2010年1月から12月にかけて放送された全12話のアニメだ。刀を使わない剣術「虚刀流」と奇策士「とがめ」の出会いがもたらす運命とは……。
伝説の完成形変体刀を集めるために、様々な刀の使い手と対峙する。思わず息が止まってしまう様なスタイリッシュなアクションが魅力的なアニメを紹介しよう。
2010年1月から12月にかけて放送された全12話のアニメだ。刀を使わない剣術「虚刀流」と奇策士「とがめ」の出会いがもたらす運命とは……。
刀を使わない剣術「虚刀流」の七代目当主の「鑢七花」は、姉の「鑢七実」と共に誰も知らない様な無人島・不承島で暮らしていた。ある日、奇策士「とがめ」と名乗る女性が訪問する。伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」が生涯をかけて完成させた、12本の完成形変体刀の収集を幕府より命じられて「七花」に協力を求めてきた。そこに、変体刀を狙う組織らの奇襲や「とがめ」の説得もあり、完成形変体刀十二本を集める旅を始めるのであった……。
日本の江戸時代ごろの歴史や文化と似たような光景が描かれている。刀を中心とした時代背景、忍者や侍、登場人物たちの戦闘スタイルなどが時代を感じさせる。この作品では刀を取り戻すための戦闘シーンがメインとなる。絵柄からもある程度に想像できる通り、過激なシーンは少ないので安心して頂きたい。ストーリーに相反して、コミカルな場面もほどほどにあるので気軽に見れる作品となっている。
数々の刀の特性と体術を使った多彩な戦闘シーンが魅力的なポイントだ。躍動感あふれる動きで、格闘ゲームのようにスタイリッシュに繰り広げられる技の演出には思わず熱くなってしまうだろう。登場する12本もある刀の形・特性・由来は、好奇心を刺激する楽しみの一つとなるだろう。戦闘中の会話などで、戦闘が省略可されている部分はあるものの、重要な場面での動きは光るものがある。戦闘スタイルは作品の世界観にも一致しているので、違和感なく楽しむことができるだろう。まさにアクションに特化した、戦闘が好きな方にはたまらない作品となっている。
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