「入野自由」は唯一無二の美声の持ち主であり、また研ぎ澄まされた高い演技力の持ち主でもある。そんな「入野」が演じたキャラの中から注目の10人をピックアップ。
若くして抜群の演技力を誇る声優「入野自由」。今回は、「入野」が演じたアニメキャラの中からオススメの10人をご紹介!
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「入野自由」は唯一無二の美声の持ち主であり、また研ぎ澄まされた高い演技力の持ち主でもある。そんな「入野」が演じたキャラの中から注目の10人をピックアップ。
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アメリカの名門校「ノートルダム大附属中」でエースランナーを務めていた伝説の日本人選手で、パワー・スピード・ボディバランス・メンタルなどあらゆる面で高い能力を誇るスーパープレーヤーだが、その正体は謎に包まれている「アイシールド21」。「泥門デビルバッツ」の「蛭魔妖一」は他のチームに威圧感を与えるため、パシリの経験で40ヤード(50m)を4秒2(アメリカのプロアメフト選手のトップスピード)でという驚異的な走力を培っていた「小早川瀬名」をその伝説の「アイシールド21」としてデビューさせた。元々は気弱な少年「瀬那」がアメリカンフットボールの選手となり、強敵との戦いを通して成長していく様に多くの少年少女の心が揺れ動いた作品だ。この作品の影響から日本でアメフトを始める学生が急増したほど、高い影響力を発揮したアニメでもある。
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『タッチ』の原作者でもある「あだち充」の同タイトルマンガ作品『クロスゲーム』のアニメーション。甲子園を目指すという野球部を舞台に、多感な男女の青春を描いているところが特徴。主人公の「樹多村光」は「キタムラスポーツ」というスポーツ用品店の息子で、近所の「月島バッティングセンター」の四姉妹とは幼馴染。小学5年でこの世を去った次女の「月島若葉」と一番仲が良かった。彼女が「光」と三女「青葉」が甲子園で試合をしている夢を見たと言ったことが彼を野球に走らせたという過去を持つ。顔を見れば喧嘩ばかりしていた「青葉」と「光」の二人、そんな彼女と彼以外に咲いていく恋愛の花の蕾があるので、ぜひ広い視野を持って見てほしいと思う良作である。
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2001年に公開された映画であり、「第75回アカデミー賞」にて長編アニメ映画賞を受賞した作品。トンネルの向こうにある神々の世界に迷い込んでしまった主人公「千尋」が、そこにある湯屋で働きながら少しずつ成長して行く姿を描いている。本作は主人公である「千尋」が10歳程度の女の子である為か、他の「ジブリ」作品と比べてみても、ストーリー展開に比例して起こる内面の成長が割と顕著に表れているように感じる。当初は典型的な都会っ子という雰囲気で、何をするにも頼りなく雑巾一つまともに絞れなかった「千尋」が、湯屋で働く内に次第にしっかりとした考えを持つようになり、味方となってくれた友人「ハク」を救う為積極的かつ大胆な行動も取るようになって行く。湯屋を始めとした独特な世界観や美しい背景描写も然る事ながら、そうした少女の心の成長が、子供達のみならず大人の心にも響く本作の魅力となっているのかもしれない。ちなみに、本作が打ち立て日本興行収入の記録は未だに破られていない。
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泣けるアニメの代表作と言っても過言ではない本作は、2011年に「ノイタミナ」枠で放送されて以来、映画化、実写ドラマ化と人気を博している。小学校時代からの幼馴染である六人は「超平和バスターズ」という名のグループを結成。しかし、突然訪れた悲劇が彼らの距離を広げてしまい、中学卒業後の現在は疎遠となり、それぞれの生活を送っていた。そんな「超平和バスターズ」のリーダー的存在であり、高校受験に失敗し半引きこもり状態の主人公「宿海仁太」の前に現れたのは、同じく「超平和バスターズ」のメンバーであり、ヒロインの「本間芽衣子」。彼女に「お願いを叶えてほしい」と頼まれるのだが、願いの内容は不明。「芽衣子」のお願いの内容とは一体何なのか。そして、そんな「芽衣子」の姿を見て「仁太」は何を感じるのか。何度見ても泣けてしまう本作は、泣きたい時に見たい作品だ。
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「山内泰延」によるギャグ漫画のアニメ化作品。2013年には「菅田将暉」を主演に実写映画化も公開された。「○×県立真田北高校」という男子高校に通う男子高校生たちの日常を描いた、終始ギャグだらけの作品である。視聴者が共感できるような男子高校生ならではの馬鹿な面がリアルに描かれている。物語の軸となるのは「タダクニ」「ヒデノリ」「ヨシタケ」の3人組のエピソードであるが、その他複数のグループが存在し、グループごとに焦点を当てた短編エピソードで進んでいく。登場人物全てに細かな設定がなされており、没個性と呼べるキャラが存在しない。そして基本的には男子高校生を中心に物語が進んでいくが、女子高生もお登場している。しかし登場する女子は男子にも勝る凶暴かつ強烈なキャラばかり。こちらもお構いなしに笑いを誘ってくるので油断ならない。ただの男子高校生の日常作品と思っていると、必ず腹を抱えて笑う未来が待ち受けているほどにコミカルで面白い作品である。
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突然発生したウイルスにより大人たちが死に絶え、吸血鬼の手によって地下都市に囚われた子供たち。血液を提供する代わりに、最低限の生活は守られるという家畜のような生活を余儀なくされた。ウィルス発症前は孤児院で家族同然に暮らしていた「優一郎」と「ミカエラ」は、そんな生活に終止符を打つべく脱出計画を企てる。しかし吸血鬼の手によって計画は阻まれ、「優一郎」一人が地上へと帰還した。「優一郎」は家族の仇を討つために吸血鬼殲滅部隊 「月鬼ノ組」へと加わる。ところが脱出の際に死んだと思っていた「ミカエラ」が吸血鬼として生きながらえており、そのことを知った「優一郎」の目的は「吸血鬼たちからミカエラを救い出す」ことへと変わる。一方の「ミカエラ」は大切な家族である「優一郎」が「人間に利用されている」と思い、こちらも助け出そうと試みる。知識と認識のズレから、互いを思いながらもすれ違う二人。家族の絆、仲間との絆。それらと現実をどのように受け止めて進むのか。目の前の困難に立ち向かう少年たちの懸命な姿が克明に描かれている。
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巨匠「赤塚不二夫」の原作マンガ『おそ松くん』の後日談としてアニメ化した『おそ松さん』。「入野」演じるのは、男ばかりの六つ子の末っ子「トド松」。彼の性質は甘え上手で世渡り上手。スマホをいじり、女の子と出かけたり、他の兄弟に黙っておしゃれなカフェでバイトしてみたり……。と、六つ子の中では一番「リア充」に近い存在である。おしゃれにも気を遣い、自分の可愛さをアピールする術をちゃんと理解しており、助理力も非常に高い。その為、他の兄弟からは「可愛さを利用してあざとい」と言われ、更にしれっと毒を吐く「ドライモンスター」とも呼ばれる。このように、「リア充」に一番近いがその度に5人の悪魔(=長男~五男)にことごとく邪魔をされ、結局他の兄弟同様に彼女なし、職なしのままである。この「トド松」を可愛らしく「入野自由」が演じている。もちろんあの六つ子の一員なので、可愛いだけではなくかなりダークな面もしっかりと演じられている。どちらの面も魅力的に感じるのは「入野自由」のおかげといえるであろう。
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主人公「影山茂夫(モブ)」は無口、無表情、無愛想だが、超能力者であり強力な念動力を持っている。その能力を自称霊能力者である「霊幻新隆」に相談したことがきっかけで「新隆」の元で時給300円でアルバイトを始める。その「茂夫」の弟、「影山律」を「入野自由」が演じている。「律」は兄と正反対で成績が良くスポーツ万能なしっかり者。兄が師匠と呼ぶ「霊幻新隆」に対して「胡散臭い」と警戒するなど、非常に鋭い。幼少時に「茂夫」の超能力に巻き込まれ大怪我を負った過去を持つため密かな恐怖心を持つと同時に、兄が持つ超能力は当たり前のものとして思い込んでいたため、使えない自分にコンプレックスを抱いていた。兄を心配し心優しく接する反面、「茂夫」に対して「律」は複雑な感情を抱いていき……。本来の優しい「律」、「茂夫」に対してそれまで抱いていた感情をぶつける「律」……そんな揺れ動く感情がしっかりと表現されている。
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両親の海外赴任。なんともアニメにありがちな設定で田舎から都会の高校へと転校することになった「丹羽 真」。面倒を見てくれる叔母は一人暮らしと聞いていた。しかし家には存在が空気のように扱われている布団に包まった住人がもう一人。「私は宇宙人」と言い張る「電波」な女の子「藤和エリオ」がそこにはいた。主人公である「丹羽真」は場をよく読み、解説付きツッコミを得意とする。どんな人物に対しても面倒見がいいところが彼の特徴。転校後の高校へは自転車で通学しており、この自転車通学がその後の彼の様々な出会いを演出していく。また「藤和 エリオ」が外に出たい時にはかの有名なSF映画のように布団に包まった彼女を前方のカゴに乗せ、移動するのがなんとも印象的な作品でもあった。
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本作は、物語の主人公である小学六年生の「石田将也」のクラスに、生まれつき耳が聞こえない少女「西宮 硝子」が転校してくる所から始まる。「将也」はクラスのガキ大将で、次第に耳の聞こえない「硝子」に対し、小学生特有の残酷な好奇心を持つようになる。「硝子」は耳が聞こえないため、クラスメイトとは自前のノートでしかコミュニケーションが取れなかった。なんとかノートを通してクラスのみんなと仲良くなりたい「硝子」だが、現実はなかなか上手くいかない。そして、次第に孤立していく。そんな彼女に対し、「将也」は徐々にストレスを溜めるようになり、悪質な嫌がらせをするようになる。ある日、エスカレートし過ぎた「将也」のいじめが学級問題になり、他の生徒も多少は「硝子」のいじめに加担していたにも拘わらず、その責任は全て「将也」一人が背負うことになる。それから間もなくして彼女は転校してしまい、そこから「将也」の罪悪感と苦悩の日々が始まるのであった。上映会場となった映画館が120館という少なさで、異例の大ヒットを記録し公共収益20億円以上となった本作。世代を超えて多くの人に見てほしいと願う作品だ。
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