おススメの「ノイタミナ作品」5作!615 Pt.

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「宇仁田ゆみ」原作のアニメで、2011年7月から9月まで全11話が放送された。
30歳の独身サラリーマン「河地大吉」は、祖父「宗一」の葬儀で見知らぬ6歳の少女「鹿賀りん」と出会う。その少女はなんと、祖父の隠し子であった。「りん」を施設へ入れようとする親戚たちの意見に腹を立てた「大吉」は、子供が苦手だったが「りん」を引き取る事を決意する……。
しっかり者の「りん」と不器用な「大吉」の関係が楽しめる、ほのぼの日常系子育てアニメ。原作では子育てと関係ない「大吉」の話も描かれているが、本作は「りん」とのエピソードに絞られたものになっている。

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「小玉ユキ」原作のアニメで、2012年4月から6月まで全12話が放送された。
父親の元を離れ、叔父のいる九州の高校へと転入した高校1年生の「西見薫」は転入初日、慣れない環境と周りからの好奇の眼差しに耐えられず、激しい吐き気を感じてしまう。教室を飛び出し屋上へと避難した「薫」は、同じクラスの破天荒な男「川渕千太郎」に出会い、その日をきっかけにジャズの魅力にはまっていく……。
ジャズのカッコ良さを描いた作品となっており、登場人物たちによるジャズのセッションシーンは見応え十分だ。ジャズに詳しくない人はそのカッコ良さを知ることができるし、知っている人はジャズをより深くまで楽しめる作品だ。

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「河内遙」原作のアニメで、2012年7月から9月まで全11話が放送された。
目つきは悪いが一途な青年「葉月亮介」は、花屋「SHIMAO」の店長「島尾六花」に一目惚れ。彼女に近づくべく店に通い、アルバイトとして働く事になる。しかしどうやら「六花」は恋愛を諦めている様子。
ある日「葉月」が花屋の2階にある「六花」の自宅へ行くと、上半身裸の男と遭遇する。落胆する「葉月」だったが、男は「六花」の恋人ではなく、3年前に亡くなった「六花」の旦那「島尾篤」だった。「六花」に幽霊となった「島尾」は見えないらしく、ことこどく「葉月」の恋路の邪魔をするが……。
3人の切ない三角関係が描かれた大人のラブストーリー。「六花」に対して一途な「葉月」、死してもなお「六花」を愛する「島尾」の姿にキュンとなるのは間違いなし。

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原作は「森博嗣」の小説で、2015年10月から12月まで全11話が放送された。
幼い頃から、孤島「妃真加島」にある私立研究所で隔離された生活を送る天才プログラマー「真賀田四季」に会う為、研究所を訪れた「那古野大学」准教授「犀川創平」と学生の「西之園萌絵」は、誰も出入りする事の出来ない「四季」の部屋で、手足が切断されたウェディングドレス姿の死体を目にする。
密室殺人の謎に、天才的頭脳を持つ「犀川」と驚異的な計算能力を持つ「萌絵」が挑む理系ミステリー作品。本作は11話をかけて密室殺人の謎を丁寧に描いているので、原作未読の人でも入りやすい内容になっている。また「犀川」と「萌絵」の恋愛的要素が含まれている点も楽しめる。そして作品タイトルの「すべてがFになる」の作中の意味を知った時、天才「真賀田四季」の想いを知る事になるだろう。

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「三浦しおん」の小説をアニメ化した作品で、2016年10月から12月まで全11話が放送された。
口下手で不器用で真面目を絵に描いたような男「馬締光也」は出版社「玄武書房」の営業をしていた。同じ出版社に勤める辞書編集部員の「西岡」は、書店で「馬締」の営業とは思えない不器用な仕事ぶりを目撃する。一言注意しようと「西岡」は「馬締」に声をかけるが、「馬締」の言葉に対しての敏感なセンスを目の当たりにする。
一方、定年間近のベテラン編集者「荒木」は、自分の後継ぎを探していた。「西岡」から「馬締」の話を聞いた「荒木」は、彼こそまさに自分の後任にふさわしいと、「馬締」をスカウトするが……。
辞書を作る人たちの熱い想いがこもった物語。地味で淡々とした作業だが、長い年月をかけて作られる辞書作りの凄さがわかる。また不器用な男「馬締」の恋も描かれていて、見どころとなっている。