魅力的なアニメに登場する、作品の舞台となった地を訪問する聖地巡礼の中でも、特に魅力的だと思われる聖地を10個紹介。聖地の場所だけでなく、開催されているイベントも合わせて紹介し、聖地巡礼の魅力を伝えていく。
アニメの楽しみは、本編を楽しむだけではない。作品が継続中、終了後でも作品の舞台となった地を訪問する聖地巡礼も作品を楽しむ魅力の一つである。この記事では、魅力的な作品と、その作品の舞台となった地域を10個紹介していく。
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魅力的なアニメに登場する、作品の舞台となった地を訪問する聖地巡礼の中でも、特に魅力的だと思われる聖地を10個紹介。聖地の場所だけでなく、開催されているイベントも合わせて紹介し、聖地巡礼の魅力を伝えていく。
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高校の軽音部を題材に放送され、非常に大きな人気を博した、ゆるやかガールズバンドアニメ、『けいおん!』。作中に登場する、「私立桜が丘女子高等学校」のモチーフとなった学校は、滋賀県の犬上郡豊郷町にある「旧豊郷小学校」である。建築家であるウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した校舎で、聖地巡礼を抜きにしたとしても、建築物として楽しむことが出来る校舎である。観光客や「けいおん!」ファン向けに、自由に見ることが出来るよう、校舎内を含めて開放されており、放送終了後から長い時間が経過しているにも関わらず、未だ多くのファンが訪れている。作品では、外観、内観ともにかなり正確に表現されており、「平沢唯」達が過ごした空間と同じ空間を過ごすとこが出来るのが醍醐味である。「平沢唯」達が過ごした部室も、有志のファン達の寄贈によって、ティーセットなどが置かれており、作品の空気をそのまま楽しむことが出来ます。現在でも定期的にファンによるイベントが開催されているので、一度は訪れるべき、聖地巡礼スポットと言える。
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1期が2013年1月から放送され、非常に大きな人気を博した、「スクールアイドル」アニメ、『ラブライブ!』。作中は秋葉原周辺となっており、都心周辺のため、アクセスも非常によく多くのファンが訪れる聖地となっている。特に代表的な聖地は、千代田区にある、「神田明神」である。作中に登場する機会が非常に多いためか、訪れるファンも非常に多い。境内に向かう際の「男坂」は、作中に登場する「μ’s」のメンバー達がトレーニングをしていた場所であり、境内に入る前から作中の雰囲気を味わうことが出来るのも、非常に大きな魅力である。また神田明神は『ラブライブ!』とのコラボレーションにも非常に積極的で作品をあしらった絵馬や、神田明神限定の『ラブライブ!』グッズまで販売されており、まさにファンにとっては至れり尽くせりな聖地とも言える。神田明神周辺には他にも『ラブライブ!』の聖地が多数あるため、近くを訪れた際はまとめて聖地巡礼が出来るのも魅力的である。
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『ラブライブ!』の続編シリーズとして、異なる地、異なるキャラクターの「スクールアイドル」としての活動を描いた『ラブライブ!サンシャイン!!』。舞台も前回の東京都内から、静岡県沼津市に移り、ストーリーが展開された。海水浴場なども作中に登場した通りの風景が広がっており、キャラクター達と同じように砂浜に立つことが出来ます。風景自体も非常に美しいため、作品抜きにしても楽しめるのもポイントの一つである。また、主人公の「高海千歌」の実家が旅館という設定であったが、これは実際にある安田屋旅館をベースとしており、安田屋旅館には、フィギュアやグッズなども展示してある他、ファン同士の交流会なども開催されている。また、「あわしまマリンパーク」では3月から6月まで、ロングランで「リアル脱出ゲーム×ラブライブ!サンシャイン!!」のコラボイベントなども開催されており、ファンが楽しむことの出来るイベントも非常に充実している。自治体が積極的に作品とコラボしている地域のため、間違いなく楽しめる聖地巡礼スポットと言える。
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『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は2011年4月から放送された、オリジナルアニメ。幼馴染の「本間芽衣子」の死によって、それぞれに罪の意識や様々な想いを抱えた少年たちを描いた青春群青劇で、非常に素晴らしいストーリーが反響を呼んだ作品である。作品の舞台となった地域は、埼玉県北西部にある秩父市で、作中やイメージカットにも多く登場した、秩父橋は非常に有名な聖地巡礼スポットである。主人公の「宿海仁太」が走ったシーンのように真似をしてみるのも良いかもしれない。作中に登場する定林寺なども、現物は作品そのままの建物を見ることが出来、非常に細かいロケハンを行ったことが分かる。また、「超平和バスターズ」の秘密基地を再現した、「まめちゃん家」という焼き鳥屋さんもあり、作品にちなんだイベントなども行っている。『心が叫びたがってるんだ。』も同様に秩父市を舞台としているため、秩父市を訪問すれば、両方の作品の聖地巡礼が出来るのも魅力である。
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2018年4月より、第4期の放送も始まったSFアクションアニメ、『フルメタル・パニック!』シリーズ。主人公の「相良宗介」や「千鳥かなめ」が作中で電車に乗るシーンなども多数あったため、ご存知の方も多いように東京都の京王線沿線沿いが舞台となっている。こちらは大々的に自治体とコラボしたイベントやグッズ等がある訳ではないため、本来のひっそりとした聖地巡礼を楽しむことが出来るのがポイントである。作中に登場する、「都立陣代高校」は、実際に調布市の仙川にある、「都立神代高校」をモチーフとしており、外観も作中そのままの高校を見ることが出来る。中に入ることは、昨今の様々な事情のため出来ないが、外観だけでも楽しめるスポットである。その他「国領駅」「調布駅」「仙川駅」なども作中で、主人公達が利用している描写があるため、普段何気なく、通勤・通学に使用しているうちに気づかぬうちに聖地巡礼していたと考えると、次回から電車に乗ることが少し楽しくなるかもしれない。
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アニメーション業界に入り、夢を追いかける5人の女性を描いた、オリジナルアニメ作品である。アニメーション業界を生々しく描いた作品として話題になった作品である。これまでこういった作品は存在しなかったため、多くのアニメファンの心を動かした。作中で登場する「武蔵野アニメーション」を舞台としているため、武蔵野市周辺が聖地となっている。武蔵境駅は、作中にも多く登場し、当然ながら実在する駅である。その他駅前周辺は当然のことだが、作中のキャラクターが食べていたラーメン店などもやや名前が異なるが、同じ外観で存在し、キャラクターが食べていたのと同じように、ラーメンを味わうことが出来る。武蔵野市だけなく、調布の飛行場、秋葉原周辺、西東京市など、東京近郊に多数聖地が存在している。都内に住んでいる人は気軽に聖地巡礼出来る他、遠方から用事で東京を訪れた方も、観光のついでに『SHIROBAKO』の聖地巡礼を楽しむのも良いかもしれない。
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4コマ漫画を原作とした、作品で、京都アニメーション制作の話題作。女子高生の日常を題材とした作品で、誰にでも気軽に楽しめる空気感が、魅力の作品である。『らき☆すた』は、アニメと自治体が一つになって、町おこしに成功した最も最初の例とも言え、近年のアニメの聖地巡礼に大きな影響を与えた作品と、町おこしと言える。舞台となったのは、埼玉県幸手市の鷲宮周辺であり、作中に登場した鷲宮神社では、毎年多くのアニメファンが聖地巡礼に訪れる。現在では『らき☆すた』を中心とした町おこしというよりは、集うアニメファンと自治体による町おこしという形に変わっており、現在でも鷲宮のイベントでは、『らき☆すた』に登場する「柊かがみ」と同キャラと言える「かがみん」が登場し、アニメファンや地元の方々に愛されている。日本におけるアニメと地域の町おこしの先駆けとなった作品である。
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主人公の「キョン」の目線から繰り広げられる、「涼宮ハルヒ」を中心とした「SOS 団」の面々達との、日常および非日常を描いた作品である。深夜アニメを一般層に知らしめた程のヒット作品で、2000年代を代表する作品の一つと言える。作品の舞台となったのは、兵庫県の西宮市周辺で、大きな作品に関わるイベント等が開催された訳ではないが、多くのアニメファンが聖地巡礼に訪れた。甲陽園駅〜作中の「キョン」達が通う高校のモチーフとなった「西宮北高校」への道は「キョン」の通学ルートになっており、「西宮北高校」へ向かう際にも聖地巡礼が可能である。当然高校の中へ入ることは出来ないが、外観や周辺の道路等、作中に登場する風景と全く同じ景色を見ることが出来る。余談ではあるが、「西宮北高校」からの夜景は非常に綺麗なため、昼だけでなく、夜に訪問して見るのも非常に良いかもしれない。
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アニメーション制作会社である、「P.A.WORKS」を一躍有名制作会社とした、作品『true tears』。作品自体はやや古く、2008年1月の放送された作品だが、恋愛・青春をテーマとした作品としては非常に評価が高く、現在も根強いファンが多い作品である。城端に制作会社の「P.A.WORKS」があることから、作品には非常に多く城端の景色が登場する。特に作中には地元の祭りである「城端むぎや祭り」が登場、お祭りの時期に訪問すれば、作品で観たお祭りを生で見ることが出来るのも、非常に魅力的である。「城端むぎや祭り」では、自治体と「P.A.WORKS」作品が積極的にコラボしており、『true tears』のみならず、『SHIROBAKO』などの作品とのコラボレーションも行っているため、アニメファンも楽しめるイベントになっている。作品を抜きにしても、観光でも魅力的な地なので、是非一度は訪れて見て欲しい。
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「戦車道」という、洗車同士での模擬戦が、大和撫子の嗜みとなっているという独特の世界観が話題となり、ヒットした『ガールズ&パンツァー』。作中のシーンでは、大洗町の街並みを舞台に繰り広げられており、『ガールズ&パンツァー』と、自治体、大洗町の商店街でも積極的なコラボレーションは、全国的に見ても非常に有名である。作品にも登場した「大洗リゾートアウトレット」では、アウトレット内にある大洗地域の物産店「まいわい市場」で、『ガールズ&パンツァー』とコラボしたスイーツ、「あんこう焼き」も楽しむことが出来る。鹿島臨海鉄道、大洗駅では、「ガルパン仕様ラッピング列車」が運行されており、駅内では『ガールズ&パンツァー』の資料やグッズなども展示されている。作中にて洗車に突っ込まれた「肴屋本店」では、「ガルパン宿泊プラン」なども用意されており、『ガールズ&パンツァー』ファンなら聖地巡礼の際、宿泊にオススメである。このように『ガールズ&パンツァー』と多くのコラボが実現している、聖地・大洗町は確実に訪れておきたい聖地と言える。
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