短いタイトルのアニメを紹介772 Pt.

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背中に大きなゼンマイが付いてるのに、誰もそこにツッコみを入れる事がないロボット「東雲なの」と、そんなロボットを作ったどう見ても幼女の天才「はかせ」、さらに赤いスカーフが特徴のしゃべる猫「阪本さん」が暮らす「東雲研究所」。そこには、非日常的な風をした日常がある。そんな非日常の中で作られた「東雲なの」が通う学校にも、「相生祐子」と「長野原みお」、「水上麻衣」という非日常的で個性豊かな友人が通っている。何が起こるかわからない、何が起きてもおかしくない。そんな笑いばかりの日常は、非日常の積み重ねで出来ている。アニメ『日常』は、そんな何気ないシュールな笑いを、分かり易く且つ面白可笑しく描いている作品だ。

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母から受け取った小さな人形。その人形を自由に扱い、小銭を稼ぎながらある女の子を探す旅をしている主人公の「国崎住人」。その女の子を探す事は、小さな人形と共に母から託された使命であるのだが、その意味もわからないまま旅をしている。旅の途中に立ち寄った海の見える街で様々な人と出会っていく。そして、自分の中にある前世の記憶と共に、母から託されたある少女の事を思い出す。『AIR』というタイトルも含め、作品の内容の深さに様々な意見が交差する人気の作品である。

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推理小説の「古典部シリーズ」をアニメ化した『氷菓』。自分から何かをする事を好まず、いわゆる省エネで人生をなんとなく過ごしていきたいと考える高校一年生の「折木奉太郎」。ある事件をきっかけに「千反田える」に興味を持たれてしまい、何故か廃部寸前となった「古典部」に入部する事となってしまう。そして好奇心旺盛な「千反田える」の「わたし、気になります」の一言で、様々な事件に関わっていくことになる。「千反田える」に加え、中学から腐れ縁の付き合いである「福部里志」と「伊原摩耶花」を加えた4人で、数々の事件を解決していくミステリー推理作品。ちなみに、タイトルとなっている『氷菓』は物語でも触れる難題の一つである。

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人ではない存在、「亜人」になってしまった主人公の「永井圭」。人類の中に、なにをしても死ぬことのない「亜人」がいると学校で習っていたが、学校帰りに偶然トラックにひかれ交通事故にあってしまった「永井圭」は、そこで始めて自分が「亜人」であるという事を知る。自分が「亜人」である事を知られると、まわりの反応は金目的や人体実験といった悲惨な対応ばかりである。警察や国家、報奨金目的の不良などが襲ってくる中、唯一自分を守ってくれたのは昔の友人「海斗」だけだった。「海斗」の助けを借りてなんとか逃げ切ったが、自分が生き延びるにはこのまま「海斗」を巻き込むわけにはいかないと思った「永井圭」は自分から「海斗」から離れる事を選択する。その後、「亜人」同士という接点から知り合った「佐藤」を一度は信用したが、「佐藤」のもくろみに共感出来ない「永井圭」は、「佐藤」と戦うことを決意する。死ぬことのない「亜人」という存在同士の激しいバトルが鮮明に描かれているホラーファンンタジーの超人気作である。

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『鬼斬』とは、「神喰い」と呼ばれる異世界の悪魔や、それに殉じ人々に害をなす悪い存在と戦う少女達の物語であるはずなのだが、実際は話が進むにつれ色々な方面へと面白おかしく脱線を繰り返すギャグコメディーアニメだ。人々に恐怖を与え、神に牙をむく存在の魔物達を「神喰い」と呼び、「静御前」を中心とした「義経」・「茨木童子」・「かぐや」・「あまてらす」の一行は、どたばたの珍道中を続けている。道中で巻き起こる様々な事件を、神喰いの仕業として解決の手助けをするのだが、実際に解決となっているかは不明である。5分アニメというショート作品の中でも、何度も再放送を繰り返す超人気アニメの一つだ。

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7人の「王権者」とその配下「クランズマン」によって、世界の均衡は保たれていた。各々で7人7色の役割を持っている「王権者」達は、立場や考え方の違いで頻繁にぶつかり合っていた。特に、「第3王権者赤の王」「周防尊」と「第4王権者青の王」「宗像礼司」は、お互いの信念も性格も正反対なために衝突することがよくある。ある日、いつものように「クランズマン」を率いた「第3王権者赤の王」と「第4王権者青の王」の争いに1匹の白い「ネコ」と「伊佐那社」が巻き込まれてしまう。そこへ、「第7王権者無色の王」「夜刀神狗朗」が現れ、二人を助けた。この出会いにより、「ネコ」と「伊佐那社」は「第7王権者無色の王」の「クランズマン」となり、「王権者」の戦いに身を投じる事になる。キングの「K」が7人いる世界観を、美しい映像で作り上げている人気のアニメである。

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地球上で、人類が生きていける環境を守っている結界。その結界の命運を握る存在として生まれてきたモノを神の威をカルモノ、通称「神威」と呼んでいる。「神威」を巡り争う二大勢力が、異能の力で人類を守るために戦う「天の龍」と異能の力で人類を滅亡させようとしている「地の龍」。この二大勢力が求める「神威」として生まれてきたのが「司狼神威」である。「神威」の名を持ち、人類の命運を握る宿命を背負った若者が「東京」という結界の中心にやってきた所から物語は始まる。家族がいる「刀隠神社」を訪れ、久しぶりの再会を果たし、様々な出会いの中で「司狼神威」は「天の龍」に加勢する決意を固める。しかし、悲しくも「神威」の力に目覚めた幼馴染の「桃生封真」と戦う運命が待っていたのである。「神威」という運命を背負う二人が交差する”X”。そして、地球崩壊の”X”Dayに向けて、「天の龍」と「地の龍」の戦いは激しくなっていく。