こんなものまで⁉ 擬人化をテーマにしたマンガ483 Pt.

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擬人化マンガといえばこれ! 本作品は、世界史をモチーフの主軸とし、世界の様々な国固有の風俗、風潮、気風、風土などを人型に模したキャラクター達が織り成す、国擬人化歴史コメディ。第2次世界大戦の枢軸軍（イタリア・ドイツ・日本）を主軸とした各国のキャラクター達のドタバタを忠実の出来事やエスニックジョークを交えて描いている。当初は作者の個人サイト「キタユメ。」にて連載開始。作者公式サイト以外ではコミックバーズの2010年8月号と2011年11月～2013年8月号に連載。2014年9月からは集英社のウェブサイト『少年ジャンプ＋』で現代を主な時代背景にした『ヘタリア World☆stars』が連載中。主人公は「北イタリア」を擬人化したイタリア＝ヴェネチアーノ。イタリアは、お茶目で陽気、そして泣き虫な男の子。そんなイタリアの面倒を見るのが日課になっているのが生真面目で苦労性のドイツ。絵柄も可愛く、親しみやすいうえに世界史の勉強にもなるマンガである。

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人の身体の中にある細胞を擬人化した作品。「月刊少年シリウス」にて2015年3月から連載中。メインキャラクターは赤血球と白血球。キャラは全て細胞名で統一されているため、名前はない（個体識別番号のみ）。病原体などはモンスター・怪人化して描かれている。赤血球の仕事は体の隅々の細胞へ酸素を運び、肺へ二酸化炭素を送ることであるが、番号「AE3803」の赤血球の女子は新米でよく迷子になるドジッ子。仕事中にまた迷子になり、うろついているとそこへ床（血管内皮細胞）を突き破り、街（体内）を襲い始める肺炎球菌が登場。細胞たちのピンチに、敵を見つけるや否や鬼神の如く戦う白血球が駆けつけ駆除するのであった。細胞と菌はすべて実在するもので、我々が普段耳にしないものまでたくさん登場するので、細胞と人体の仕組みを理解できる良い機会かもしれない。

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「全国47都道府県」を擬人化したマンガで、各都道府県の県民性や歴史に合わせたキャラクター構成になっている。原則各都道府県につきキャラは一人であるが、兵庫県と岐阜県は、地域ごとの地理・歴史・文化の違いが大きいためキャラが複数に分割されており、キャラは総勢50人いる。性別は読者の判断に任せる設定になっている。また各キャラの体重は、土地の面積で表現されており、4巻のキャラ紹介で掲載された好きな花、好きな鳥などは、各県の県花、県木などとなっている。元はWebマンガで、書籍は2016年6月現在計4巻が刊行されている。実際の県民性とは異なる場合があるのは当然だが、県それぞれに抱くイメージとキャラの性格が合っているのが面白い。自分の生まれた県、今住んでいる県はどのようなキャラなのか調べてみるのもいいだろう。

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読みは「あおはるてつどう」。鉄道を擬人化したマンガである。（あくまで路線であり、車両ではない。）2006年3月18日の東武鉄道ダイヤ改正に端を発して同人作品が発表され、後にメディアファクトリーより同人作品の書き下ろしを加えて単行本化。同社『コミックフラッパー』にて2009年11月号から2011年9月号まで連載。その後、同社『月刊コミックジーン』に移籍し、2011年10月号から2014年4月号まで連載。その後、ウェブコミックマガジン『コミックウォーカー』に移籍し、「青春鉄道（株）」と改称して2014年4月から月二回で連載開始。現在も同人と商業の両方で連載されている。セリフも鉄道擬人化ということで、「架線が弱い」「ダイヤが乱れる」「振り替えを頼む」などの発言が多々みられる。日本一稼ぐくせに日本一金に細かい東海道新幹線、ひたすら独自路線を突っ走る九州新幹線、そんな二人に板挟みになるイケメン山陽新幹線、その他在来線、地下鉄、私鉄、総勢64路線が登場。普段使う路線も彼らが頑張っていると思えば通勤・通学も楽しくなるかも。

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前代未聞の害虫擬人化マンガ!! 女性向け雑誌『B's-LOG COMIC』（ビーズログコミック）にて連載中。主人公の五木るりおと、住み家を壊され一人逃げてきた居候の白田ありきちは、揃ってニート。（モデルは言わずと知れた黒いあの害虫と、シロアリである）。二人ともわりとイケメンだったが、その顔面偏差値を何に生かすでもなく、毎日を無為に過ごしていた。近所に住む蛾のおばちゃんと騒音トラブルを繰り広げたり、木片を食ったり、バ○サンを焚かれたりで、毎日ドタバタ。家主のおじさんには虫にしか見えていないので、容赦のない攻撃が五木を襲う。ギャグも冴えわたる、ゆるいギャグマンガ。これを読んで少しでも害虫に愛着がわけば……いや、無理がある。