映像化された少女漫画たち～８０年醍編～46 Pt.

神尾葉子の代表作。裕福な子弟ばかりが通う高校・英徳学園を舞台に、一般庶民の牧野つくしが、いじめや差別、貧乏にも負けずに奮闘する姿を描いた学園恋愛コメディ。少女漫画において圧倒的人気を誇り、日本は元より、台湾、韓国でも映像化されている。また、メディアミックスによる相乗効果もあり、コミックスの発行部数は少女漫画ナンバー1を記録した。

矢沢あいの出世作。新設高校の生徒会を舞台に、主人公・冴島翠と須藤晃ら仲間たちとの友情、恋模様を描く。後に小説化、OVA化された。

主人公・月野うさぎが変身するセーラームーンと仲間のセーラー戦士たちの活躍を描いた武内直子の代表作。アニメ放映時は女性のファンはもちろん、多くの男性ファンも生み、大ブームを巻き起こした。海外での知名度も非常に高い。

母を事故で亡くした小学生・榎木拓也が、忙しい父に代わって幼い弟・実の育児に奮闘する姿を描く。羅川真里茂の初連載作品にして出世作。作中では、リアルな子育て、人間関係、命の問題等、ヘビーな問題も扱われており、ホームコメディ、ホームドラマの枠を超えた高い評価を得ている。

主人公・本田透と、「十二支の物の怪憑き」という奇妙な秘密をもった草摩家の人間たちとの交流を描いたホームコメディ。アニメ化もされ、海外のファンも多い。2015年9月よりウェブ上で続編『フルーツバスケットanother』が連載されている。