ガンファイトに息をのむ！オススメ漫画５選128 Pt.

シティーハンターこと冴羽獠の愛銃はコルト・パイソン。作中では、使用弾丸である357マグナムを強調している。その威力は勿論のこと、獠の射撃の腕はまさに百発百中、様々な場面で活躍する本作を象徴する拳銃だ。また、獠への突っ込みで振りかざす巨大ハンマーの印象が強いパートナーの槇村香は、兄の形見であるコルト・ローマンMKⅢを使用するが、銃の腕はからっきし。他にも獠のライバルであり同業の海坊主こと伊集院隼人はS&W M629、彼のパートナーの美樹はコルト・キングコブラを使用している。面白い事に主要メンバーが使う拳銃はすべてリボルバーで、作者の回転式銃へのこだわりが感じられる作品だ。

本作の主人公であるココは武器商人、そしてメインの登場人物たちは彼女が率いる私設軍隊なので、皆様々な実在する拳銃を装備している。ココが率いる私設軍隊では銃弾を9x19mmパラベラム弾に統一するために、SIG SAUER SP2022を隊員に支給している。普段めったに武器は持たないココも、映画などでも良く使われるデザートイーグルと、プラスチック部品が多く軽量なグロック17などを使用。また、ココと共に行動し最も拳銃を使う事が多いヨナは１話でコルトM1911を渡されるが、標準弾倉で13発連射できるFN ブローニング・ハイパワーMk.Ⅲを愛用している。他にもH&K Mk.23、U.S.M9、ベレッタ M92FSなど、様々な実在の拳銃が登場し、武器というものを巡り展開される物語を彩っている。

漫画に登場するルパンの拳銃は、当初ハッキリと決められていなかった。しかし、第一期のアニメの設定でワルサーP38（1941年に製造されたワルサー純正のミリタリーモデル）とされ、「ルパンの拳銃」として定着。以後の漫画では同様の設定となっている。そして、本作における銃の使い手と言えば次元大介だ。彼の愛銃は、アニメではコンバットマグナムの愛称で知られるS&W M19だが、漫画ではワルサーP38に酷似した拳銃を使用している。そしてルパン三世の永遠のライバルにして、実は次元に匹敵する銃の名手銭形警部は、コルトM1911・通称ガバメントというポピュラーで渋い銃を愛用している。ガンアクションがメインとなる作品ではないが、それでもハードボイルドな作風に合わせ要所要所で拳銃は登場し、読者に強いイメージを与えている。

本作はガンアクションを中心とした漫画で、作中のキャラクターのほとんどは実在の拳銃を使う。黒人のタフガイでラグーン商会のボス・ダッチは、映画ダーティーハリー等でも使われている、S&W M29の6.5インチモデルを片手で楽々扱っている。本作のヒロインであるガンスリンガー・レヴィも、タイのガンスミスが作製したベレッタM92FS Inoxロングスライドモデルのコピー品「SWORD CUTLASS」を二丁拳銃で愛用。他にも状況に合わせて様々な銃火器を手に、激しい銃撃を繰り広げるガンアクションが素晴らしい作品だ。

銃砲店の娘が活躍する物語なので、本作には数多くの実在の拳銃が登場する。特に主人公のラリー・ビンセントは、正真正銘の銃オタクと言って良いほどに銃を愛してやまない。彼女の愛銃はチェコスロバキアで製造されていたCz75前期型だが、他にも作中ではスイスのシグ P210、FN ブローニング・ハイパワー、さらにアンクルホルスターや袖に隠すスリーブガンなど、まだまだ書き切れないほどの実在の銃を扱っている。さらにラリーの相棒のミニーや、情報屋のベッキーなど、登場人物の多くも様々な実在の銃を使用し、ガンマニアにはたまらない作品となっている。