男でも惚れる男キャラ10選97 Pt.

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日本のとある街「冬木市」に数十年に一度現れる「聖杯」。それは持ち主のありとあらゆる願いを叶えるものだと言い伝えられている。7人の「魔術師」と7騎の「使い魔」は契約を交わし、「聖杯戦争」へと挑むのであった。己の願いを賭けて。「衛宮士郎」は「魔術師」に選ばれ「セイバー」と契約し、「聖杯戦争」へと足を踏み入れた。「遠坂凛」「アーチャー」ペアとは敵同士だが、互いに協力し合い、「聖杯戦争」を勝ち抜いていく。あらゆる強敵との戦いの末、最後に「聖杯」を手にするのは果たして。本作は『Fate/stay night』の第2ルートである。ここで登場する人物は全員同じであるが、物語展開が多少異なっているのだ。「アーチャー」は一連の作品を通して「弓兵のサーヴァント」として登場。赤い服に色黒の肌、銀色の短髪に鋭い眼光を持っている、いかにも強そうなキャラ。登場初期は乱暴な召喚により記憶が曖昧であったらしいが、本作中でその正体が暴かれることとなった。戦闘では「弓兵」ながらも陰陽の夫婦剣「干将･莫耶」による白兵戦を好んでいる。かなりの皮肉屋で気難しい性格をしているが、お人好しであり、「魔術師」の「遠坂凛」のことを常に気にかけて行動している。「背中で語る男」として名が知られており、キービジュアルでも後姿ばかりの迫力あるキャラ。男性キャラの中での人気はトップクラスであり、寡黙ながらも強い信念を持った彼の姿は多くの人の心を掴んでいる。多くを語らないが、姿勢1つでどんな人物かを知ることができるイケメンであった。

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「Production I.G」のオリジナルアニメ。2012年に「ノイタミナ」にて第1期、2014年には第2期が放送された。コンセプトは近未来SF、警察もの、群像劇の3つである。人間のあらゆる心理状態や性格の計測を可能にし、全て数値化、及び管理された世界が舞台。計測する種類の中で犯罪にまつわる危険な傾向を「犯罪係数」とし、「公安局」は「犯罪係数」の高い者を「ドミネーター」という特殊拳銃で裁くのであった。「常守朱」を始めとした「公安局」のメンバーは「監視官」として治安維持活動を行っていくが、そうして見えてきた「シビュラシステム」が作られた意味とは。「公安局刑事課一係」の「執行官」で「常守朱」の上司となる「狡噛慎也」。冷静で愛想のない人物で、強靭な肉体と捜査への強い執念から、周囲からは恐れられている。ポテンシャルはメンバーの中でも随一で、身体能力、判断力、推理力、洞察力を生かして事件に対応する。どこか野生的な一面もあり、事件の真相にはいち早く到達するのだが、「宜野座伸元」からは即断したと思われてしまい衝突することがある。また、教養も高いインテリな一面も。「ドミネーター」で犯人を取り締まるだけでなく、自身も強靭な肉体を身に着けておくべきだとの信条から、自室はトレーニング機材が揃えられている。ストイックで気難しいとされているが、後輩の「常守朱」を気にかけるなど、ちょっとした優しさも見せてくれるキャラだ。

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国民的大人気作品『SLAM DUNK』。1990年から「週刊少年ジャンプ」にて連載、驚くほどの人気を集め、1993年からは全101話に渡りアニメが放送された。赤い髪をした不良少年「桜木花道」がひょんなことをきっかけにバスケットボール部に入部、彼の成長と仲間の勇姿、全国の強豪校たちとの熱い試合が展開されていく。本作はインターハイ第2試合にて王者と戦い、見事勝利を修めたが、そこで終了してしまっている。続きを熱望するファンは未だ多く、本作登場から20年以上経過している今尚、多くの熱烈な支持を集めている。「三井寿」は「湘北高校バスケットボール部」、背番号14番を担う男。中学時代はチームを神奈川県大会に導き、最優秀選手賞も獲得した天才シューター。高校入学後もバスケットボール部に入るが、左膝を負傷し退部することに。暫くはバスケットボール部を逆恨みして問題を起こしたが、「安西光義」のおかげで更生し部への復帰を果たした。復帰後は新たな決意を胸に、髪を切り心機一転。3Pシュートを特に得意としており、試合中には何本もシュートを決めている。その才能は失われておらず、メンバー全員が彼のプレーを高く評価。他のメンバーに負けず劣らず荒くれ者であるが、バスケットに対する思いは人一倍強く、スタミナ切れで試合を途中交代したときは影で涙を流していた。誰もが知る本作の名言「バスケがしたいです」という言葉の生みの親、3バカの1人「三井寿」である。

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社会現象ともされた『進撃の巨人』。「別冊少年マガジン」にて連載されるとたちまち人気となり、瞬く間にその名は広がった。人類は突如現れた「巨人」によって、滅亡の淵に立たされた。人類は高く厚い壁の内側に追いやられ、「巨人」を恐れて生き伸びていた。しかし人類は立ち上がり、奪われた自由を取り戻すために戦うことを決意。「エレン･イェーガー」は「巨人」により母親を奪われた。その雪辱を晴らすべく、「巨人」を1匹残らず駆逐すると決意し、「調査兵団」へと入団。自身の「巨人化」の力を武器に、「調査兵団」および「エレン・イェーガー」は「巨人」へと挑むのであった。「調査兵団第13第団長･エルヴィン･スミス」。冷静且つ聡明であり、穏やかな物腰の人物であるが、彼の行動原理は全て人類が前進するため。そのためならば仲間の命も自分の命も簡単に切り捨てることができる覚悟を胸に「巨人」と戦っている。壁内の人類のためならば仲間100人をも切り捨てることを厭わないとし、「エレン･イェーガー」の能力さえも味方につけて人類の自由のために戦う。その非情で冷徹な性格が故に「リヴァイ」ら部下からは信頼を寄せられている。「エレン･イェーガー」が略奪された際は、片腕を失いながらもその状態のまま怯む仲間を鼓舞し、奪還作戦を成功に導いた。彼なくして現在の人類の功績は成し得なかった、頼れる人物だ。

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「河原和音」原作、「アルコ」作画による漫画を原作としたアニメ。2015年にテレビアニメが放送され、同年には実写映画も公開された大人気恋愛作品である。常人離れした身体能力と、強い正義感を持った、少し不器用な高校1年生「剛田猛男」。あるとき電車で痴漢に遭っていた「大和凛子」を助けたことをきっかけに、彼女に一目惚れをした。後日お礼に訪れた「大和凛子」であったが、なんとこれまで女に無縁だった「剛田猛男」に一目惚れをしたという。かくして両思いだったことが判明し、交際を始める2人。不器用な「剛田猛男」と純粋な「大和凛子」は様々なイベントを重ね、距離を縮めていく。その初々しくも必死に相手を思う恋愛模様を描いていく作品である。主人公の「剛田猛男」は正に男の中の男、同性からの支持がとても高い人物である。屈強な体格、仁義と正義を体現したような性格、そして優しさをも兼ね備えているからだ。困っている人を見ると放っておけないのではなく、脊髄反射で助けるというレベルである。良くも悪くも不器用で純粋なため、恋愛に対してはどこか奥手。これまでに自分が好意を寄せた相手は全て親友の「砂川誠」に好意を寄せていたということもあるが、相手の幸せを1番に願ってしまうという気質が1歩引いた行動を引き起こしてしまうのだ。「大和凛子」も最初は「砂川誠」に気があると誤解して、お膳立てをしていた。しかし交際を始めると、持ち前の正義感と優しさから「大和凛子」をどこまでも大切にしていた。常に相手のことを思う優しさと、大切な人は何があっても大切にする姿勢が格好良い男である。

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「椎名軽穂」による漫画を原作とした作品。どこまでも純粋な恋愛物語に多くの反響を得て、アニメ化、さらには実写映画化もされた。アニメは全2期に渡り放送され、「黒沼爽子」と「風早翔太」が交際を始めるまでが描かれた。主人公の「黒沼爽子」は周囲から「貞子」と呼ばれて恐れられていた。長い黒髪、暗い性格によるもので、クラスでも馴染めないままだった。しかし「風早翔太」は「黒沼爽子」に普通に接する。全てが対照的な2人だが、仲が良くなるにつれ、「黒沼爽子」の周りは変わり始めたのである。友情、恋愛、進路など、全てが影響し合い、周囲も少しずつ様々な進展を見せていく、恋愛作品の代名詞とも言える物語である。「風早翔太」は「黒沼爽子」のクラスメイトで彼氏。爽やかを具現化させたと思わせるほどに爽やかな少年で、男女ともに人気が高いクラスの中心人物である。しかし自分では爽やかなどとは微塵も思っておらず、「黒沼爽子」に対して嫉妬心や下心を抱いていると呟いている。「黒沼爽子」には入学式の日に出会い、ほぼ一目惚れに近い感情を抱いた。その後も陰ながら努力する彼女の一面に触れて、思いは大きく育っていった。誰に対しても分け隔てなく接する彼の真の性格は頑固で生真面目。幼馴染の「真田龍」と「吉田千鶴」はその性格を良く理解し、ときに良き相談相手になっている。その爽やかで優しい性格が、男からも支持されている所以のキャラである。

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「田中芳樹」によるファンタジー小説を原作とする作品。これまでに幾度となく映像化されており、最近のものだと「ライデンフィルム」により2015年と2016年にアニメ化されている。古代から中世頃の中東をモデルとする架空世界が舞台となっている。栄華を極めた「パルス王国」。その国には14歳となる王太子「アルスラーン」がいた。北西に位置する「ルシタニア」は貧しい国であり、豊かな土地を求めて遠征を行うことにした。そこで目を付けたのが「パルス王国」である。初陣であった「アルスラーン」は、敗戦となったにも関わらず、王国のみならず王都「エクバターナ」も陥落されたことに悔しさを抱き奪還を決意。「パルス」最強と謳われた武将「ダリューン」と共に、様々な心強い仲間を増やしながら、国を奪還すべく奮闘するのである。「ダリューン」は「マルズバーン」1万の騎兵を指揮する万騎長の1人。黒い甲冑と黒のマントを被り、黒毛の愛馬で戦場を駆け抜ける黒衣の騎士。剣をはじめ、あらゆる武技に優れており、付いた異名は数知れず、その名を大陸中に轟かせている。まだ人としても王としても未熟な「アルスラーン」の心身の支えであり、良き理解者。実直で剛健な武人だが、人の心を解する感性が非常に豊かな人物である。ユーモアも持ち合わせているため、時々場を和ませるような発言もする。「アルスラーン」個人に対して固い忠誠を誓っている、優しさ溢れる武人の中の武人。

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2007年にテレビアニメが放送され、現在までにシリーズ3作が放送された大人気作品。10年前に架空の街、東京を襲った「地獄門」の出現から、その世界は本当の空を失ってしまった。また、同時期に「契約者」と呼ばれる特殊な能力を備えた人間が現れ始めた。各国の諜報機関は「地獄門」に関する情報を得ようと、人外の能力を備えた「契約者」を東京に送り込む。その中で「黒」はとある組織に所属して、「地獄門」に関する情報を集めていた。他の「契約者」やエージェントとの戦闘、人々との交流を得て、「契約者」や「地獄門」に関する謎や陰謀が明かされていく。主人公の「黒（ヘイ）」は「黒の死神」の異名を持つ「契約者」。強力な戦闘力を有しており、能力は「電流を自在に操る」というもの。戦闘ではベルトに仕込まれたワイヤーと、それに結ばれたナイフを投げて戦い、ワイヤーで縦横無尽に駆け巡るアクションが定番。戦闘時のファッションは黒いコートに白の仮面。通常「契約者」はその能力の代償として人としての心を失ってしまうが、「黒」は心を失っていない稀な存在。実は「契約者」ではなく、「契約者」の能力を持った人間だからであった。普段は中国からの留学生を装っており、穏やかな青年として生活している。大食らいで馴染の中華料理屋もある。戦闘時のワイヤーアクションが男心をくすぐるキャラである。

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「士郎正宗」原作のSFアニメ。アニメ作品は本作以降シリーズ化されており、続編となる第2期を合わせたDVD累計出荷数は150万本にも及んでいる。本作は原作漫画の設定とは異なり、「第3の攻殻機動隊」とも呼ばれている。「電脳化」や「サイボーグ」技術が飛躍的に発展し普及した時代。それ故に犯罪は複雑なものとなっていた。生身の人間、「電脳化」の人間、サイボーグ、アンドロイドが混在する世の中で起こる、汚職、テロ、暗殺などの犯罪に対抗するための組織として「公安9課」の存在がある。「公安9課」の面々が多彩で複雑な犯罪を突き止めるべく、活躍していく物語である。「バトー」は「公安9課」のメンバーの1人で、主要戦闘員の1人。「草薙素子」の同僚で、肉体の大半を機械化したサイボーグである。眼鏡のような特殊な義眼が特徴で、見るからに強そうなゴツい体型をしている。しかし見た目に反してノリが良く、固すぎずフランクすぎずな性格の持ち主。機械類に対して並々ならぬ愛情を抱いており、特に「タチコマ」たちには深い愛着を抱いている。そして実は「草薙素子」が大好き。戦闘では主に「トグサ」とコンビを組んでおり、拳銃を用いて前線に立つ。「草薙素子」に劣らない体術も勿論だが、多人数の視野をハッキングするなどの電子戦も得意としているマルチな人物。ワイルドさが際立ちながらも良いおじさんのような性格がウケているキャラ。

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2006年に放送されたSFロボットアニメ。2年後に第2期が放送され、漫画やゲームなど様々なコンテンツで長きに渡り高い人気を保持している作品である。「超大国神聖ブリタニア帝国」は「日本」を侵略し、圧倒的な軍事力で支配してきた。日本に住む「ブリタニア人」の少年、「ルルーシュ･ランペルージ」はある日突然目の前に現れた「C.C.」に「ギアス」という他人を支配できる能力を授けられた。彼は暗殺された母の仇、そして妹の「ナナリー･ランペルージ」が安心して過ごせるような世界を手にするため、「ゼロ」と名乗り、素性を隠し「黒の騎士団」を作り上げる。「ギアス」の能力を使い、「ブリタニア帝国」や幼馴染の「枢木スザク」らと知略を凝らした戦いを繰り広げていくのであった。「ルルーシュ･ランペルージ」は「神聖ブリタニア帝国」の第11皇子ならびに第17皇位継承者として生まれた少年で、本作の主人公である。容姿端麗で頭脳明晰、多岐に渡り才能を発揮する。幼い頃に母が暗殺され、その弊害で妹の「ナナリー･ランペルージ」は歩行能力と視力を奪われた。このことから「ブリタニア帝国」に対して強い憎悪と復讐心を抱いている。「ギアス」の能力を得てからは「ゼロ」として復讐を果たしていくのだが、彼の持つ高いポテンシャルと強い憎悪が高度な戦闘を展開していく。知略は一級だが、体力は乏しいという一面もある。冷徹な目で絶対遵守の「ギアス」を使い、周囲を支配していく様子が格好良いと思えるキャラである。