『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の監督として人気の高い「長井龍雪」。懐かしい風景に定評のある彼が監督として携わった作品を7作品紹介する。
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の監督を務め、2011年に「芸術選奨新人賞メディア芸術部門」を受賞した「長井龍雪」。彼が監督として携わった作品の特徴と見所を紹介していく。
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『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の監督として人気の高い「長井龍雪」。懐かしい風景に定評のある彼が監督として携わった作品を7作品紹介する。
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生まれつきの目つきの悪さからヤンキーと勘違いされる不憫な高校生「高須竜児」は、高2の春の新しいクラスでミニマムサイズな身長の美少女「逢坂大河」と同じクラスになる。クラスメイトからヤンキーと誤解されていた「高須」が「逢坂」と出会うことによって徐々に周りの誤解も解けていき、親密な間柄にまで発展する青春恋愛ストーリーである。お互いの恋を応援していたが、変化する自分の気持ちを押し殺してしまう「逢坂」や「櫛枝実乃梨」の気持ちには、恋愛をしたことがある人にはグッとくる内容だろう。好きを我慢してまで応援するつらさや彼女たちの恋愛の仕方には、心打たれ感動してしまう事間違いなし。
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舞台は総人口230万人の東京都西部にある巨大な都市「学園都市」。そこでは能力開発が行われており、主に特別なカリキュラムで能力を得た学生たちが住んでいる。能力はレベルによりランク付けされており、最高位の「レベル5」と呼ばれるランクを持つ能力者がこの都市に7人いる。その中の1人、名門お嬢様学校「常盤台中学」に通う女子中学生「御坂美琴」と彼女の後輩で「風紀委員(ジャッジメント)」として働く「白井黒子」たちの周りで起きる日常を描いた作品。各キャラクターの個性が強く、どのキャラクターも魅力に溢れているが、何よりもおすすめしたいのは、そのキャラクターたちによる戦闘シーンである。発電系の能力者である「御坂」の戦闘シーンは「雷撃」を扱うという事もあり爆発の描写が多く、他に比べると一段と派手である。誰かのために動く彼女の他人思いな所と、その戦闘シーンは誰もがかっこいいと思う事間違いなし。
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2011年に放送されて以来、人気が収まる事のない本作。高校受験に失敗し引き籠もりになってしまった「宿海仁太」。ある日、彼の元に幼い頃に亡くなっているはずの「本間芽衣子」通称「めんま」が、自分の願いを叶えて欲しいと現れた。彼女が亡くなってから自然と離れ離れになってしまった幼馴染たちが再び集結し、「めんま」の願いを叶えるために奮闘する。それぞれが抱える思いは大きくぶつかり合うこともあるが、「めんま」の死と真正面に向き合えるようになり、絆を取り戻していく。複雑になってしまった関係はそう簡単に解決できるものではないが、それぞれの「めんま」への想いが繊細に描かれている。懐かしい風景に小さい頃の思い出が重なり、涙してしまう視聴者も多くいるほど心に語り掛けてくる作品となっている。
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祖父の遺した8mmカメラで撮影することが趣味の高校生「霧島海人」は、ある夏の夜、湖周辺で夜景を撮っていると、突然光りだした空からの突風に襲われ、気づけば自室のふとんの上にいた。翌日学校へ行くと1人の美少女「貴月イチカ」が転入してきたことから始まる学園ラブストーリー。「イチカ」の出現以来、しばしば謎の体調不良を起こしては彼女に治癒され、同棲するようになった主人公は、日々過ごすことで次第に惹かれていく。実写のような背景が秀逸であり、実際に長野県小諸市が舞台として作られているため、町や駅などの風景にどこか懐かしさを感じるような映像となっている。
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全国64スクリーンで公開され2日間で16万人を動員した作品。テレビシリーズで描かれなかった過去のエピソードやヒロインである「本間芽衣子」通称「めんま」が成仏して1年後の「超平和バスターズ」の姿も描かれている。テレビで放送されたシーンに過去のエピソードが加えられたことにより、最終回がより感動するような映像になっている。総集編から上映されるため映画から見た人でも感動してしまうことだろう。アニメ版も必見だが、劇場版もぜひ視聴して見比べて欲しい。
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幼い頃に何気なく発した言葉が原因となり、家族がばらばらとなってしまった少女「成瀬順」。突然現れた「玉子の妖精」によって言葉を発しようとするとお腹が痛くなるという呪いをかけられてしまい、それがトラウマで心を閉ざしてしまう。そんな彼女が担任に任命された「地域ふれあい交流会」のメンバー3人と過ごしていく青春物語。言葉を発することができない「順」が唯一のコミュニケーションツール「携帯メール」で仲間たちとどのように、心通わせることができるのかは注目して欲しい。また青春時代の気持ちを蘇らせてくれるようなストーリーは、感情移入しやすくあの頃に戻りたいと思えるような映像になっている。2017年7月22日には実写映画の上映が決定しており、アニメ版を見たことがない人はぜひ、実写映画を見る前にチェックして欲しい。
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「厄祭戦」という大きな戦争が終結してから約300年が経った世界が舞台。地球圏はそれまでの統治機構を失くし、新しい支配体系をもった新たな世界が構築されていた。しかし、地球から離れた火星圏では新たな戦いの火花が生まれようとしていた。主人公「三日月・オーガス」は民間警備会社「クリュセ・ガード・セキュリティ」に所属しており、地球統治下にある火星都市「クリュセ」を独立させようとする少女「クーデリア」の護衛任務を受ける。しかし「クリュセ・ガード・セキュリティ」は「三日月」たち子供を囮に撤退してしまうのだ。「ギャラルホルン」の撃退を託された「三日月」が「厄祭戦」の時のモビルスーツを使い戦いに挑む。注目して欲しいポイントは、少年たちが不誠実な大人たちに虐げられながらも仕事に向き合い、助け合いながら少しずつ成長していくところである。戦闘も派手に描かれており、魅力満載である。
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