『陰謀・秘密』はもれなく収拾-諜報機関特集-15 Pt.

超古代文明の遺産を悪しき者から守り、封印する任務を負った少年によるアクション漫画。巨大財閥「アーカム」は超古代文明が遺したメッセージに従い、オーパーツを他の権力に先んじて確保し封印するための組織。トップエージェントは「スプリガン」と呼ばれ、主人公・御神苗優もその一人である。強力なオーパーツは大国や巨大企業が狙っており、KGB、CIAの非合法職員、ヒトラー復活を目論む秘密結社「ネオ・ナチス」、忍者を基礎とした日本の諜報機関などが登場し、御神苗優やその仲間たちと激しい争奪戦をくり広げる。

イギリスの王立機関・ヘルシングと、吸血鬼やそれらを背後から操る組織との戦いを描いたアクション漫画。イギリスと国教会を護るための組織・ヘルシング機関は、国内の吸血鬼事件などを秘密裡に対策する特務機関。その名は最強の吸血鬼・アーカードを所有するヘルシング家に由来する。ヴァチカンに属する「イスカリオテ機関」も同様に反カトリックの悪魔、化物などを殲滅する機関だが、ヘルシング機関とは対立してきた。しかし、ナチズ残党による吸血鬼軍団・ミレニアムに対し、両機関は共同戦線を張る。

19世紀を思わせる架空世界を舞台とした、悪性兵器・AKUMAと人類の戦いを描いたダークファンタジー漫画。AKUMAによる世界の終焉を阻止するため、ヴァチカンによって設立された機関が「黒の教団」である。本部はヨーロッパにあるがアジア、南北アメリカなど各大陸に支部を持ち、メンバーはヴァチカンの名においてあらゆる場所への出入りが認められている。AKUMAに対抗できるのは謎の物質・イノセンスとそれに適合し戦う術を身につけた「エクソシスト」のみである。

太平洋戦争後、GHQ統治下の日本を舞台としたスパイアクション漫画。戦時中に大陸で謀略任務を負っていた男・桐三五は、上役であった猿田に誘われ、零細出版社に入る。だがそこは、出版社は隠れ蓑で、謎の人物・ヨハンセンから依頼を受けて諜報活動を行う闇の組織だった。桐は自らを「犬」と自嘲しつつ、ソビエトの息がかかった赤化戦士の陰謀に関わっていく。

法で裁けぬ悪人を、主人公・雪藤洋士ら「ブラックエンジェルズ」が秘かに始末する現代版必殺仕置人的な単発エピソードから、秩序が崩壊した世界で超能力を持つ敵と戦うバトル物に変化した、バトルアクション漫画。大震災で壊滅した日本を支配する超能力者集団・白い天使（ホワイトエンジェル）は、心優しい超能力少年・勇気を邪悪に変え、絶大な力で混乱期にあった日本を恐怖政治で掌握する。国民は総背番号制とコンピューターで徹底管理され、逆らう者は処刑される。白い天使らも勇気に支配され、叛乱の目を察知し潰す尖兵となっていた。