この絶望感に勝てるのか!? 『進撃の巨人』を振り返る741 Pt.

アニメ、実写映画され一気に人気作品となった諫山 創の『進撃の巨人』。
作品の人気の秘密は、世界観と、圧倒的な絶望感だろう。壁に囲まれた世界に突如襲い掛かってくる巨人。その迫力が凄い。既に有名な本作だが、今一度どんな作品なのか振り返ってみよう。

作成日時:2016-07-01 18:00 執筆者:マンガペディア公式

『進撃の巨人』とは

107年前突如現れた巨人に人類は次々と捕食され、最早滅亡を待つだけとなっていた。
しかし人類は総力を結集して巨人が超える事のできない壁を作り、なんとか絶滅を免れることができたのだ。

それから100年。
長らく続いた平和は、巨人達に対する恐れを薄れさせていた。そして仮初の平和はある日突然破られる事になる。
突如現れた超大型巨人。
それは人類が築いた50メートルの壁を超える大きさだった。壁が破壊され、巨人に侵入された人類の生存可能地域はウォール・ローゼと呼ばれる内壁の中まで後退してしまったのだ。
そんな巨人の支配から、世界を解き放つために闘う少年・少女達の物語。

2013年にアニメ第1期が放送され、2016年には第2期の放送が予定されている。
また、2015年には実写映画化もされ、軍艦島で撮影したというその迫力が話題を呼んだ。
別冊少年マガジンにて連載中、コミックは第19巻まで発売。最新20巻は2016年8月9日発売予定。

■多くの謎と魅力的なキャラクター

エレン、ミカサ、アルミン、大人気のリヴァイ兵長など、多くの魅力的なキャラクターがでてくる『進撃の巨人』。
その中でも多くの秘密を抱えているのが、主人公のエレンだ。
話の中で巨人とは、人間が変身したものである事が発覚する。そしてエレンにもそのチカラがあるのだが、力をどこで手に入れたのかは覚えていない。
少しずつ思い出される記憶のなかで、多くの秘密の答えがウォール・マリア内にあるエレンの家の地下室に隠されている事を思い出す。
失踪した父親が残した地下室の謎。
人類は巨人の秘密を探るために、まずウォール・マリアの奪還を目指す事になるのだ。

■考え抜かれた設定

『進撃の巨人』では、多くの詳細な設定がある中、花形となるのが壁外を探索する調査兵団だ。
彼らが携えている装備がとても良く考えられている。巨人には通常の武器は効果がなく、どれだけ傷をつけてもすぐに再生して元にもどってしまう。
その巨人の唯一の弱点がうなじ。うなじの肉をそぎ落とすことで、巨人は再生できず即死することがわかっているのだ。
そのために開発されたのが、カッターのような刃をもつ剣と立体起動装置。これを用いて挑む格闘戦だけが唯一の有効な手立てとなっている。
刃がカッターのようになっているのは、刃の切れ味を維持するため。使えなくなった刃は予備の刃とすぐに付け替えることができるようになっている優れた装備だ。


最新19巻では、ついに人類の生存をかけた最後の戦いが幕を開けた。
エレンたちが目指すはウォール・マリアの奪還と地下室の探査。そして、巨人たちが目指すのはエレンの身柄と、壁中人類の全滅。
果たして闘いはどのような結末を経るのか。この戦いは見逃せない!

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