華麗な推理ショー!! 強敵と戦う探偵達!106 Pt.

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青山剛昌原作『名探偵コナン』に登場する江戸川コナンこと本名は工藤新一。国民的周知度はナンバー1な探偵であることに異論は認めない。高校生の新一は幼馴染の毛利蘭と遊びに行った遊園地で、黒ずくめの男達の怪しい取引現場を目撃し、毒薬を飲まされて目が覚めたら子供の姿になっていた。父親が探偵をしている蘭の家に居候することになり、蘭の父である小五郎に代わって、コナンは次々と事件を解決していく。頭脳明晰で運動神経抜群のコナンだが、歌だけは下手な様子。コナンの良きライバルであり良き仲間でもあるのが、西の高校生探偵の服部平次。最初は新一に対して対抗心を燃やしていたが、新一を探偵として認め、コナンと新一が同一人物だと見抜いた。コナンの正体を知って以来、正体がバレそうになったコナンをフォーローしたり、事件が起きると協力して事件解決に努めている。幼馴染の遠山和葉が絡むと、探偵としての冷静さを失うこともしばしば。幼児化する薬を作った黒の組織を追うコナンとコナンの正体を知る者達、原作では黒の組織の関係者が多く登場し、その秘密に迫りつつある。今後の展開に目が離せない!

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天樹征丸原作、さとうふみやが描く『探偵学園Q』の主人公、キュウ。中学三年生で探偵養成学校DDSの最上位クラスであるQクラスに所属している。天真爛漫で好奇心旺盛な明るい性格。平凡に見えるが柔軟な発想や推理力で仲間達と共に事件を解決していく。キュウと並び立つのは同じくQクラスに所属するリュウ。容姿端麗、品性方向、同じ中学生でありながらアメリカの大学入学資格を持っている天才だ。犯罪組織である冥王星との関係を匂わすリュウ。リュウと冥王星の関係や、キュウとリュウが仲間として絆を深めていく様子はぐっと胸にくるものがある。多くのサスペンスやミステリーは主役である探偵がピンで立たされることが多いがこの作品では同じ年頃で探偵になることを夢見る仲間達と強力しあい、事件を解決していく様子を描いているという点でも新鮮で面白い。　

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天樹征丸原作、さいとうふみやが描く『金田一少年の事件簿』の主人公、金田一一を紹介する。お調子者でちょっぴりおバカな高校生の金田一は運動オンチで成績も底辺だが実はIQ180の天才児。祖父は名探偵の金田一耕助。一度事件が起これば普段の彼とは打って変わり、祖父譲りの推理力で事件解決へと導く。事件の被害者の気持ちを考えたり、犯人であっても思いやりのある言葉をかけたりと、他の人にはない強い正義感と優しさを見せる。事件の真相を暴き、犯人が罪を認め泣き崩れる場面で金田一がかける言葉は深みがあり、思わず涙してしまう。『金田一少年の事件簿』には一つひとつの事件の背景が深く、キャラクターが抱えている想いが大きいので、ひとつの事件に読み応えがある。金田一にとっての宿敵は犯罪芸術家の高遠遙一。地獄の傀儡子と名乗る彼は直接手を汚さずに殺人事件に加担し、得意のマジックで警察を巻く犯罪の天才だ。『金田一少年の事件簿20周年記念作品』や『金田一少年の事件簿R』では高遠の登場話も多く、金田一と高遠の対決に盛り上がりを見せられる。高遠が少年時代に巻き込まれた事件を描いた『高遠少年の事件簿』も発売されている。　　

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『金田一少年の事件簿』シリーズからはもう一人紹介する。容姿端麗、頭脳明晰、警視という肩書を持つ若きエリート明智健悟だ。警察というよりも金田一のように探偵のような立ち位置で難解な事件を解き明かす。作中では金田一と共に事件解決のために努めている。明智の若かりし警部時代を描いたスピンオフ作品『明智警部の事件簿』も発売している。『明智警部の事件簿』では若い明智が部下の小林竜太郎とバディを組み、次々と起こる事件を解決していく様子が描かれている。『明智警部の事件簿』はマンガを佐藤友生が担当。華麗で優雅、口から飛び出す嫌味、明智というキャラクターは変わらない。部下の小林をいじりながら事件に挑む若い明智は新鮮だ。『金田一少年の事件簿』と合わせて『明智警部の事件簿』も読んでもらいたい。明智の魅力をさまざまな角度から見ることができるはずだ。