国民的人気を誇る、美少女セーラー戦士たちの戦いを描いた少女漫画の金字塔。ドジで泣き虫な主人公の月野うさぎが、言葉を話す不思議な黒猫ルナと出会う。その出会いをきっかけに、彼女は正義の美少女戦士「セーラームーン」に変身する。そして、仲間のセーラー戦士や危機になると現れるタキシード仮面とともに、妖魔と戦うことになる。
本作の水を使う能力者といえば、水野亜美こと水と氷を操る知性の戦士「セーラーマーキュリー」だ。IQ300の天才少女で、セーラー戦士たちのブレーン的存在。青髪のショートヘアで、少し内気だが芯はしっかりしたお嬢様だが、毒舌な面もある。決め台詞は「水星に代わって、頭を冷やしてあげる!」。戦闘では接近戦向きのスピード系で、シャボンを向かい合わせた手の平から出すシャボン・スプレーや、水しぶきを使うアクア・ミストなどの技を使う。また探知解析機能を搭載したポケコンなどのガジェットを使用して敵の弱点を見抜いたりと、作戦を立てる参謀役としても有能だ。
2人の少女との出会いをきっかけに、地下世界の陰謀に巻き込まれる冒険アクション漫画。高校生の浅葱留美奈は、ある日「公司(カンパニー)」と呼ばれる地下社会から逃亡してきたルリ・サラサと、チェルシー・ローレックという2人の少女と出会う。彼女たちを追手から守ろうとして、留美奈は命を落としてしまうが、ルリの能力によって蘇生し、地下世界を支配する勢力へ戦いを挑む。
本作の登場人物たちには、地水火風をはじめ何らかの力を操る能力者がいる。紹介する水の能力者は、公司幹部にして本作の黒幕である白龍(パイロン)。公司No2の実力者で、水を駆使した様々な攻撃や必殺技を得意とする。その力は雷使いの電気を通さない「純水」にまで水の純度を高める事ができ、体内に流れる水をも支配可能。それほどまでに強力な能力者だが、研究所のデータベースにも一切情報が無い謎の存在だ。その正体は能力者の研究や人体実験が行われていた研究施設「箱庭」の元研究者。目的のためなら手段をえらばない非情な性格だ。
うだつの上がらない少年が突然、イタリアンマフィアの10代目候補に選ばれるバトルアクション。沢田綱吉(通称ツナ)の前にある日、リボーンと名乗る赤ん坊が現れる。リボーンは、イタリアンマフィアであるボンゴレファミリーの10代目ボスとしてツナを育てるため、家庭教師としてやってきた。ボンゴレ10代目の座を巡り、次期後継者の証であるボンゴレリングをかけたリング争奪戦が始まる。
本作に登場する水の能力者は、ツナの友人である山本武。彼は、ボンゴレ後継者の座を巡りリング争奪戦でツナと共に戦った「雨の守護者」だ。ツナと同じく並盛中学校2年で、明るく大らかな性格。初期は巻き込まれた戦いも何かの遊びだと思っており、リボーンから本物のナイフや銃弾で攻撃されてもオモチャと信じて疑わなかった。雨の守護者としての山本は窮地に追い込まれても諦めず、確実に勝利をもたらす時雨蒼燕流の使い手。リング争奪戦では、特殊暗殺部隊「ヴァリアー」に所属する同じ雨属性のスペルビ・スクアーロと戦い勝利した。
特殊能力を持つヒロインを守るために戦う能力バトル漫画。炎を生みだす力を持つ花菱烈火(はなびしれっか)は、治癒の力を持つ佐古下柳(さこしたやなぎ)と出会い、彼女を主君と認め守り抜くことを決意。その証に、自分の手から直接炎を出して見せて、共に特殊能力者である秘密を共有する事になる。
本作の水の能力者は、烈火と同じ高校に通う2年生で、クールな毒舌家の水鏡凍季也(みかがみときや)。髪が長く女性と勘違いされることもある。魔導具は閻水を使用し、その特性を生かした剣術、氷紋剣を使いこなす近~中距離型の剣士だ。シスコン気味で、ヒロインの柳が死んだ姉に似ていることから、柳を守るために戦う。また、姉を殺した「左耳に4つのピアスを付けた男」に復讐するため、烈火たちと共に裏武闘殺陣に出場した。不愛想な性格だったが、烈火達と行動を共にするようになってから周りの人たちとも話すようになった。
人間の少年と魔物の子どもが魔界の王選定戦に挑むバトル漫画。中学2年生の高嶺清麿(たかみねきよまろ)はMIT(マサチューセッツ工科大学)の論文を難なく理解できる頭脳の持ち主だったが、周囲に馴染めず不登校を繰り返していた。そんなある日、清麿のもとに謎の少年、ガッシュ・ベルが現れる。実はガッシュは魔物の子で、千年に一度行われる魔界の王を決める戦いに参加させられた100人の魔物の子の1人だった。
水の能力者として登場するのが、魔界にいた頃からガッシュに片想いしていた魔物の少女、パティ。変形型のツインテールという特徴的な髪型で、普段は明るい性格。しかし、怒らせると鬼のように怖く、素手で岩を砕くほど強い。再会したガッシュが記憶喪失で自分を覚えていなかったことに激怒し攻撃してくるなど、欲しい物を手に入れるためには手段を選ばない。手から強力な水流を放つ「アクル」や渦を巻いた水の塊による盾を作り出す「アシルド」をはじめとした水の術を使う。ガッシュとの戦いに敗れた後、ゾフィスの悪事に荷担してしまうが、レイラやガッシュの説得で自らの過ちに気付き、共に立ち向かう。