拳に自分のすべてを込める！必殺パンチを持つキャラ特集オススメ漫画５選39 Pt.

3年にも及ぶ特訓の末、サイタマは髪の毛と引き換えに無敵の力を身につける。そしてヒーロー活動の中でサイボーグの青年・ジェノスと知り合い、彼を弟子に取る。強くなりすぎたことと、一向に名声が上がらないことに業を煮やしたサイタマは、ジェノスの助言もあり「プロヒーロー」の養成機関・ヒーロー協会の門を叩くことに。成績が悪くC級の最下位からスタートするも、街を襲う巨大怪人たちを前に持ち前のパンチで連戦連勝。ランキングを上げS級のヒーローたちとも対等に渡り合ってゆく。S級ヒーローでさえもやられてしまうような強敵も、「普通のパンチ」一撃で粉砕してしまうサイタマの能力は規格外だ。それに反して本人は至って涼しい顔なのもシュールで面白い。

トリコが狩りをする姿を目の当たりにした小松は、その規格外の強さに感銘を受け同行することに。さっそく二人はガララワニが生息するバロン諸島へ向かうが、想定外の巨大さに絶体絶命の危機を迎える。しかし、トリコは手刀で難なくワニを倒し、極上の肉に舌鼓を打つ。その後もトリコは自らの夢である「人生のフルコース」のために美食屋を続け、小松もまた未知の食材への関心から彼と行動を共にしてゆく。トリコは基本素手での闘いを得意とし、特に必殺技の「釘パンチ」は拳を複数回連打することにより相手を内部から破壊するのが特徴だ。また、更なる修業を積む中で「ツイン釘パンチ」などさまざまなバリエーションを会得していき、彼の豪放磊落な闘いぶりを堪能することができる。

アンジェリカは久遠に魔法の力を授ける。ろくに説明も聞かずハイテンションな久遠だが、いきなり悪魔に襲われる。さっそく雷の魔法を使うも、悪魔はびくともせず。様々な属性を使うも全く効かないため、久遠はやけくそで「マジカルパンチ」なる鉄拳を浴びせ悪魔を倒す。実はアンジェリカは魔法が効かない悪魔に対抗すべく、最強武術使いの血を引く彼女に目をつけ物理攻撃で倒させようと目論んでいたのだ。そして久遠はかつての修行仲間であるリンリー・チャンを呼び寄せ、最凶の「72柱」と呼ばれる悪魔たちを倒すべく闘いに身を投じる。魔法の世界にもかかわらず、オーソドックスな肉弾戦で闘いを挑むという発想が面白い。バトルシーンも迫力があり最後まで飽きさせない一作だ。

コロッケは訪れた町で、禁貨を下げた少女・テトを悪徳バンカーから助ける。その縁もあってか、コロッケはテトの姉・ポーが主催する、優勝すると大量の禁貨が手に入る「バンカーサバイバル」に参加することに。持ち前のパンチを駆使し順調に勝ち進んでいくが、なんと決勝戦の相手・アンチョビは父を殺した黒マントの男であることが判明。激戦の末アンチョビを倒し大量の禁貨を手に入れたコロッケだが、バンカーサバイバルを機に友人となった仲間を救うべく、更なる闘いの旅に出る。コロッケは普段、マンモス3頭分の重さのハンマーを携えている。その強靭な肉体から放たれる炎のパンチ「ハンバーグー」は威力抜群だ。コロッケは果たして父を生き返らせることができるのか、意外な結末も見どころといえよう。

グラード財団のトップ・城戸光政は世界各地に聖闘士を育成すべく100人の少年を送り込んだ。命懸けの厳しい修行を乗り越え、日本に戻ってきたのは星矢含めたった10人である。星矢は光政の孫娘・城戸沙織の主催する、黄金聖衣をかけて戦う「銀河戦争（ギャラクシアンウォーズ）」に参加することに。戦闘を重ねる中で出会った同志であり兄弟の、氷河・紫龍・瞬らと親交を深める。星矢はペガサス座の力を授かり、ペガサス星矢として氷河たちとアテナの化身である沙織を守るべく闘いに身を投じることになる。星矢の必殺技「ペガサス流星拳」は超速のパンチの連打による破壊力と、星座の形の軌道を描く美しさがある。技を極めるための力「小宇宙（コスモ）」など、特徴的な専門用語も話題を呼んだ。