現在「生きている」我々、そしていつか訪れる「死」…。「生と死」「命」…。いろいろと考えさせられるアニメを10作品ご紹介!!
生と死…。正反対に見えて隣り合わせているこの2つをテーマにしたアニメを紹介しよう。
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現在「生きている」我々、そしていつか訪れる「死」…。「生と死」「命」…。いろいろと考えさせられるアニメを10作品ご紹介!!
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夏休み、自然学習に参加した15人の少年少女たち。彼らは海岸沿いの洞窟で「ココペリ」と名乗る謎の男と出会った。小学生の「宇白可奈」以外の中学生1年生14人は契約を結ぶ。その契約とは「敵から地球を守るために巨大ロボット・ジアースに乗り込むこと」。しかし、敵との戦いに敗れたり、勝負がつかず48時間以上経つと地球は滅亡。戦いを放棄するためには自分の命を投げ出す事になる。ロボットの操縦者は契約者の中から選ばれた1人が務め、操縦を行うのはその1人だけ。しかも勝手に変更は出来ない。そしてこのロボットの操縦者は代償として命を奪われ…。どちらに転んでも契約した彼らの命は消える運命になってしまったのだった。13歳の少年少女たちに課せられたあまりにも過酷な運命。彼らが進む道は2つに1つ。世界の滅亡か、はたまた自らの死か。命の重さを問う深刻なストーリー。彼らの運命はどこに向かうのか!? 「命」についていろいろと考えさせられる作品である。
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透き通るような白い肌に白いワンピース姿、足元には真っ赤な靴、手には大きな鎌を持つ長い白い髪を持つ少女「モモ」。そして彼女と一緒にいるのは羽根が生えた黒猫「ダニエル」。「モモ」の職業は人間の魂を運ぶのが仕事の「死神」。そして「ダニエル」は死神に使えることが定められた「使い魔」である。「モモ」は死神でありながらしょっちゅういろんな事に首を突っ込んでお節介を焼き、そして人の死に涙を流すようなとても優しい死神である。そしてその性格ゆえに死神でありながら、時折魂を連れて行くはずの人物を助けてしまうことも。「ダニエル」はそんな「モモ」にやきもきさせられてはいるものの、そんな主人である「モモ」の事が大好きなのである。終りを告げようとする運命を持つ人間、それを連れて行く死神。正反対の立場の2人と1匹が出会う時、本来ならそこにあるのは「死」のみなのだが…。少し変わった死神「モモ」が選択する運命の先をあなたはどの様に考えるだろうか!?
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近世から近代に移り変わろうとしていた時代。突如として出現した不死の怪物「カバネ」。心臓が鋼鉄の皮膜で覆われ、それを打ち抜かれない限り滅びることはなく、彼らに噛まれた者は1度死んだあとに再び蘇り人を襲うという恐ろしい化物だった。極東の島国「日ノ本」では「駅」と呼ばれる砦を築き、その中に閉じこもり外の世界に挑む勇気を失った。駅を行き来する装甲蒸気機関車(通称:駿城)でお互いの駅を行き来し、生産物をやり取りすることにより辛うじて命をつないでいた。製鉄、そして蒸気機関生産の行われる「顕金駅」に暮らす少年「生駒」は「カバネ」に対抗するべき方法を独自に研究していた。そんなある日、駿城の1つ「鋼鉄城」が前線をくぐり抜けてやって来る。その時「生駒」は「無名」という名の不思議な少女を目撃するのだった。その夜、駅に駿城が暴走しながら突入、乗務員は全滅し、しかも全員「カバネ」へと変わっていたのだった。「カバネ」が溢れる駅、パニックに陥る人々の中、「生駒」は「カバネ」と戦う。しかし、彼は「カバネ」に噛まれ、身体は「カバネ」ながら理性と人格を保った「カバネリ」という存在と化してしまった。身体はほぼ「不死」に近い状態でありながら、人間としての内面を持つ「カバネリ」として生きる「生駒」。過去に背負った重い後悔を背に生きる「生駒」の姿をぜひ観て欲しい。
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「ディクロニウス」。それは即頭部に2本の角を持ち、「ベクター」と呼ばれる特殊な能力と手を持つ人間の突然変異体だ。彼女らは人間を淘汰する可能性がある危険な能力の持ち主ということで離島の国家施設に隔離され、研究対象とされていた。ある日偶発的な事故により、「ディクロニウス」の少女「ルーシー」は拘束を破り、警備員たちを殺害し研究所からの脱走を試みる。海に飛び込む前に頭を撃たれた「ルーシー」は記憶喪失になり、鎌倉・由比が浜に流れ着いた。その浜辺で大学入学のため鎌倉へ来ていた「コウタ」はいとこの「ユカ」と共に偶然「ルーシー」を見つける。記憶を失い、人格が分裂して全く変わってしまい、「にゅうにゅう」としか話せない「ルーシー」。彼女を「にゅう」と名づけた「コウタ」と「ユカ」は彼女が本来DNAの動きに突き動かされ人間を殺し続ける殺人鬼とは知らず、「コウタ」が住む「楓荘」に連れて行き一緒に暮らすことになった。「ルーシー」を狙う陰謀に巻き込まれて行く「コウタ」。本来の「ルーシー」としての「殺人鬼」の面と、純粋無知の面を併せ持った「にゅう」としての面を持ち合わせた少女。彼女を取り巻く人々の運命はどこへ向かうのか。そして「ルーシー」は本来の自分を取り戻してしまうのか!?「生」と「死」。併せていろいろと考えさせられる作品である。
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舞台は禁酒法時代のアメリカ。密造酒の闇取引でにぎわう街「ローレス」。主人公「アンジェロ」はその昔、この街でマフィアの抗争に巻き込まれ家族を殺された過去を持っている。その後、「アヴィリオ」と名を変えひっそりと生きていた彼の元にある日、1通の謎の手紙が届く。その手紙には、彼の家族を殺した犯人の名前が書かれていたのだった。 この手紙をきっかけに復讐心に火が灯った「アヴィリオ」は7年ぶりに「ローレス」の街に戻って来た。密造酒の製造で生計を立てている幼馴染かつ親友の「コルテオ」に再開した「アヴィリオ」はこの街を牛耳るマフィアであり、7年前の事件の犯人「ヴァネッティ・ファミリー」に密造酒を卸そうと持ちかけた。それを機に「ヴァネッティ・ファミリー」に近づき、「ドンヴィンセント」の息子「ネロ」の信頼を得て側近に収まった。そして「ネロ」と親交を深めながら「アヴィリオ」はじわじわと彼の周囲の人間を殺し孤立させて行った。そこに他のマフィアの一味も加わり、白熱して行く抗争。「ヴァネッティ」父子に死より辛い苦しみを与えようと復讐に燃える「アヴィリオ」。殺しが殺しを呼び、そして復讐が更に復讐を呼ぶ。負の連鎖が呼んだ哀しい運命の91日間を描いたこの作品。「復讐」は最終的に何を生んだのか。「命」の重さとは。胸が痛くなるほどの結末に、改めて人の生死について考える事になるであろう。
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高校生「村上良太」は子供の頃、自分のミスにより事故で死なせてしまった幼馴染の少女「クロネコ」の事を忘れられずにいた。そして彼女との約束「宇宙人が存在することの証明」をするためにただ1人の天文部員として毎日望遠鏡で星を観察していた。ある日、そんな「良太」の前に「クロネコ」によく似た少女「黒羽寧子」が転校して来る。彼女は自分を「魔法使い」だと告げ、非人道的な人体実験をする施設から逃げ出して来たのだという。物体を破壊する「破擊」の持ち主である「寧子」。彼女たち魔法使いの首の後ろには「ハーネスト」と呼ばれる制御装置が埋め込まれており、「鎮死剤」という延命薬を毎日1錠飲まないと死んでしまうという。同じく研究所から逃げ出して来た様々な能力を持つ少女たちと一緒に暮らし始めるようになった「良太」。「魔法使い」を回収しようと次々と送り込まれる格上の刺客たちとの戦い、そして残り少なくなっていく「鎮死剤」。容赦なく襲い来る「死」との恐怖に「良太」と「魔法使い」たちは一体どう立ち向かって行くのだろうか!? 「生きる」という事の大変さを改めて実感させられる作品である。果たして運命の行方はいかに!?
ミョウジョウ学園10年黒組。ここに通う13人の少女たち。実は暗殺のターゲットである1人と、彼女を暗殺するために集められた12人の刺客たちで構成されているのであった。暗殺対象である「一ノ瀬晴」は家族は既に亡くなっており、家庭の事情で幼い頃から何度も命を狙われ続けている不憫な少女。彼女の身体には数多くの傷跡があり、何度も殺されかけた事を物語っている。しかし、性格は非常に明るく、自分を殺そうとしている他の生徒たちとも常に笑顔で接しており、「必ず生きて卒業する」と心に誓っている。私立17学園から10年黒組に転入して来た暗殺者の「東兎角」はずば抜けた暗殺能力を持ち、「東のアズマ」と称される一族のエリート。他者との馴れ合いを好まない性格だが、寮で「晴」と同じ部屋になり、「晴」の持つあたたかさに触れていく内に彼女に惹かれていき、「晴」の唯一の守護者として残り11人の暗殺者と戦う決意をするのだった。自分が暗殺のターゲットだと知りながらも生きようとする強い意志の持ち主「晴」。彼女の命を奪おうと虎視眈々と狙うクラスメイトという名の暗殺者たち。その1人でありながらも「晴」を守ろうとする「兎角」。「晴」の命の行方は一体どうなるのか!? 彼女は決意通り「生きて卒業する」ことが出来るのだろうか!? 「生」と「死」の戦いが教室で幕を開ける…。
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目が覚めた時「ハルヒロ」は暗闇の中にいた。自分が今どうして、そして今どこに、何故ここにいるのか、全くわからなかった。そして周囲には自分と同じように自分の名前くらいしか覚えていない数名の男女。彼らと一緒に地下の暗闇から踏み出した先に広がっていたのは見たこともない世界。そう、例えるなら「ゲームのような世界」が広がっていたのだった。そこは「グリムガル」と呼ばれる赤い月が照らす地。そこに現れた案内人により、人類が魔物と戦っている事を知らされた「ハルヒロ」たち。この世界で生きていくために「義勇兵団」に入る道を提示され、よくわからないままにパーティーを組むことになり、それぞれが「義勇兵」としての職業に就く事になる。各々が基本スキルを身に付け、何とか体裁を整えて冒険へと旅立った「ハルヒロ」たちだったが、彼らを待ち構えていたのはとにかく過酷な現実だった。記憶も、お金も、特別な力も。何1つ持たない彼らがこの「グリムガル」でこの先どうなるかもわからないまま、必死に生きていく物語。「ハルヒロ」が言う「生きるって、簡単じゃ…ないんだよな」。このセリフが今を生きる私たちにも痛いくらいに響いてくる。明日を生きるために戦う彼らの姿をぜひその目に焼き付けて欲しい。
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西暦20XX年。日本の首都は突如起こった事故により、住人の90%が被害を受け、街は見る影もなく荒廃し、ゴーストタウンと化していた。それから数十年後。3人の制服姿の少女たちがこの街に降り立った。一見普通に見えるこの風景だが、汚染されたこの街では防護服を身に着けずに生きる事が出来る人間などいないからであった。それほど高濃度の放射線が飛び交う中を軽装で動き回ることの出来る彼女たちの名は「コッペリオン」。彼女たちは人工的に生み出された人間であり、政府による遺伝子操作により放射能に対する抗体を有しており、戦闘能力、運動能力に長けている者、驚異的な視力を持ち狙撃に優れている者、多彩な能力を持つ者、それも遺伝子操作によるものである。そんな彼女たちは陸上自衛隊第三師団特別工科学校特殊部隊所属「コッペリオン保健係」であり、彼女たちの任務は旧首都に残された数少ない生存者の救出。朽ち果てた建物、荒れ果てた自然の中を歩く少女たち。彼女たちの前に立ちふさがる敵たちと戦いながら、生き残りと任務遂行に向けて奔走するのだった。「私たちはこの世界をあきらめない」。彼女たちの言葉が意味する「生」への執着。決して忘れてはいけない事である。
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深夜0時にだけアクセス出来るホームページ「地獄通信」。ここにはらせぬ恨みを書き込むと「地獄少女」が現れて憎い相手を地獄に落としてくれる。そんな都市伝説が巷で流れていた。世の中に溢れる数多くの恨み辛み、その多くは理不尽な出来事や不条理極まりない思いをさせられた人物が抱くことも多い。そんな恨みを持つ人物が実際に「地獄通信」に書き込むと、セーラー服姿の長い黒髪の少女が現れる。彼女の名前は「閻魔あい」。「地獄少女」とは実際に存在するのだ。「あい」は依頼主に藁人形を渡し「人形の首にかかる赤い糸をほどくと契約は成立。憎い相手は地獄へと流される」と告げる。そしてもう1つ、「その代償として自分自身も命を奪われ地獄で苦しむこととなる」とも。糸をほどくかほどかないかは依頼主次第。自分の命を投げ打ってでも憎い相手を地獄へ落とすのか、それとも復讐を思いとどめ現在の状況のままでいるのか。もし赤い糸をほどいた場合は「あい」に付き従う「三藁」が現世での罰を与え、最後に「あい」による「地獄流し」が行われる。人を呪わば穴2つ。人を呪うことは己の身をも呪うことになる。己の命を顧みずとも憎い相手がいる依頼主は赤い糸をほどくのであった。「いっぺん…死んでみる?」冷たく響く「あい」の言葉。「命」の重さ、世の中の理不尽な憎しみ。現代社会に一石を投じる作品である。
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640 Pt.
394 Pt.
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