お盆は、祖先の霊を祀る夏の行事。彼岸と此岸が最も近づく時期ともいわれる。閻魔様の活躍を見て、己の日頃の行いを見直してみるのも悪くないのでは。これを読めばあなたも天国行き?
地獄の沙汰も金次第とはいえ、過ぎた悪行はお天道様や閻魔様が見ているもの。閻魔様が活躍する漫画を集めてみました。
出典:講談社
お盆は、祖先の霊を祀る夏の行事。彼岸と此岸が最も近づく時期ともいわれる。閻魔様の活躍を見て、己の日頃の行いを見直してみるのも悪くないのでは。これを読めばあなたも天国行き?
出典:マンガペディア
舞台は日本の地獄。人口増加や悪霊の凶暴化で多忙を極める地獄のとある部署。閻魔大王の補佐官・鬼灯(ほおずき)は今日も様々なトラブルを冷徹に捌いていく。地獄の住人、はたまた誰もが知るあの英雄も登場して繰り広げられる、世知辛さもちょっと見え隠れするブラックコメディ。
閻魔大王の第一補佐官をつとめる鬼神の鬼灯(ほおずき)。事務仕事から現場までばりばりこなすエリートだが、その容赦ない仕事ぶりとツッコミで地獄の住人どころか閻魔大王にまで恐れられている。その閻魔大王も、地獄の裁判中は威厳があるのだが、普段の仕事はどこか頼りなくてずぼら。仕事が立て込んでくると現実逃避にゲームをしたり仕事を鬼灯に丸投げしたり。とはいえ、閻魔様も器の広い男には違いなく、身近にいたら楽しそうな好々爺だ。そんな彼らが役所の如く対処する揉め事は、地獄ならではだったりどこか身近だったり。一方で地獄をテーマにしているだけあり、地獄特有の問題や鬼灯の過去も時折語られ、それが作品の魅力を高めている。
出典:マンガペディア
深夜0時に「地獄通信」というサイトにアクセスして地獄に流したい人の名前を入力すると、地獄少女「閻魔あい」が現れて相手を地獄に落としてくれる。都市伝説から始まり人の情念をまざまざと描いたホラー伝奇。4期に渡りアニメ化された人気作品。
「いっぺん、死んでみる?」――そんな言葉とともに、「地獄通信」に書かれた名前の人物の前に現れ、地獄に流していく地獄少女・閻魔あい。しかし「人を呪わば穴二つ」の言葉通り、依頼した人間は死後、地獄に落ちることになる。深いテーマだ。強い怨みを持つ人間しか「地獄通信」にアクセスできないのだから、なおさら重い。描かれるテーマは「自分が地獄に落ちることになっても相手を地獄に落としたいか」というもの。依頼人は踏みとどまることもあれば、踏み越えることもある。その感情の揺れ動きも本作の見所だ。閻魔大王とは縁もゆかりもないが、彼女も望まずとはいえ「閻魔」であるのは間違いない。
出典:スクウェア・エニックス
冥府で働く兎鞠(とまり)は、ある日突然の辞令で冥府で一番偉い閻魔様の補佐官に異動となる。しかし閻魔様のあまりの仕事のしなさに補佐官が次々と辞めていくという曰く付きの職場だった。しかも、主従の契約を結んだと思ったら、実はそれは婚約の契約で――!? 冥府を舞台に大騒ぎの冥界ラブコメ。
こちらの「閻魔」は昼間からお菓子を食べてごろごろして、仕事ぶりも適当なチャラい若者(の姿)の千景(ちかげ)だ。しかも千景が兎鞠を気に入って主従の契約を結んだと思ったら、それがエンゲージリングだったというドタバタぶり。千景自身はやるときはやる男なのだが、いかんせん周囲を振り回すほどの遊び人。幼馴染みで閻魔の部下である十王の一人、草鶴もそんな千景に振り回されているが、小言を言いながらも何だかんだと良い友達。そして主人公の兎鞠はうっかりしていて食い意地が張っているが、たくましく働こうとする姿に好感を抱く。果たしてこの恋がどうなるのか、そもそも恋になるのか、物語の展開が気になる作品。
出典:一迅社
冥界東京支部の閻魔大王、仕事は嫌い、勉強も嫌い、女好きの気分屋。そんな閻魔大王と仲間たちが繰り広げるブラックコメディ。『光』『落下傘ナース』などで知られる作者が2001年に『冥界落語』として「ミステリーDX」で連載していたものが、新たな装いで再スタートした作品。
グロテスクな展開や残酷な心理描写、「生と死」の重いテーマを美麗な絵で表現する作者だが、一方でシュールギャグの名手でもある。この作品に出てくる閻魔大王は、ぐうたらで女好きのろくでなし。三途の川を渡ってやってきた死者を裁くのが役目だが、徹頭徹尾のギャグであるため、裁かれる死者が何だか気の毒になってくるレベル。彼の周囲を取り巻く鬼たちもシリアスとはほど遠い暴走ぶりで、地獄の責め苦が妙にコミカルな嫌がらせっぽかったり、反対に天国も何だか様子がおかしかったり。何も考えずにひたすら笑える良質のギャグ漫画だ。
112 Pt.
49 Pt.
185 Pt.
82 Pt.
238 Pt.
29 Pt.
25 Pt.
380 Pt.
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