烈火の炎

炎を操れる能力を持つ主人公花菱烈火が、治癒能力を持つ少女佐古下柳を守るために仲間とともに、迫り来る敵たちと闘っていく。安西信行の代表作。

あらすじ

第1巻

忍者オタクの少年・花菱烈火は、他人の傷を治癒させる能力を持つ少女・佐古下柳を「主君」と認め、守り抜こうと心に決めた。そしてその証に、自分の手から直接炎を出す事ができる特殊体質を見せ、互いに秘密を共有する事にする。しかしそんな時、「影法師」を名乗る謎の女性、のちの陽炎に襲われる。辛くも影法師を退けた烈火だったが、影法師は烈火のケンカ友達である霧沢風子魔道具・風神を与えて戦わせようと仕向ける。

第2巻

霧沢風子魔道具による洗脳から解き放った花菱烈火のもとに、今度は魔道具・閻水を使用する剣士・水鏡凍季也が現れる。亡き姉の面影を佐古下柳の中に見た凍季也は、柳とのいっさいの関係を断てと烈火に迫る。最初は反発する烈火だったが、自分が傍にいる事で柳が影法師(のちの陽炎)にも狙われると言われた事から、柳に主従関係の解消を切り出す。

第3巻

穏やかな日常が戻った花菱烈火だったが、臨時教員で幻の忍軍といわれる火影忍軍を研究している立迫文夫と共に、佐古下柳が連れ去られてしまう。犯人が紅麗という男であると知り、烈火はケンカ友達である霧沢風子石島土門と共に紅麗の屋敷に突入する。しかしそこには、永井木蓮小金井薫をはじめとした、魔道具を使う刺客達が待ち受けていた。

第4巻

すべての刺客を退け、紅麗のもとへと辿り着いた花菱烈火達。しかし、紅麗の使う炎・のあまりの強さに打ちのめされてしまう。烈火があきらめようとしない事から、影法師(のちの陽炎)は能力の封印にもなっている手甲を外して戦う事を提案する。勝利か自滅かを賭けた一手に迷う事なく手甲を外した烈火だったが、その腕から現れたのは、荒ぶる八俣の火竜、八竜だった。

第5巻

なんとか佐古下柳を救出した花菱烈火達は、影法師に招かれ火影忍軍の隠れ屋敷へと足を踏み入れる。そこで影法師が烈火の実の母親・陽炎である事や、烈火と紅麗が異母兄弟である事を知る。そんな中、烈火達全員に裏武闘殺陣への招待が届く。再度紅麗と対決するための力をつける特訓を重ね、全滅すれば柳を紅麗に奪われるリスクを負いながら、烈火達はチーム火影を名乗って参戦する事を決める。

第6巻

裏武闘殺陣第1回戦が始まった。火影と空の対戦は、花菱烈火と最澄の副将戦へと進んでいた。心臓に疾患を抱える最澄が活動の限界を迎え、火影が第2回戦進出を決めるが、烈火は空海との大将戦を望む。人を殺める覚悟を問う空海に烈火は自分の道を貫くと答え、勝利する。翌日の第2回戦は紅麗の仲間麗(幻)だが、会場近くにある森光蘭の城に探検に出た霧沢風子が帰って来ず、火影は三人での出場を考える。その時、紅麗と決別した小金井薫が助っ人に名乗りを上げた。

第7巻

裏武闘殺陣第2回戦が始まった。水鏡凍季也は永井木蓮の体内に閉じ込められた小金井薫を救出し、ケガを負いながらも勝利を収める。しかし、続いて闘技場に上がった砂倉瑪瑙が父親を幻獣朗の人質に取られ、無理やり戦わされている事を知った花菱烈火は、戦闘中に瑪瑙の父親を無事奪還する。幻獣朗との大将戦においては、烈火が勝ったら瑪瑙の体内に埋め込まれた魔道具を取り出す事を約束させる。

第8巻

麗(幻)戦にも勝利し、第3回戦へと進出した火影。しかし麗(音)との対戦を前にして、花菱烈火と水鏡凍季也のあいだに亀裂が生じてしまう。小金井薫が不調で欠場する中、烈火と凍季也の反発はさらにこじれ、陽炎をはじめとする仲間達の心配をよそに、戦いが始まってしまう。石島土門が亜希に辛勝したあと、音遠は烈火と凍季也の険悪な雰囲気を察し、タッグ戦を申し込む。

第9巻

順調に勝ち進んだ火影は、本来次の対戦相手である鎖悪架子の夜子魯から不戦勝とその理由を告げられ、Aブロック代表として選出される。一方、音遠は磁生を殺害した麗(魔)・魔元紗について紅麗を問い詰めようとするが、かわされてしまう。さらに、佐古下柳を手に入れようと目論む森光蘭は、森光蘭の城内部で何者かが製造・培養されるのを見守っていた。麗(音)戦での負傷で水鏡凍季也が欠場する中、火影と麗(魔)戦が幕を開ける。

第10巻

霧沢風子と麗(魔)・餓紗喰の対戦が互いに互角、拮抗状態を見せる中、森光蘭は賓客達のテンションを盛り上げるため、闘技場にレーザーロープを発生させる。しかし、正々堂々の勝負を望む餓紗喰はそれを破壊し、互いに戦士としてのプライドを賭けた一撃を放つ。続く大将戦、石島土門は魔元紗との戦いに臨むが、当の魔元紗は闘技場に立ちながら、佐古下柳捕獲を目論んで闘技場外にも姿を現していた。 

第11巻

魔元紗を下し、決勝へと駒を進めた火影。しかし、その勝利の場に紅麗、Jキーパーが現れる。森光蘭の命令を受けて動いていた魔元紗を、惨殺する事で断罪した紅麗に改めて啖呵を切った花菱烈火は、決勝進出の喜びをこれまでの対戦相手達と分かち合っていた。一方で決勝戦まで2日と迫った時、謎の老人・虚空が現れ、火影メンバーに助言を授け始める。

第12巻

裏武闘殺陣決勝戦が始まった。石島土門を殺害し、その死体を手に入れようとする先鋒の呪は、土門を予想以上に追い詰めていく。しかし、虚空が渡した魔道具・鉄丸を使用する事で土門は辛勝し、決勝の舞台に姿を見せていなかった紅麗が現れる。その時、虚空は花菱烈火から八竜の能力を消し、改めて炎を獲得する試練を課すため烈火の精神世界へと導いていく。

第13巻

麗(紅)と火影の次鋒戦、水鏡凍季也は姉・水鏡美冬を殺害した仇を自称する戒と対峙する。しかしその対戦中、戒からはさらに驚くべき事に、一子相伝であるはずの氷紋剣を戒が凍季也が師事した巡狂座から学んだと聞かされる。その頃、花菱烈火は烈火の精神世界の中で円、刹那を取り戻すべく奮闘を続けていた。

第14巻

裏武闘殺陣決勝の中堅戦が始まった。霧沢風子と命の戦いは風子優勢に進んでいるように見えたが、これまで「命」として姿を見せていたのは魔道具・魅虚斗である事が判明し、会場はざわめく。毒に苦しめられた風子だったが、無事快勝したかと思いきや、命の策略によって敗北を喫してしまう。あとのない火影だが、ここで小金井薫ジョーカーの対戦が始まる。

第15巻

小金井薫ジョーカーの対戦は、ジョーカーが敗北を認めた事によって火影の勝利となった。しかし大将戦を前にしてなお、まだ花菱烈火は姿を見せない。そこで森光蘭は特例のセレモニーとして、烈火が現れるまで火影全員が紅麗と戦う事を許可する。次々と火影メンバーが倒れる中、ついに烈火が帰還し、紅麗との因縁の対決が幕を開ける。

第16巻

、そして紅麗の炎となった磁生を相手に苦戦を強いられる花菱烈火。しかし、そこでついに七匹目の火竜虚空が烈火に力を貸す。そのあまりに強大な威力に、裏武闘殺陣会場内の観客は外へ退避し、紅麗と烈火による文字通りの一騎打ちが始まる。周囲の被害を考えないほど激しい戦いの中で、会場は瓦礫と化し、その中で紅麗と烈火は自分の背負った者のために死力を尽くす。

第17巻

裏武闘殺陣が終了し、火影のメンバーは穏やかな日常へと帰って来た。しかし煉華を得て紅麗を追い落とす事に成功した森光蘭は、不老不死の野望を達成すべく、魔道具・天堂地獄の入手に向けて動き始める。そして花菱烈火達のもとへは、螺閃を首領とした光蘭直属部隊・裏麗が監視、そして力試しに赴いていた。その際に烈火は、螺閃のパートナーである鬼凜から、天堂地獄の名を再会のヒントとして与えられる。

第18巻

ジョーカーの案内によって、無事に天堂地獄の封印の地に入った火影メンバー達。分かれ道で二手に分かれた石島土門花菱烈火佐古下柳は、中で待ち受けていた牙王と出会う。またもう一方の霧沢風子小金井薫、水鏡凍季也は緋水の攻撃を受けて分断されてしまう。

第19巻

川に流された小金井薫は、神威との戦闘に入っていた。愛を囁きキスやハグを求めながら殺戮を望む神威に翻弄されながら、薫は勝利を収める。そして別の場所に流れ着いていた水鏡凍季也は、命、永井木蓮と再会し、二対一の勝負に挑む。圧勝してみせる凍季也だったが、その場で姿を現した葵に重傷を負わされてしまう。

第20巻

緋水と和解した霧沢風子は、その先で双角斎と対峙していた。そして風子はそのまま、偏執的な妄想に取り憑かれている双角斎によって魔道具・魂吸いの壺に吸い込まれてしまう。一方で小金井薫花菱烈火佐古下柳石島土門は天堂地獄に至る一本道で、鬼凜が門番を務める門前で合流を果たしていた。

第21巻

花菱烈火をはじめとする火影は、ついに森光蘭に追いつき、天堂地獄へと眼前に辿り着いた。火影、そして紅麗の遺伝子を利用して作られた人造炎術士・煉華は、天堂地獄を賭けて交戦を始める。その時、天堂地獄が封じられた鎧が動き始め、光蘭を無視し、烈火の前へと立ち尽くした。よもや天堂地獄が烈火を主人に選んだのかと一同が息を呑んだ時、烈火は天堂地獄に手を差し伸べた。 

第22巻

天堂地獄は森光蘭の持つ無限の欲望が自らにふさわしいと認め、ついに天堂地獄と光蘭が同化を果たす。もはや異形の姿となった光蘭だが、今のままでは不完全な不死であるため、佐古下柳を吸収しようと目論む。一方、封印の地が崩れ光蘭を取り逃した花菱烈火率いる火影、紅麗率いるは、一度それぞれの日常に戻っていく。しかしその日常に、裏麗死四天の一人・葵が入り込んでいる事に、誰も気がついてはいなかった。

第23巻

葵によって、佐古下柳森光蘭のもとへと拉致されてしまった。しかし、すぐには吸収されないという確証を得た火影は、それぞれ本当に命を賭けて柳救出に向かう覚悟を持てるのか、3日間の猶予期間を設ける事に決める。その間、花菱烈火は烈火の精神世界に赴き、八竜最後の火竜、裂神と会う事にする。

第24巻

花菱烈火が烈火の精神世界の中で出会った裂神は、実の父親である桜火だった。そして烈火は桜火から、佐古下柳がかつて桜花が一時の主と決めた桜姫の生まれ変わりである事や、桜姫の悲劇的な生涯を聞かされる事になる。改めて柳を救出し、ごく普通の人生に引き戻す事を桜火に約束し、烈火は火影メンバーが待つ火影忍軍の隠れ屋敷へ戻っていく。

第25巻

佐古下柳が監禁されている森光蘭の居城・要塞都市SODOMに辿り着き、花菱烈火ら火影は空や餓紗喰らの協力を得て奔走する。要塞都市SODOM中央にあるHELLorHEAVENに入るためのデータCDを各自入手するため、石島土門は格納庫へと入っていく。そこで出会ったのは裏武闘殺陣で戦った麗(音)の亜希、魅希だった。

第26巻

バイオノイドドームで牙王と出会った小金井薫は、その強さに圧倒されてしまう。一度は敗北と死を覚悟する薫だったが、かつて紅麗から教えられた言葉を思い返し、牙王との戦い方を変更する。一方で霧沢風子は入手したデータCDを綺理斗に奪われており、花菱烈火はウェポンドーム内で永井木蓮、命と対峙していた。

第27巻

一時は永井木蓮によって溺死させられたかと思われた花菱烈火だったが、無事生還を果たした。しかし安堵したのも束の間、HELLorHEAVENからウェポンドームの自爆コードが送られた事を知り、なんとか脱出を果たす。その頃要塞都市SODOM内の森の中では、最澄、餓紗喰、月白、火車丸が、死四天の一人・門都と戦闘を開始していた。

第28巻

陽炎石島土門小金井薫は、入手したデータCDをセットする事でHELLorHEAVENへの道を開く場所、像のある建物に辿り着いた。残る2枚のディスクを探してマリーの館に向かった土門は、そこで館の主人マリーの策略によって拘束された水鏡凍季也を目の当たりにする。

第29巻

ついに佐古下柳が囚われているHELLorHEAVENへの道が開いた。各自分断され、別のエレベーターで森光蘭へと進んでいく中、石島土門は死四天の一人である蛭湖と出会う。裏麗としての使命感のみで戦いを続ける蛭湖に、土門は自分の意思で生きろと叱責する。そして小金井薫が辿り着いた場所では、ジョーカーと行き会う。

第30巻

HELLorHEAVEN内を進む陽炎は、裏麗の前首領・螺閃と鬼凜に出会っていた。かつて犯した罪の償いに自分自身を消したいと願う螺閃が、陽炎にかけられた不死の呪いを解こうとするのを止めるため、鬼凜は陽炎に攻撃を仕掛ける。一方で霧沢風子は、敵同士という認識がありながら今まで協力関係にあった雷覇と直接対決する事となる。

第31巻

水鏡凍季也はHELLorHEAVENでようやく再会した氷紋剣の師・巡狂座から、姉・水鏡美冬の死の真相やこれまで伏されていた血縁関係を明かされる。すべてを受け入れたあと、寿命を終えた巡狂座を看取り、凍季也は先へと進む。それより少し前、煉華は紅麗に襲いかかっていたが、圧倒的な力の差を前に森光蘭に救いを求め、逃走していた。

第32巻

繭となった森光蘭の前に、ほとんどの自我を失い人形同然となった佐古下柳が連行されて来た。ついに柳も天堂地獄に吸収されるかという時、花菱烈火を除いた火影メンバーが駆けつける。その頃烈火は、烈火の精神世界にて桜火と面会し、裂神を使った際の炎について説明を受け、予想外の能力に愕然とする。

第33巻

佐古下柳が死んだ。その事実に自失する花菱烈火に、紅麗が一喝し、虚空は裂神を使用して柳を烈火が使役する炎とする事を勧める。このままでは柳の魂が天堂地獄に吸収されてしまう事を知り、烈火は柳を救うためにも裂神を呼び出す事を決断する。火竜を含むすべての協力者の支援を受けて裂神を呼び出す事に成功した烈火は、魂となった柳を連れ戻しに行く。

登場人物・キャラクター

花菱 烈火

16歳の男子高校生で、火影忍軍の生き残り。桜火と正室・陽炎の実子であり、紅麗の腹違いの弟。花菱成男を養父として育った。右頬に、口内にまで達する刀傷があり、ふだんは絆創膏で隠している。手と手を強くこすると炎を出す事ができ、またその炎に熱さを感じない。幼い頃からつねに手甲を身につけていた。忍者にあこがれて佐古下柳を「姫」と慕っていたが、数々の危険をくぐり抜けるうちに、忠義の気持ちが恋へと変化していった。チーム「火影」のリーダーを務めている。石島土門、霧沢風子とはケンカ友達で、水鏡凍季也とはそりが合わないまでも仲間として行動を共にしている。炎の型は八俣の火竜・八竜で、使用できるようになった火竜の名の一文字目が両肩に焼き印のように刻まれていく。血液型はO型で、7月27日生まれの獅子座。

佐古下 柳

16歳の女子高校生で、花菱烈火の君主。烈火からは「姫」と呼ばれている。地域一帯で随一の美少女として知られており、強引なナンパに遭ったところを烈火に助けられた。傷を癒やす力を持っており、そのため永遠の命を望む森光蘭から狙われる。ただし、自分のケガは治癒させる事ができない。絵本作家を目指しており「ローズ柳」というペンネームもあるが、絵が下手。天然ボケだが保育園で保育士のバイトをしており、心優しい。裏武闘殺陣では自ら、チーム全滅の際の貢ぎ物として名乗り出た。光蘭や紅麗、裏麗に所属する人物には「治癒の少女」と呼ばれている。

霧沢 風子

16歳の女子高校生で、チーム「火影」の紅一点。男勝りな性格をしており、10年来の付き合いになる花菱烈火とはケンカ友達。魔道具・風神の使い手だが、もともとのケンカ用武器として使用していた「忌」と書かれた錐も投擲武器として活用する。「影法師」を名乗っていた頃の陽炎に風神を渡された時には、洗脳装置によって戦闘に興奮する副作用を起こしていた。風神に別の魔道具の核を嵌め込んで使おうと考えついた際には、陽炎に「魔道具発明の天才」と賞賛された。裏武闘殺陣中に偶然出会った雷覇にたびたび救出され心惹かれるようになるが、HELLorHEAVENで雷覇の背負った宿命と覚悟を知り、真剣に戦う事を選んだ。血液型はB型で、8月2日生まれの獅子座。

石島 土門

16歳の男子高校生で、花菱烈火のケンカ友達。チーム「火影」のパワー担当。馬鹿力を誇る巨漢で、髪型はモヒカン、鼻にピアスを付けている。霧沢風子に片思いしている。あだ名として「腐乱犬」と呼ばれる事も多い。紅麗の屋敷に乗り込む直前、陽炎によって鼻ピアスを魔道具・土星の輪にすり替えられ、超人的な力が出せるようになった。また裏武闘殺陣参加直前に、嘴王の操作を取得している。

水鏡 凍季也

17歳の男子高校生で、クールで口が悪い少年。髪が長く中性的な顔立ちで、華奢な体格から「男女」と呼ばれる事も少なくない。チーム「火影」の頭脳担当。他者に対しては冷徹な表情を見せるが、火影の仲間達の前では年齢相応に幼い様子も見せる。佐古下柳に亡くなった姉・水鏡美冬の面影を見て、「影法師」と名乗っていた頃の陽炎から守るため、花菱烈火から奪おうと考えていた。淡泊な性格に見えるが、言われた悪口はすべて記憶しているほど粘着質。美冬の形見として魔道具・閻水を継承し、巡狂座から剣術・氷紋剣を会得した。

小金井 薫

紅麗の命令を受け、立迫文夫を拉致した13歳の少年。魔道具・鋼金暗器を使用する。中学生だが非常に背が低く、よく子供扱いされている。喜怒哀楽の表現が激しく、陽気な性格。紅麗を兄と慕い、紅麗のやる事は正義だと信じていたが、佐古下柳に対する行いの数々にショックを受け紅麗のもとを出奔。紅麗が本当に冷徹なだけの人間なのかを知るため裏武闘殺陣に潜入。2回戦で、霧沢風子不在の穴を埋めるべく火影に参加し、仲間となった。パズルの才能にあふれており、常人なら慣れても10秒以上かかる鋼金暗器の変形に、0.6秒しか費やさない。火影の仲間以外では、最澄と非常に仲がいい。裏武闘殺陣後は、花菱烈火の自宅に居候している。血液型がA型で、9月29日生まれの天秤座。

紅麗

火影忍軍の生き残りであり、麗(紅)の大将で麗の首領を務める20歳の青年。桜火と側室・麗奈の実子であり、花菱烈火の腹違いの兄。森光蘭、森月乃の養子として育ち、月乃には母子としての深い愛情を、光蘭には憎悪を抱いている。冷たい印象の美男子だが、右側の頬から目にかけて、自ら紅に焼かせた大きな火傷の痕がある。火影忍軍の里では、呪われた子供として母子共に迫害を受けていた。炎の型は「不死鳥」であり、任意の人物の遺体を炎で焼いて、魂を使役する事ができる。この炎の型が非常に特殊で、火影忍軍の歴史の中でもほとんど前例がない事から、「呪われた炎」といわれている。

森 光蘭

実業家として、一代で巨万の富を築いた男性。紅麗と紅の養父であり、森月乃の夫。額の中央にほくろがあり、両目共に斜視。幼い頃から強欲で、満足感を知らない。得た物を失わないために永遠の命を欲しており、その手段として火影忍軍の知恵と、治癒の力を持つ佐古下柳を狙う。紅麗の力を利用するため感情を消させることを目的に、月乃の体内に爆弾を仕込んで人質にする、紅と親しくさせてから殺害するなど、非人道的で非情な手段を取る。しかし、この仕打ちから紅麗に復讐される時が来る事を非常に恐れており、より従順な紅麗を望んだ結果、煉華を造り出した。天堂地獄から術者と認められ、同化してからは人間の姿を保つ事もできるが、基本的には異形となった。

陽炎

火影忍軍に所属している女性で花菱烈火の実母。桜火の正室でもある。顎に縦に並んだ二つのほくろがある。登場当初は敵として現れ「影法師」を名乗っていたが、それは紅麗と出会う前に烈火を鍛えようと考えての事だった。火影の里が織田軍に攻められた際、赤ん坊だった烈火を逃がそうと秘術・時空流離を発動したため、不死の呪いにかかった。そのため、外見年齢が22歳のまま止まっている。

虚空

花菱烈火を宿主とする、八竜の一匹。大きな単眼の火竜で、唯一烈火の意思に関係なく出入りする事ができ、また人間の姿で他者とコミュニケーションを取る事もできる。裂神が加わるまでは火竜の長だった。ほかの火竜と違い、裏武闘殺陣決勝を前にして人間の姿で現れ、火影メンバーに数々の助言をした。またそれ以降も、貴重なアドバイザーとして活躍する。自分の口元に高温の火球を作り出し、レーザー砲のように撃ち出す事ができる。人間の姿の時はニット帽をかぶってサングラスをかけた、ファンキーな容姿の老齢男性。また、無類の女好きであり、陽炎、霧沢風子はボディタッチなどのセクハラ被害に遭っている。魔道具を造り出した技師の一人で、「人を守り生かすための武器」として魔道具を製造した。

花菱 成男

花菱烈火の養父。花火職人だが、咥え煙草で作業する事も珍しくなく、そのたびに烈火に怒られている。15年前の雨の日に烈火を拾い、育てて来た。陽炎や火影忍軍の事などを知ったあとも、変わらぬ態度で接している。また、烈火に花火に使う火薬玉で戦う事を教えた人物でもあり、不意を突かれたり油断さえしていなければ非常に強い。

桜火

火影忍軍の6代目頭首にして、花菱烈火と紅麗の父親。顔の右側に、大きく縦に走る傷痕がある。火影の里を攻める織田軍と戦い、32歳で戦死した。火影忍軍を守りきれなかった後悔から、八竜の長である裂神となって烈火の使役する炎となっていた。紅麗が火影忍軍内で「呪われた子」とされた時、激昂しつつも頭首として耐えるしかなかったと語っており、紅麗の現在の状況を哀れみ、非常に心配している。小平太から紹介を受けた沢木から高杉獣吾郎正金の暗殺依頼を受けた際、桜姫と出会い、一時の主として守る事を誓った。しかし力及ばず、沢木家の滅亡と桜姫の自刃を招いた事を悔やんでいる。また、佐古下柳が桜姫の生まれ変わりであると考え、今度こそ幸せになってほしいと願っている。桜火自身は自分の炎の型を知らず、高杉との合戦時には、一度だけ虚空を長とした七匹の火竜を使用した。

海魔

かつて火影忍軍で魔道具を造り出した技師の一人。痩せており、ギョロリとした目をした病的な顔つきの男性。より多くの人間を殺害できる武器を造る事を目標に製造を続け、天堂地獄を造り上げた。かつて氷魔閻を試すために幼児を殺害した事で火影から追われた。永遠に生き、永遠に殺すために天堂地獄と一体化して生き続けている。

ジョーカー

裏武闘殺陣の麗(幻)戦から火影陣営に近付いていた、関西弁で話す謎の男性。トランプのジョーカーを思わせる装束を着ており、素顔が見えない。当初から空海に正体を怪しまれていたが、決勝戦を前にして、麗十神衆の一人であり、麗(紅)のメンバーである事を暴露し、小金井薫に本気を出させるため、最澄に瀕死の重傷を負わせた。魔道具・帝釈廻天を使用する。「楽しい事しかしたくない」という理由から自由に振る舞い、紅麗にもタメ口で話す。気ままに振る舞う性格のため、封印の地の場所やその侵入方法を火影に教えたかと思えば、HELLorHEAVENでは「次はないかも知れない」という理由から薫に戦いを挑みつつも、綺理斗の態度に腹を立てて共闘を申し出た。綺理斗との戦闘後、乱入して来た門都に重傷を負わされたが、最後の力を振り絞って帝釈廻天の力でブラックホールを作り出し、門都もろとも吸い込まれていった。

雷覇

麗十神衆の一人であり、「麗(雷)」として一人で出場した青年。音遠からは「昼行灯」と称されるほどのらりくらりとした性格で、つねに柔和な笑顔を絶やさない。裏武闘殺陣2回戦直前に、霧沢風子と偶然知り合った。それ以来風子と親交を深めてつつ惹かれてもおり、風子がピンチに陥った際にはほとんど雷覇が助力、救出に現れている。また、森光蘭との決戦に向かう風子を不眠不休で鍛え、来る雷覇自身との戦いに備えさせた。魔道具・雷神を使用するが、あまりに強大な能力を恐れ、風神の核を嵌め込む事で雷神を眠らせていた。400年前に滅亡した火影忍軍の逃亡者達の子孫で、その事を恥と思っている。また、この事実を知ってなお雷覇を受け入れた紅麗に忠誠を誓っている。

音遠

麗十神衆の一人で、麗(音)の大将を務める女性。額にビンディーを付け、髪は前髪だけが白髪になっている。魔道具・不狂和音を使用する。元は紅麗の屋敷に雇われていたメイドだったが、紅麗の力になりたい一心で麗への入隊を志望し、熾烈な訓練を耐え抜いて麗十神衆となった。裏武闘殺陣終了直後、森光蘭の手によって殺害されかけた紅麗を助けて逃亡。逃亡中、裏麗の刺客に襲われて重傷を負い、紅麗に戦いの世界から遠ざかるようにと言われた。しかし、紅麗が光蘭や天堂地獄との決戦に向かった事を知り、力になるため磁生の遺品である「磁双刀」を携えて参戦する。亜希と魅希からは「姉様」と呼ばれている。

紅麗の使用する炎で、天使のように炎の翼を生やした女性。生前は森光蘭の養女で、一時期は紅麗と共に暮らし、互いに心を通わせていた。しかし森月乃と同じく、体内には遠隔操作式の小型爆弾が埋められており、紅麗の感情を消すためという名目で光蘭に殺害されてからは、紅麗の出す炎そのものとなって生き続けている。炎としての紅は背中に翼の生えた天使のような姿をしており、尖った耳をしている。また推定温度は1800度とされる。

立迫文夫

花菱烈火達の学校に、臨時教員としてやって来た男性。「博子」という妻がいる。日本史が専門で忍者マニアなため、烈火とは初日からなかよくなった。ダジャレが好きだが面白くない。火影忍軍が魔道具を記した巻物を所有しており、研究している。しかし、この事が森光蘭に危険視され、拉致された。烈火達に火影忍軍の事を教えた。

桜姫

佐古下柳の前世にあたる少女。永禄11年に存在した人物で、家臣である小平太に恋をし、夫婦となる事を望んでいたが、高杉獣吾郎正金から側室にと望まれていた。治癒の能力を持っており、火影忍軍による高杉暗殺が失敗に終わったあと、合戦で傷ついた兵達を癒やす事に尽力した。しかし、小平太と父親である沢木が討ち死にした事で死期を悟り、桜火に部屋の護衛を頼んで一人静かに自決した。

螺閃

元麗十神衆の一人であり、裏麗の首領になった男性。オールバックにしたウルフカットの髪型で、いつも無表情。魔道具・光界玉を使用する。光界玉を使用した際の反作用によって、感情、声、母親を消してしまった過去があり、特に母親を消してしまった罪を悔いて、螺閃自身が消える時を探すためだけに戦い続けていた。しかし、花菱烈火との戦いで母親の思いを背負って戦う強さを烈火の中に見出し、自ら敗北を認めた。その後は鬼凜と共に裏麗を抜けたが、陽炎の呪いを消す事で自分を消そうと考え、鬼凜と共にHELLorHEAVENに潜入した。

煉華

森光蘭と幻獣朗の手によって紅麗と紅の細胞を混ぜて造られた、クローンの少女。外見は紅に酷似しているが、紅に比べて下まつげが非常に長い。紅麗と同じく炎を使える炎術士。思考パターンが幼く、光蘭の事を「パパ」と慕い、褒めてもらうためにどんな事でも実行する。

永井 木蓮

紅麗の命令を受けて立迫文夫を拉致した男性。魔道具・木霊を使用する。額にバンダナを巻き、長い前髪で左目を隠している。「殺人医師」を自称しており、女性をいたぶって殺害する事に快楽を見出すサディスト。紅麗の屋敷では花菱烈火に一撃で倒され、強い恨みを抱いている。裏武闘殺陣では麗(幻)の次鋒として水鏡凍季也と対戦している。その時は幻獣朗の心霊医術によって木霊を左目に埋め込まれ、人間と魔道具の合成獣となっていた。裏武闘殺陣後は裏麗の一員となり、封印の地では恋人の命と共に凍季也と対戦し、要塞都市SODOMではウェポンドーム最奥の貯水池で烈火、空海と対戦している。

集団・組織

火影忍軍

桜火が6代目頭首を務めていた、幻といわれる忍軍。身体能力においては人並みで、ほかの忍里より劣っていたが、天才的な頭脳を持つ一族で、魔道具を造り出した。代々一代に一人だけ生まれる炎術士が首領を務めていた。魔道具奪取を企てた織田信長によって滅ぼされたが、桜火の策によって魔道具は隠されていたため、織田軍の手には渡らなかった。

紅麗直属の暗殺部隊。紅麗を筆頭として、核となる十人の幹部・麗十神衆が取りまとめている。麗(紅)以外は麗十神衆一人につき兵数人で構成されたユニットだが、麗(紅)のみ紅麗以外の全員が麗十神衆となっており、レベルが違うと評価されている。裏武闘殺陣後はすべての麗が事実上解体されたが、紅麗は自身を「正当な火影忍軍の後継」と考えており、「裏火影」としての「麗」を紅麗、雷覇、ジョーカー、音遠で名乗っている。

裏麗

麗の内部用の極秘暗殺集団。社会的では裏の存在にある麗の、さらに裏の存在。本来は麗として認められなかったあぶれ者の集団だった。裏武闘殺陣後は、森光蘭直属の暗殺部隊として表立って行動を始めた。螺閃を首領として、サポートに鬼凜、次いで四死天がトップを務めている。

裏武闘殺陣において、火影が初戦で対戦したチーム。大将を空海、副将を最澄が務める。裏世界では暗殺業も行う格闘集団として知られており、その規模は東北地方最大といわれている。藤丸以外の全員が道着を着用して参加している。火影に敗北したあとも、観戦と火影の応援のために裏武闘殺陣会場に滞在し続けた。また、要塞都市SODOMにおける火影と森光蘭、裏麗との決戦にも、空に所属している門下生全員で参戦している。

イベント・出来事

裏武闘殺陣

C県にある「殺陣導夢(さつじんドーム)」という会場で催される、非合法の武闘大会。森光蘭が主催者で、開催中は森光蘭の城において、富裕層によるギャンブルが行われる。会場内では殺人も罪にならず、勝敗に莫大な金銭が賭けられる。チーム対抗のトーナメント戦で、1チームにつき最大五人まで登録できる。どんな武器も使う事ができるが、敗者の武器は勝者に奪われるルールとなっている。さらにチームが全滅した際には、ペナルティーとして主催者に貢ぎ物を捧げる決まりがある。また会場の南西には選手用のホテルが用意されており、敗退した者も含めて大会中の宿泊施設となっている。審判は、辰子や子美など、干支を名前に冠した女性達が務める。のちに、火影の力を評価した光蘭が紅麗暗殺のために開催した事が判明する。

その他キーワード

魔道具

火影忍軍が造り出した、超常的な力を持った道具の総称。陰陽五行や風水、科学など、さまざまな知識の集大成とされる。道具はそれぞれ自分の主人を選び、主人と認めていない者には扱う事ができない。一つしかない物もあれば、量産された物もある。基本的に、核となる玉に能力や名称を表した文字が一つ入っている。

炎術士

火影忍軍の首領となる特殊能力者。媒体に頼る事なく、大気と精神力を呼応させて炎を生み出す事ができる。炎術士によって炎の形が異なり、大小や色なども異なる。また炎術士は自らの潜在能力が暴走しないよう、それぞれ手甲や腕輪等の封印具を身につけている。本来一代に一人しか生まれないが、花菱烈火と紅麗は同世代として産まれたため、不吉とされた。

火竜

火影忍軍の古文書における、炎術士の炎の形の一種。獅子、大蛇、鷹なども強力とされたが、火竜は最も強力な炎の形とされ、恐れられていた。火竜を召喚する際には三つの注意事項があり、それぞれ複数の火竜を同時に出す場合には取り込んだ順の逆に呼ばなければならない、火竜を合成する際には精神力を削るため、火竜の炎が逆流する事もあるため乱発は控えなければならない、火竜同士にも相性があり、特に刹那はほかの火竜との共存を拒む事から注意が必要、とされている。また火竜は守るべき者を守れず死んだ炎術士が、迷い、呪い、未練を残したために魂が浄化されずになったものであり、花菱烈火が守るべき者を守りきれた時、火竜の未練も晴れて浄化されるといわれている。

アニメ

烈火の炎

身体から炎を生む力をもつ少年・花菱烈火の夢は忍者になること。ある日、鉄骨の落下事故で危険に陥った少女・佐古下柳を救ったさい、治癒能力というやはり常人にない秘密の力をもつ柳と心を通わせる。 烈火は彼女を... 関連ページ:烈火の炎

書誌情報

烈火の炎 全33巻 小学館〈少年サンデーコミックス〉 完結

第1巻

(1995年10月発行、 978-4091236319)

第2巻

(1995年12月発行、 978-4091236326)

第3巻

(1996年2月発行、 978-4091236333)

第4巻

(1996年6月発行、 978-4091236340)

第5巻

(1996年7月発行、 978-4091236357)

第6巻

(1996年10月発行、 978-4091236364)

第7巻

(1996年12月発行、 978-4091236371)

第8巻

(1997年2月発行、 978-4091236388)

第9巻

(1997年5月発行、 978-4091236395)

第10巻

(1997年8月発行、 978-4091236401)

第11巻

(1997年9月発行、 978-4091252616)

第12巻

(1998年1月発行、 978-4091252623)

第13巻

(1998年4月発行、 978-4091252630)

第14巻

(1998年6月発行、 978-4091252647)

第15巻

(1998年9月発行、 978-4091252654)

第16巻

(1998年11月発行、 978-4091252661)

第17巻

(1999年2月発行、 978-4091252678)

第18巻

(1999年5月発行、 978-4091252685)

第19巻

(1999年7月発行、 978-4091252692)

第20巻

(1999年10月発行、 978-4091252708)

第21巻

(1999年12月発行、 978-4091256515)

第22巻

(2000年2月発行、 978-4091256522)

第23巻

(2000年5月発行、 978-4091256539)

第24巻

(2000年7月発行、 978-4091256546)

第25巻

(2000年9月発行、 978-4091256553)

第26巻

(2000年11月発行、 978-4091256560)

第27巻

(2001年2月発行、 978-4091256577)

第28巻

(2001年4月発行、 978-4091256584)

第29巻

(2001年7月発行、 978-4091256591)

第30巻

(2001年10月発行、 978-4091256607)

第31巻

(2001年12月発行、 978-4091263315)

第32巻

(2002年4月発行、 978-4091263322)

第33巻

(2002年5月発行、 978-4091263339)

烈火の炎 全17巻 小学館〈少年サンデーコミックス ワイド版〉 完結

第1巻

(2006年2月発行、 978-4091202345)

第2巻

(2006年2月発行、 978-4091202352)

第3巻

(2006年3月発行、 978-4091202369)

第4巻

(2006年3月発行、 978-4091202376)

第5巻

(2006年4月発行、 978-4091202383)

第6巻

(2006年5月発行、 978-4091202390)

第7巻

(2006年6月発行、 978-4091202406)

第8巻

(2006年7月発行、 978-4091202505)

第9巻

(2006年8月発行、 978-4091202840)

第10巻

(2006年9月発行、 978-4091202857)

第11巻

(2006年10月発行、 978-4091202864)

第12巻

(2006年11月発行、 978-4091202871)

第13巻

(2006年12月発行、 978-4091202888)

第14巻

(2007年1月発行、 978-4091202895)

第15巻

(2007年2月発行、 978-4091202901)

第16巻

(2007年3月発行、 978-4091202970)

第17巻

(2007年3月発行、 978-4091202987)

烈火の炎 全17巻 小学館〈小学館文庫〉 完結

第1巻

(2010年7月発行、 978-4091932822)

第2巻

(2010年7月発行、 978-4091932839)

第3巻

(2010年8月発行、 978-4091932846)

第4巻

(2010年9月発行、 978-4091932853)

第5巻

(2010年10月発行、 978-4091932860)

第6巻

(2010年11月発行、 978-4091932877)

第7巻

(2010年12月発行、 978-4091932884)

第8巻

(2011年1月発行、 978-4091932891)

第9巻

(2011年2月発行、 978-4091932907)

第10巻

(2011年3月発行、 978-4091932914)

第11巻

(2011年4月発行、 978-4091932921)

第12巻

(2011年5月発行、 978-4091932938)

第13巻

(2011年6月発行、 978-4091932945)

第14巻

(2011年7月発行、 978-4091932952)

第15巻

(2011年8月発行、 978-4091932969)

第16巻

(2011年9月発行、 978-4091932976)

第17巻

(2011年10月発行、 978-4091932983)

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