厳しい!婚活って本当に厳しい!
そういう現実を教えてくれる、痛快?ドキュメンタリー、それが『無頼だる』。
なんといってもこのマンガ、作者の櫻井リヤ自ら婚活を行い、その結果を面白可笑しくマンガ化したものなのだ。
櫻井リヤはマンガ家で33歳の花も恥じらう乙女である。いままで独りで生きてきたのには、それなりの理由が当然ある。
酒好き。マンガ好き。アニメ好き。オトコより犬を取る。オヒトリサマでも全然平気。さらに仲間からは永遠の中二病と言われる始末。
男っ気が微塵もないそんな櫻井リヤ。果たして幸せなゴールインをすることができるのだろうか。
漫画家には中二病が多いのだろうか。少年・少女の心を持っていないと、マンガは描けないのかも。中二病魂はクリエイターには必須の能力なのかもしれない。
でも、婚活に必要かというと……必要ではない。
そもそも櫻井リヤ。このマンガを読んでいる限り結婚に向いていないんじゃないかと思う。
なんといっても自立しすぎ。行動力もある、中二病的な方向に。男性もそうなのだが、ある一定の年齢になると一人で全部できるようになる。つまり完全に自立してしまうので、パートナーが欲しくなくなるそうなのだ。そして、そういう年齢になってから婚活してもなかなか難しいらしい。
理由は、結婚とは妥協だから。
今まで全部自由だったのが、相手に合わせて妥協する必要がある。
櫻井リヤの場合はどだろうか?マンガを見る限りなかなか難しい……。
そもそも櫻井氏。マンガでこれだけ色々とさらけ出して大丈夫なのだろうか?
逆に婚期が遠のいていってしまうのではないだろうか?他人事とは言え心配になってしまう。
第1巻と銘打っていないので、1巻読み切りなのだろうか、と思うかもしれないが集英社の月刊誌Cookieで続いている。
その名も『無頼だるR』
そもそも結婚相手どころか、恋人を見つけるのにも苦労した櫻井リヤ。連載が続いているという事は……。
まぁそういう事なのだろう…。
結婚することを目的に連載を開始した櫻井リヤ、彼女は本当に幸せな結婚をすることができるのだろうか?
以下続巻! なのだが、早く連載が終了する=結婚できるといいなと思う。