老いて益々盛ん！激強おばあちゃん漫画オススメ５選16 Pt.

本作に登場する強いおばあちゃんは、物語の重要キャラであるルシール・ベルヌイユだ。ヒロインのエレオノールは、自動人形（オートマータ）と呼ばれる敵と戦い続ける宿命を背負った「しろがね」と呼ばれる者たちのひとり。ルシールはその「しろがね」を率いる、最古の「しろがね」のひとりだ。かつてはのどかな村に暮らす普通の女性だったルシールだが、「最古の四人(レ・キャトル・ピオネール)」と呼ばれる強力な自動人形たちの襲撃で村が壊滅し、息子を失った悲しい過去を持つ。惨劇を生き延びた彼女は、ゾハナ病がまき散らされた村で生き残るために「命の水」を飲み、不死の体を持つ「しろがね」となった。200年以上の時を生きる彼女は、優秀な人形使いであるだけでなく機関銃やサーベルなどの武器も使いこなし、立ちはだかる敵を粉砕する鳴海たちの心強い味方だ。

本作に登場する強いおばあちゃんは、主人公である幽助の師匠となる幻海だ。彼女は人間界でも5本の指に入るほどの霊能力者で、霊力を使った武術「霊光波動拳」の使い手。この霊光波動拳の後継者を決める闘いで勝ち残った幽助の師匠となった。年齢は70歳を超えているが、霊力が高まると一時的に若返ることができる。作中の暗黒武術会編のボスである戸愚呂弟とはかつて仲間だったが、力を求めるあまりに道を踏み外して妖怪化した彼の蛮行を止められなかったことを悔いている。暗黒武術会の決勝前、幻海は己の老いを自覚しつつも、戸愚呂弟を止めるために闘いを挑むが無惨に敗北。暗黒武術会の優勝決定戦で、幽助はさらに力を増した戸愚呂弟と対決し、師匠の無念を晴らすのだった。

本作に登場する強いおばあちゃんは、羽馬家の姑の梨々依だ。合気道の達人で、羽場合気道教室の師範代も務める彼女は、嫁の風音と犬猿の仲である。合気道一筋で腕を磨いてきた梨々依に対し、風音は様々な武道を習得しているなど、身に着けた武術のスタイルも対象的な二人。言葉で分かり合えない場合には拳を交えることになる。打撃技を駆使する風音に対し、梨々依は投げや返しで応戦。またふたりとも娘＆孫である爽を溺愛しており、爽を巡って対決することも。しかし数々の嫁姑バトルを通じ、梨々依は風音のまっすぐな面を認めつつある。またご近所にトラブルがあった際には正義感に溢れる嫁＆姑がその力を駆使して解決していく。続編『嫁姑の拳Ｚ』も発表されている。

本作に登場する強いおばあちゃんは、主人公のマコト。彼女は少々偏屈な性格ではあるものの、好物のカレーを楽しみながら平和な日々を過ごす普通の老婆だ。そんな彼女の日常を脅かすのが、過去にマコトと何らかの因縁を持つ反社会的組織の男「布施」が送り込む殺し屋たち。作中の殺し屋たちは忍者もどきやスナイパーなどバラエティ豊かで、様々な方法でマコトを亡き者にしようとするが、彼らが襲い掛かろうとしたとたん老婆はいきなり姿を消し、全ての殺し屋を返り討ちにしてしまう。殺し屋でなくとも、彼女を老人と侮って無礼な態度を取った者には恐るべき鉄拳制裁が下ることも。そんなマコトの姿に勇気をもらい、人生を変える者も出てくるのだった。

本作に登場する強いおばあちゃんは、武闘民族である女傑族の総帥のコロンだ。女傑族は厳しい闘いの掟に生きる一族。作中のヒロインのひとりであるシャンプーは女傑族の一員で、修行中の乱馬と戦って敗れ、掟に従って乱馬を夫にするために来日。シャンプーの曾祖母であるコロンも曾孫と共に日本に渡り、中華料理店の「猫飯店」を営んでいる。コロンは百歳を超える老婆だが、作中内でもトップクラスの武術の使い手で、乱馬や彼の父の師である八宝斎にも引けを取らない腕前。また武術家の育成にも優れており、短期間で乱馬のスピードを飛躍的に上昇させている。乱馬を曾孫の婿と考えていたが、戦いを通じて無理に婚姻を進めることをやめ、以降は乱馬の良き相談相手となっている。