憎めない大食いキャラ。あなたは何人知ってる？103 Pt.

主人公の孫悟空が大食い。武道大会の優勝賞金を食事で使い切る。自分の体の数倍の巨大魚を丸ごと平らげる。死後、食事の必要が無くなったはずなのに食いまくる…等々、大食いエピソードには事欠かない。

主人公のモンキー・D・ルフィが大食い。バトルや冒険をしていない時の彼は、「腹減った」、「メシは？」が口癖と言っていいほど。また、かれは身体を自在に伸ばすことのできる能力者のため、体内に取り込む食事量も桁違いに多い。

グルメをテーマにした異色のバトル漫画の本作は、主人公トリコをはじめ、ライバル、敵、脇役等、ほとんどの登場人物が大食いキャラ。この作品における食事は、グルメ漫画の最重要目的である「美味そうな食事シーン」を描く以外に、キャラの成長、回復のための手段という役割も持つ。

主人公・ラムの元カレ・レイは、漫画界でも最強クラスの大食いキャラ。登場シーンのほとんどが食事シーンで、常軌を逸した量の食べ物を延々食べ続ける。しかも満腹したシーンは一度も描かれていない。

主人公・伊賀野影丸は、山奥で祖父に忍者として育てられた野生児。修行はとても厳しく、上手くできないと食事も満足に貰えなかった。そのため、食べ物に対して異常な執着を持った人物に成長。祖父の死後都会へ降りてきた彼は、鎖を断ち切られた獣のごとく食べまくる。