く含まれています。
発売日に雑誌を手にしたら最初に開くページは人それぞれ。まずお気に入りの女の子の載ったページを開く方も多いのではないでしょうか。ちょっとエッチなお姉さん、クラスみんなの憧れのマト、突然現れた美少女、可愛くも生意気な幼馴染み…、王道をいく週刊少年ジャンプのヒロインたち。お気に入りの女の子をまた見つけませんか?
ジャンプの三大原則「友情」「努力」「勝利」を体現した、週刊少年ジャンプのスポーツ漫画。さながら必殺技(?)といったプレーを繰り出す、人間離れしたキャラクターたちの活躍、火花を散らすライバルたちとの戦い、そして友情は、スポーツ漫画でありながら、バトル漫画のような熱さを感じさせてくれます。
バトル漫画といえば、週刊少年ジャンプ黄金期の作品群を思い浮かべる読者も多いのではないでしょうか。ここに挙がった作品はどれも、世代・国内外を問わず大人気のロングラン作品ばかり。雑誌連載当時には読めなかった作品も、読めばきっと、お気に入りのバトル漫画同様、あなたの血となり肉となることでしょう。
病気になると、不安にかられますよね。こんな医師なら自分の身を任せてもいい! と思ってしまうような「名医」を集めてみました。ヒューマンドラマとしても名作が多いのが特長です。
映画やTV特撮もののコミカライズやスピンオフ漫画は数多く存在しますが、ここで紹介するのは、オリジナルの怪獣漫画です。紙の上で表現される巨獣たちの戦いは、果たして映像作品のそれを超えられるのでしょうか?
自分でもやってみたくなる、口に出して言ってみたくなる、時代の最先端をいくギャグの数々。学校の教室で男子がふざけて真似をしている姿を、あなたも目にしたことがあるのではないでしょうか。それとも、やる側でしたか? 当時の作品を読み返せば、たちどころに「あの頃」の自分に戻ることができます。
他の少年誌に比べて、比較的硬派な時代物や和風ファンタジー作品が目立つ週刊少年サンデーのバトル漫画。少年誌らしい絵柄でありながら、設定は重厚で、読み応えのある作品が多く存在します。見逃した作品や少し時間のあいた作品を、まとめて一気読みをするという休日の過ごし方はいかがでしょうか?
漫画にはいろんなダメ人間が登場しますが、その中でも「この人はいかがなものか」「漫画のキャラとしては面白いが身近にいたら、ちょっと……」というタイプのダメさを抱えた人々が登場する漫画を集めました。共感できるかできないか、許せるかどうかは、当人に何とかする意志があるかどうか、ではないでしょうか。ここではそんな、あまり更生の見込みがなさそうな人々を紹介します。
主君や将軍に策を授けて助ける「軍師」は本来裏方的な存在ですが、知恵で強大な敵を翻弄するクールでスマートなイメージから、フィクションの中では人気を集めてきました。そんな古今の軍師を、史実、架空とりまぜて紹介します。