ある日突然「嫁」ができた!?オススメ漫画５選206 Pt.

ある日突然「嫁」ができる、というのは現実では滅多にないことだろう。そんな非日常なことが起きた漫画を特集。果たして登場人物たちにはどんな事情や結婚から「嫁」ができたのか見ていこう。

本作で急に嫁ができるキャラは、主人公の少年・由崎星空だ。星空は名前にコンプレックスを持っており、それを覆すために努力を惜しまない。しかし、それが行き過ぎて周囲からは残念な性格に見られている。そんな彼が一目惚れした美少女・司。彼女を追って事故に遭うが、司のおかげで星空は一命を取り留める。重傷ながらも告白をする星空に、司は結婚の約束を交わして姿を消した。それから数年、彼らが結婚可能な年齢になった時、2人は再会する。星空は司の素性も生い立ちも一切知らないが、「とにかくカワイイ」という理由で司との結婚を即断即決。かくして司は星空の「嫁」になった。幸せとドキドキが詰まった一作だ。

本作で急に嫁ができるキャラは、ハレの実父であるクライヴだ。ハレの母親・ウェダは、かつてクライヴとの間にハレを身ごもったために実家を追われ、ジャングルの集落で生活していた。その集落の学校に、クライヴが偶然保険医として赴任してきたことで２人は思わぬ再会を果たした。女癖の悪いクライヴとハレは険悪な関係になるが、そんな息子を他所に2人は正式に結婚する。ハレの母親であったウェダは、クライヴの「嫁」となったのだ。本作は基本的にギャグコメディだが、ウェダの壮絶な過去や、キーパーソンであるグゥの正体不明さが作品のアクセントになっている。

本作で急に嫁ができるキャラは、主人公の少年・麻倉葉。葉は幼い頃からシャーマンの修行をしてきた。そのため、周囲の一般人からは遠巻きにされ、人間の友人がいない。のちに友人となる一般人の少年・小山田まん太も、当初は葉を怪しい奴と思っていた。だが葉の優しさを知る人は、彼を心から信頼する。葉の「嫁」となる許嫁の恐山アンナもその1人だ。彼女はいきなり葉の許嫁と名乗って登場する。アンナはイタコとして優れた力を持ち、葉の修行をサポートしていく。その方法はあまりにもスパルタで一見すると暴虐に見えるが、葉を大切に思っているからこそアンナは厳しく彼を鍛えるのだ。

本作で急に嫁ができるキャラは、30代半ばの独身男性である津崎平匡だ。主人公のみくりは大学院卒だが正社員になれず、派遣で働いていた。しかしその契約が切られてしまい、父から紹介された家事代行の仕事で津崎と出会う。津崎は仕事のできる男だが、几帳面で合理的な性格から結婚に必然性を感じていなかった。一方でみくりの仕事は、津崎にとって快適であった。しかし、実家暮らしのみくりに引っ越しの可能性が浮上する。そこでみくりからの提案で、2人は契約結婚することに。だが長いこと独身であった津崎に、急に「嫁」ができたことで周囲は注目と疑惑の目を向ける。周囲を誤魔化すため様々な夫婦らしい行動を行ううち、２人は次第に本心から惹かれ合っていく。

本作で急に嫁ができるキャラは、野望を抱く御曹司の蒼一郎だ。主人公の少女・純は、兄の英輔に拾われた孤児。彼女は同じように兄に拾われた孤児たちの世話をして生活していた。しかし、バクチ好きの兄が残した借金のため、身売りを決意。彼女を買ったのが、芦田物産の御曹司・蒼一郎だ。蒼一郎は、芦田家の財産を引き継ぐ条件として「嫁」を早急に必要としていた。そのため純は、愛のない偽装結婚の相手として買われたのである。貧しい育ちの純をレディーに仕立て、自分の「嫁」だと紹介する蒼一郎。彼に恩義を感じていても、純にとっては辛い日々であった。しかし、2人は、徐々にお互いを大切に思うようになっていく。