初連載作『まじっく快斗』に続く青山剛昌の連載作品。『名探偵コナン』で知られる同作者の出世作で、代表作の一つである。現代の日本を舞台に、天下一のサムライを目指す少年、刃と剣の魔力で鬼になった鬼丸との戦いを描く冒険活劇である。物語は、鬼丸が風神剣の魔力により鬼と化したことを発端として動き出す。刃は風神剣の対となる雷神剣を求めて武蔵のもとで修行を積み、次々と襲いかかる鬼丸の刺客「八鬼」や「鬼丸四天王」との戦いを繰り広げる。その後、日本各地に散らばる「伝説の玉」を巡る争奪戦が展開され、かぐや姫やピラミッド、地底世界、ヤマタノオロチといった多様な要素が物語に組み込まれていく。本作は、冒険活劇の要素を持ったコメディタッチの剣術アクションである。武蔵や小次郎、十兵衛といった実在の剣豪をモデルとしたキャラクターの他、カエル男やナマコ男といった動物の擬人化キャラクターが多数登場する点が特徴となっている。小学館「週刊少年サンデー」1988年39号から1993年50号まで連載。1993年に第38回「小学館漫画賞」児童部門を受賞。テレビアニメの第1作が1993年4月から1994年4月まで、第2作が2025年4月から9月まで放送された。