願いをかなえるためならば悪魔の力だって借りちゃいます！オススメ漫画５選36 Pt.

本作の原作となったゲーム「ペルソナ５」は、悪魔を仲間にして戦う「女神転生シリーズ」の派生作品である。「ペルソナシリーズ」において主人公たちは心の力「ペルソナ」を使い、人間の感情が具現化した存在である「シャドウ」と戦う。「シャドウ」たちは女神転生シリーズに登場する悪魔の姿をしており、この「シャドウ」たちと交渉し力を借りることで、主人公である来栖暁は悪魔の力を「ペルソナ」として使うことができるのだ。主人公の暁は、歪んだ欲望を持つ者が生み出す空間「パレス」に迷い込み、そこで命の危機に瀕したことで「ペルソナ」の力に目覚める。暁と、彼と一緒にペルソナの力に覚醒した竜司は、パレス内で暴虐を尽くしていた教師鴨志田と対峙。彼の欲望の象徴である「オタカラ」を盗むことによって、歪んだ欲望を消滅させ「改心」させることに成功した。この事件をきっかけに、暁は竜司やクラスメイトの高巻杏たちと、人の心の邪悪な欲望に忍び込み改心させる「怪盗団」を結成する。

『怪物王女』で知られる光永康則が原作を手掛ける作品。主人公のクルトは、悪魔であるシュマも驚くような召喚能力を持つ子供だ。クルトはその魂を代償として高位の悪魔であるシュマを召喚し、彼の主人として認められた。クルトの目的は、とある男によって復活したソロモンの悪魔を斃すこと。シュマ以外の悪魔71体はすでに復活しており、シュマのみがクルトによって召喚されたのだ。他の悪魔を圧倒する強力な力を持っているシュマの力を借り、悪魔と戦っていくクルト。しかしクルトは、ソロモン王72悪魔の中に、「シュマ」という名前の悪魔は存在しないことに疑念を持っていた。多くの謎を秘めたまま続いていく戦いの果て、クルトとシュマの前に真の敵が現れる。

主人公の燐は、悪魔と人間の間に生まれた少年。弟の雪男は二卵性の双子だが、純粋な人間だ。燐は養父である藤本神父をサタンに殺され、悪魔を斃す祓魔師となるため正十字学園の「祓魔塾」に入学をする。雪男は幼い頃、養父から兄の出生の秘密を明かされていた。燐の知らぬ間に祓魔師となっており、「祓魔塾」にやってきた兄を出迎えた。「祓魔塾」に通う生徒たちは、それぞれの能力に応じた技や武術で祓魔師を目指している。燐は自分の正体を隠していたが、仲間の危機の際に悪魔の力を使ってしまう。その後も燐は、悪魔を憎みながらもその力に助けられ、過酷な運命を仲間たちと乗り越えようともがき続ける。

主人公のソードは好戦的で短気な性格の悪魔。そんな彼が憑依したのは、気弱でいじめられっ子の少年の双魔であった。悪魔に取り憑かれた双魔は元々オカルトマニアで、ソードが憑依したおかげで、魔界の本が読めるようになったり近眼が治ったりと、悪いことばかりではなかった。そして、裏暗黒魔闘術を体得する。また、ソードのライバルである天使イオスも人間に憑依するが、元に戻る術を見つけられずにいた。そんな彼らに容赦なく襲ってくる敵を前にし、不本意ながらイオスとソードは共闘関係を結ぶことに。人間、そして天使が悪魔ソードの力を借りて困難に立ち向かっていく。

高校生の男鹿は同じ学校の者だけでなく、多くの不良から「アバレオーガ」と呼ばれ恐れられている人物だ。だが、そんな男鹿はベル坊と出会い、懐かれてしまう。そして、ベル坊の侍女でドSな美少女悪魔ヒルダから、多忙な大魔王に代わりベル坊を人間に育てさせつつ人間界を征服するという、大雑把な計画を明かされる。ベル坊に「育ての親」に選ばれた男鹿を、当初ヒルダは納得しなかったが、ベル坊の力を最大限に引き出す男鹿の姿を目撃する。そして、ようやく納得し、男鹿は晴れてベル坊の育ての親となった。以降、男鹿はベル坊を連れている姿から「子連れ番長」の異名で呼ばれるように。だが、悪魔と契約し力を得た不良どもから狙われ、２人は戦いを繰り広げていく。