田村由美の代表作の一つ。巨大隕石の衝突による滅亡が避けられない近未来の地球が舞台となっている。人類存続のため、若くて健康な人間をコールドスリープ状態にし、地球環境が再び人間の生存に適した状態になったタイミングで解凍して未来に人類の種を残そうとする「7SEEDS」計画を描く物語。春・夏A・夏B・秋・冬の全5チームに分けられた若者たちと、それぞれのチームのガイドを含めた全40名は、突然未来の地球へと放り出されてしまう。過酷な環境で行動する中で各チームが次第にまとまってきた頃、生き残るために重要なポイントが佐渡島にある可能性が浮上し、そこで105人の子供たちがコールドスリープ状態で眠り続けていることが判明する。一行は、自分たちの落ち着ける住処を見つけるため、佐渡の研究施設にいる子供たちの救出を目指す。本作は、ハードなサバイバル要素を含む近未来SF。不安定な気候、未知の病気などが人間を襲う危険な環境が設定されており、大きな食虫植物やトカゲのような生物、巨大なミミズなど平穏な世界には存在しない多種多様な生物が生息する世界が構築されている。小学館「別冊少女コミック」2001年11月号から2002年4月号まで連載されたのち、同社「月刊フラワーズ」に移籍し、創刊号である2002年6月号から2017年7月号まで連載。2007年に第52回「小学館漫画賞」少女向け部門を受賞。アニメ化され、第1期が2019年6月から、第2期が2020年3月からNetflixにて配信。2024年12月には舞台が上演された。