通行人、メインキャラクターの背景にいるキャラクターなどがモブキャラの例。だが、昨今のアニメでは名前が付けられたり、台詞があったり、何回も登場することもある。今回は印象的なモブキャラが登場するアニメを紹介する。
モブキャラクター(モブキャラ)とは、原則として名前を持たず、群衆として扱われるキャラクターのこと。今回は印象的なモブキャラが登場するアニメを紹介する。
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通行人、メインキャラクターの背景にいるキャラクターなどがモブキャラの例。だが、昨今のアニメでは名前が付けられたり、台詞があったり、何回も登場することもある。今回は印象的なモブキャラが登場するアニメを紹介する。
『ジョジョの奇妙な冒険』で登場する「ディオ」の取り巻き2人組を紹介。この作品には印象的なモブキャラが多いが、今回はこの2人組を選んだ。その理由は、『ジョジョの奇妙な冒険』をよく知らない人でも、一度は聞いたことがある台詞の発言者だからだ。アニメでは第1話で聞くことが出来る。「ディオ」は「ジョナサン」に執拗な嫌がらせをするのだが、その中で、「ジョナサン」が想いを寄せる「エリナ」のファーストキスを奪ったことがある(知っている人は知っている、効果音がズキュウウウン!! のシーン)。この時取り巻きが「さすがディオ! おれたちにできない事を平然とやってのけるッ」「そこにシビれる! あこがれるゥ!」と叫び、非常に印象深いシーンとなった。なお、アニメでこの取り巻きの声を担当した声優は、「ちゃんと言えないとファンに恨まれるよ」と音響監督に釘を刺されたらしい。名前はないが、非常に有名なモブキャラと言えるだろう。
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『TIGER & BUNNY』本編で頻繫に登場する少女を紹介する。第1話では、乗車中のモノレールが強盗にジャックされたり、ヒーローが出演するイベントで人質役になったり、テロにあったショッピングセンターに実は買い物客として来ていたなどアクシデントに巻き込まれることが多い。また、名前のないモブキャラにしては、紫色のワンピース、栗色の髪、両目にある泣きぼくろと特徴があり、記憶に残りやすい。テレビアニメ以外にも、同作品の劇場版アニメでもしっかり登場していた。放送当初、ほぼ毎回映るので、実はキーパーソンではないかと考えた視聴者もいたそうだ。名前がないモブキャラだが、制作スタッフはこの少女を「巻き込まれ少女」「巻き子」「モブ子」と呼んでおり、通称などは視聴者に任せると公式側から発言があった。アニメを視聴する度にどこに登場するのか、一種の楽しみになるキャラクターである。
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『ラブライブ!』から、「神モブ」と呼ばれるようになった女子3人組を紹介。「高坂穂乃果」のクラスメートで、「フミコ」「ミカ」「ヒデコ」という名前がそれぞれある。「穂乃果」がスクールアイドルをやると言ってから「応援する」と約束し、作中では確かにその約束を果たしている。ビラ配り、呼び込み、音響、照明など裏方として「μ's」を支えた。また、彼女たちは作中でのキーパーソンにもなり、「穂乃果」ひいては「μ's」を何度も救ってきた。そのあまりの優秀さから、「ラブライブ!」のファンからは「神モブ」と呼ばれるようになったらしい。作中での活躍を見れば、納得の通称である。ファンの鏡のようなキャラクターだと言えるだろう。
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』から第2話にて出てくる人物を紹介する。学園に侵入した怪しい人物の中に、黒い帽子を被った、チンピラ風の男がいる。「ジン」という名前のキャラクターだが、ファンの間では「ズドンさん」と呼ばれている。というのも、「ライトニング・ピアス」という貫通力の高い電撃の魔術を「ズドン」のひと言で発動させたからだ。通常、呪文の詠唱は三節で行われるが、略して発動することも出来、高速で魔術を放てる。それを、この「ズドンさん」はその一節すら短くし、連続で放てる。実は詠唱呪文としては作中最強。出番は少ないが、すごいことをやっていたキャラクターであった。ただ、主人公たちにとっては敵でもあるので、その後の彼の境遇は容易に察せる。
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『マクロス7』に登場する少女を紹介。大きな白い帽子と花束が特徴で、主人公「熱気バサラ」のファン。花束をプレゼントしようと頑張っており、「バサラ」の所属するロックバンド「FIRE BOMBER」が行く所どこでも現れる。全話に渡って登場するのだが、タイミングの悪さと彼女の消極的な行動のせいで、いつも渡しそびれていた。名前は設定されていないのだが、その行動力と一途な姿勢から視聴者に人気。「真のヒロイン」とも呼ばれたこともあるらしい。彼女がきちんと花束を渡せたのか、アニメを視聴して確認して欲しい。
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