冷や奴、湯豆腐、麻婆豆腐…そして油揚げに豆腐ハンバーグなど、日本人に愛されている定番食材、豆腐が登場する作品を集めた!
みんな大好き!豆腐が登場する作品を5作紹介
出典:小学館
冷や奴、湯豆腐、麻婆豆腐…そして油揚げに豆腐ハンバーグなど、日本人に愛されている定番食材、豆腐が登場する作品を集めた!
出典:マンガペディア
作者・村上かつらが描く、10代の少女たちの青春ストーリー。家庭の事情で高校に進学できず、大阪・淀川べりにある「はせ食品」で働く、瀬川かよ(せがわ かよ)16歳。大人たちに囲まれ、黙々と仕事をしていた彼女の職場に、ある日、名門私立高校に通う黒崎那子(くろさきなこ)が、パートタイマーとして入ってくる。那子と出会ったことで、灰色だったかよの青春が、色づき始める。
本作は、豆腐や油揚げを扱う小規模工場・はせ食品を舞台にした青春ストーリー。かよと一緒に働く先輩工員たちの何気ないセリフから、淡々とした中にも人間味のある、工場の雰囲気が伝わってくる。パートタイマーとして、名門私立高校の生徒・那子が働き始めた際、「何でうっとこの工場にきたん? おあげさんが好きなんか?」と聞かれる程、若手が少ない工場。そこで出会ったかよと那子は、急速に仲を深めていく。同僚は、同じ時間を共有する家族のようなもの。あたたかい工場で大勢の大人に囲まれて成長していく、10代女子の複雑な心模様が見逃せない。
出典:KADOKAWA
主人公のジン・トライは、未来から「時空の歪み」を修正するために、タイムマシンで現代にやってきた青年。だが、タイムマシンそのものが、「時空の歪み」の原因であることが判明。ジンは、未来を守るためにタイムマシンを破壊し、「時空漂流者」となり、現代で生きていくことを決意。未来への影響を防ぐため、外部との接触をさけ、ひっそりと暮らすジンだが、現代の人達は容赦なく彼に接触してくる。豆腐のように危うい未来を守る、時空SFコメディ。
ジン・トライが暮らす未来世界での主食は「豆腐」である。しかし、未来の豆腐は、味のバリエーションが豊富で、常温保存でき、いつでも美味しく食べるという、進化したものだ。現代で生活を始めたジンは、味のない豆腐にビックリ。冷や奴に醤油をかけて食べるような現代の豆腐は、彼にとって耐えがたいものだった。現代の人々との不用意な接触を避けることを常に意識しながら、ジンが七転八倒する様が面白い。
出典:マンガペディア
スポーツタイプの乗用車・AE86型(ハチロク)スプリンタートレノの人気を不動のものにした、しげの秀一による公道レース漫画の金字塔。一見ごく普通の高校生・藤原拓海(ふじわらたくみ)は、赤城山を本拠地とする走り屋チームのNo.2である高橋啓介(たかはし けいすけ)に勝利する。それがきっかけとなり、拓海はチームリーダー高橋涼介(たかはしりょうすけ)から、「プロジェクトD」という群馬選抜チームにスカウトされる。
拓海の卓越したドライビングテクニックは、家業である「藤原とうふ店」の配達の手伝いで、身につけたものだ。配達では、豆腐が型崩れしないよう留意し、さらに指定の時間内に届けるという条件が課されていた。険しい峠道をハイスピードで駆け抜ける、命がけの豆腐配達は、読者の度肝を抜いた。「藤原とうふ店」のロゴが入ったAE86で繰り出される、溝落としなどのドライビングテクニックの数々に、車好きたちは心躍らせた。本作に魅せられた人は多く、同型の自動車を購入して「藤原とうふ店」のロゴを入れている人も居るほど。車好きならずとも熱くなれる作品だ。
出典:マンガペディア
追手内洋一(ついてないよういち)は、日本一、運のない中学生だ。彼は、不運にもある日、宇宙人が乗ったUFOの下敷きになり、死んでしまう。ところがその後、そのUFOを追って地球にやって来た宇宙一の幸運を持つヒーロー・ラッキーマンと合体して、生き返った! 宇宙一の幸運を持つ男として復活した洋一は、事件が起こるたび「ラッキーマン」に変身して、日本や地球、宇宙の平和を守るため、「ラッキー」だけで戦っていく。1994年にアニメ化された。
本作と豆腐の関係といえば、「努力マン」が履く「豆腐ゲタ」だ。努力マンは宇宙一の鍛冶職人カチカチ・カッチンナに弟子入りし、厳しい修行の最終試練として、絹ごし豆腐をたたき上げることを課せられた。豆腐が崩れないようにそーっと、そーっと鍛えること50年、努力の末に、ダイヤモンドよりも硬い豆腐ゲタが出来上がった。金属ではないため、高温に晒されても焼き豆腐になるだけで、溶けることは無い。鍛えられた豆腐の固さは尋常では無く、その固さを活かし、防御に使われることが多い。豆腐ゲタは、1丁300gの豆腐を10万丁凝縮しているため、片方で30tの重さがあり、強化ギプスの役割も併せ持つ。こんな突拍子もない設定こそが、本作の魅力なのだ。
出典:マンガペディア
水木しげるの代表作であり、戦後日本に妖怪という概念を定着させた、妖怪漫画の草分け的作品。幽霊族の最後の生き残りである鬼太郎(きたろう)は、父親・目玉おやじ(めだまおやじ)と共に、放浪の旅に出た。そして、子泣き爺(こなきじじい)、砂かけ婆(すなかけばばあ)などの妖怪と絆をつくり、人間たちとは一定の距離を置きながらも、世間で悪事を働く妖怪を退治していく。1969年から6度に渡りアニメ化された。
本作に登場する豆腐と言えば、妖怪・豆腐小僧(とうふこぞう)だ。豆腐小僧は、頭に竹の笠をかぶり、丸盆を持ち、その上に紅葉豆腐(紅葉の型を押した豆腐)を乗せた、子どもの様な姿をしている。次々と森林を破壊する人間に怒りを覚えた豆腐小僧が、町の工事現場に出現して豆腐を配り、それを食べた人の体にカビが生えてしまうというエピソードがある。
カビだらけになるのも怖いが、森林破壊もまた怖い。本作には、作者からの色々なメッセージが隠されている。
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