ロボットアニメといえば、「ガンダム」シリーズ。TVシリーズはもちろんのこと、「OVA」と呼ばれるオリジナルビデオ作品には個性的なコンセプトを持った作品が多く存在する。今回はその中でもこれは見るべきとオススメする、素晴らしい作品をご紹介。
オリジナルビデオ作品として世に放たれたガンダム作品の中でも、個性的もしくは斬新な表現で迫る秀逸なものばかりを厳選して7作ご紹介。
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ロボットアニメといえば、「ガンダム」シリーズ。TVシリーズはもちろんのこと、「OVA」と呼ばれるオリジナルビデオ作品には個性的なコンセプトを持った作品が多く存在する。今回はその中でもこれは見るべきとオススメする、素晴らしい作品をご紹介。
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一年戦争の終わりに近づいた頃。地球連邦軍の「新型ガンダム」の奪取を目的として「ジオン公国軍」の特殊部隊「サイクロプス隊」が連邦軍基地への襲撃を企てる。しかし作戦は失敗し、「新型ガンダム」は宇宙の中に飛び去る。中立の立場を取るサイド6「リボー」に暮らす「アルフレッド・イズルハ」は、そんな戦争を繰り広げる宇宙をいつも見つめていた。「ガンダム」シリーズとして初めてOVA化された作品である。特出すべきところとしては宇宙にでた人類の日常を描いた部分である。「ガンダム」の登場はそんなには多くなく、人類が宇宙空間で生活するため作られた大地「コロニー」で人々がどのように暮らしているのか、また、どのような面持ちで目の前の戦争を見てるのかという点にスポットを当てている。
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「C.E.73年」、「ザフト軍」は農業用の「コロニー」である「ユニウスセブン」を地球へと落とすという類を見ない作戦をテロ部隊に実行させた。この影響は地球全土に渡り、のちに「ブレイク・ザ・ワールド」事件と呼ばれるようになる。そんな中、火星探査を目的に製造された「モビルスーツ」、「スターゲイザー」の打ち上げ準備が進められていた。この「スターゲイザー」を巡り、ある技術者と戦士が出会うのであった。TVシリーズの『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』と同じ時間で描かれた作品。このOVAだけにしか登場しないモビルスーツもあり、アニメファンだけではなく、「ガンプラ」好きにも絶大な支持を得た作品。
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宇宙全土で繰り広げられた大きな戦いが終わり、残った人々は新たに「コロニー」と地球の人々皆で平和を作り上げる国家を設置した。しかし「A.C.196年」、統一国家による平和を目指した活動が進む中で反乱軍による報復が開始された。「ヒイロ・ユイ」を始めとする大戦で活躍したパイロットたちは平和を取り戻すために再びコクピットへと乗り込むのであった。TVシリーズ『新機動戦記ガンダムW』の続編としてOVAで展開された作品。TVシリーズでは回収しきれなかった内容や人気パイロットの活躍など大好きな方へのサービスが満載な作品として好評を得た。その人気に押されるようにOVAを編集し、劇場版「特別篇」とのちに公開された。
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「U.C.0096年」、「ラプラスの箱」という謎の存在に「地球連邦政府」は不安を感じていた。「連邦政府」の築き上げたものを全て無に帰す秘密が隠されていたためであった。「箱」に関する重要な存在である「ユニコーンガンダム」がこの世に投入されることによってそれぞれの権力者たちの思惑が動き出し、やがて世界は再び戦う道を辿り始める。オリジナルの「ガンダム」シリーズの系譜に沿って展開する物語であり、新型の「ガンダム」が登場するのはもちろん、旧型の「モビルスーツ」なども登場し、ここから見たファンのみならず往年のファンたちにも楽しめるOVAとなっている。
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「コロニー」の残骸などによる戦争の傷跡が多く残る「サイド4 ムーア」。「サンダーボルト」宙域とも言われるこの場所においても「地球連邦軍」と「ジオン公国軍」の争いが行われていた。「ムーア」の生き残りである「ムーア同胞団」の「イオ・フレミング」は「ジオン公国軍リビング・デッド師団」の「ダリル・ローレンツ」は倒すべき敵に向かって、お互いのそれぞれの思いと葛藤しながら、戦いへと繰り出していく。「ガンダム」のコンセプトとして、子供が見てあこがれるような作風が1つにあるがこの作品においては大人に向けて「ガンダム」というのが一つの違いである。ジャズやポップスといった音楽を使い、キャラクターの面持ちなどを表現するといった新しい試みがなされている作品。未だガンダム作品の進化という部分を感じることができる。
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今でなお高い人気を誇る「ガンプラ」こと「ガンダムプラモデル」。コンピューターを用いて自分の作成した「ガンプラ」を仮想世界で戦わせるゲーム「ガンプラバトル」が登場した。主人公である「イレイ・ハル」は、ひょんな事から見たこともない「ガンプラ」、「ビギニングガンダム」を手に入れる。ここから「ハル」の熱い戦いの日々が始まる。「ガンプラ30周年」の記念として「ガンプラ」を中心に話が展開されていく作品。「ガンダム」による戦いと「ガンプラ」を作るという点、「ガンダム」ファンにおいて大切な2大要素を見事にアニメで表現している。「ガンプラ」作りが趣味である人のみならず、アニメファンにも高評価であった。その後TVシリーズとなる『ガンダム ビルドファイターズ』への布石ともいえる作品である。
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「ジオン公国軍」は「地球連邦軍」の争いも終盤に入り、明らかに劣勢と言わざるを得ない状況を迎えていた。そんな状況下の中でも希望を失うことなく、「第603技術試験隊」は様々な「モビルスーツ」における試験を行い、状況を打破できる方法を模索していた。映画化された『機動戦士ガンダム MS IGLOO 1年戦争秘録』の後に制作され、フルCGを採用した作品。「機動戦士ガンダム」の「ジャブロー攻略」作戦後から「ア・バオア・クー攻防戦」までをこの作品ではクローズアップしている。普通のアニメとは違い、人の表現やその質感がCGにより細かく表現されている。新たな「ガンダム」の表現として注目するべき作品であると言える。
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