マンガ誌『りぼん』の懐かしの名作7選90 Pt.

マンガ誌『りぼん』で連載されていた名作を7作品ご紹介する。

渋谷最強のカリスマギャルで主人公の「寿蘭」と、彼女の友人「山咲美由」「星野綾」たちとの友情や恋愛を描いた作品。1998年から2002年にかけて連載されていた本作は、当時のギャルの流行やファッションも扱っており、読者の中にはこの作品を見てギャルを目指そうとする人も多く存在していた。連載されていた時期の流行が読むだけで分かり、非常に懐かしさを感じる作品である。

主人公「藤原愛実」を始めとした、個性豊かすぎるキャラクターたちのドタバタな日常を描いたギャグマンガ。作者「津山ちなみ」のデビュー作であり、1995年連載開始から現在もなお連載中。『りぼん』の連載作品では最も長い。少女マンガ雑誌に掲載されているにも関わらず、バイオレンスとエロが売りだが、4コマなのでとても読みやすい作品。

聖女「ジャンヌ・ダルク」の生まれ変わりとして、現代に生を受けた主人公「日下部まろん」。彼女は普段は普通の女子高生だが、実は世間をにぎわす「怪盗ジャンヌ」であった。美術品に乗り移った悪魔を回収し、神の力を取り戻すという使命をこなしているのである。1998年から2000年まで連載されており、作者「種村有菜」の代表作の1つとなっている。

両親の急な引越しのため、中学卒業まであと半年を残して一人暮らしをすることになった主人公「吉川菜緒」。手頃なマンションも見つかり楽しい新生活がスタートするはずだったのだが、新居にはなぜかもう一人「上原久志」という少年がいた。そこから秘密の同居生活がスタートするのだった。1997年から2002年にかけて連載されていた作品で、連載終了から4年後には続編である『グッドモーニング・キス』の連載が始まっている。

主人公「南野のえる」は勝手に転校してしまった双子の姉「まりあ」を連れ戻すべく、女装をして姉の通う学園に転校する。性別は違うものの顔が瓜二つの双子なため、弟「のえる」の女装は違和感がなく完璧。そんな双子を中心に繰り広げられる、波乱の恋愛模様を描いた作品だ。本作は1997年から2000年まで連載されており、作者は『ママレード・ボーイ』などで知られる「吉住渉」である。