巫女姿のキャラが登場するアニメ作品110 Pt.

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主人公「皇まとい」は、友人「草薙ゆま」の実家の神社で巫女のアルバイトをしている。その中で妖魔とその妖魔を滅する「退魔行」の存在を知り、退魔活動をすることとなっていくという一種の勧善懲悪のアクション物語。しかし神秘性や女性らしさを全面に押し出し、現代のファンタジー作品としても色付けされている。他にも外国からの使者や行方不明の母親の真相とその親子愛なども描き、多彩で深みのある作品でありながら、ちょっとしたギャグやお色気要素も盛り込んで視聴者を飽きさせない工夫が感じ取れる。1クール作品として上手くまとめた作品であり、見て損のない作品と言える。

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熊と巫女が登場する日常系コメディ作品。主人公「雨宿まち」は中学生で、田舎にある「熊出神社」の巫女でもある。熊は何故か日本語堪能で知能も高く、村人と共に普通に社会生活を送るオスのヒグマで名前は「クマ井ナツ」。この一人と一匹の生活シーンを描く日常物語だが、巫女と言うより都会に憧れる一般的な少女の本音を描く田舎者ならではの「あるある話」でもある。特に最終回の展開が物議を醸したが、これもこの作品および主人公が愛されている証拠であり、続編への期待でもある。ファンなら静かに続編を待ちたいものだ。

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温泉街に降り立った温泉の精霊「ハコネちゃん」は正確には巫女ではないが、巫女姿が可愛い巫女以上の存在。見た目は幼女だが精霊ゆえに1000年以上生きていて、言葉は古風な言い回しになっている。この「ハコネちゃん」をイジって楽しむギャグ作品で、いわゆる5分アニメ。温泉らしくほんわか温かいイメージで描かれ、登場人物たちの個性や喜怒哀楽を楽しむ作品と言える。今、アニメの聖地巡礼が静かなブームとなっているが、この作品では温泉巡りが聖地巡礼と言う事になるのだろうか……? そんな楽しみ方もできるショート作品だ。

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主人公「冴木まこと」は稲荷神社の15代目跡取りの女子高生。普通の人には見えない神の使い「神使」を見る事ができ、そんな「神使」との交流を描くハートフルファンタジー作品になっている。主人公を取り巻く人たちや「神使」および霊獣たちそれぞれの立場や生活があり、互いの交流が面白くもあり難しくもある。しかし互いを理解する事が大事で、必要以上に遠慮や気遣いや崇拝は無用と言える。そんな巫女や神の世界が身近に感じられる、派手さはないが悪い印象は全くない良作であり、巫女ファンなら必ず見て欲しい作品とも言える。

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主人公「月読鎖々美」は引き篭もりで、学校には通わず一切外にも出ない。実は神霊を宿した「月読の巫女」であるが、何事にも頑張らない生活を信条にしている。日々ネットで世の中の動きを知り、情報を得ている。そして「友だちが欲しい」「八百万の神について知りたい」などと小さな頑張りを見せると必ずトラブルが生じる。そんな現代社会を風刺したかのようなシュールなブラックユーモア満載の作品。主人公に親近感を覚えるか、また逆に嫌悪感を覚えるかで視聴者の人格が占える要素もある。哲学的要素も感じる作品になっている。

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主人公「更衣小夜」は女子高生で現役の巫女でもある。普段は大人しい彼女だが、「古きもの」と称する異形の物を退治するために御神刀で戦う勇ましい裏の顔を持つ。この「古きもの」を討伐するアクション作品で、『BLOODシリーズ』の3作品目でもある。美女が得体の知れない物に対峙する姿は異様にして独特でこの作品ならではの魅力であるが、ゾンビ作品などが苦手な人には注意が必要。しかし、好きな人にはたまらない嗜好性の強い作品と言える。また「古きもの」の背後にある謎の解明もこの物語の面白さの一つで、最終回の怒涛の展開に驚かない者はいないはず。

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主人公「天狐空幻」は巫女姿をしているが、実は狐の妖怪にして守り神。その強大な霊力で物の怪を滅するのだ。この主人公に翻弄されつつも平和な日常生活を送ろうと尽力する「高上家」の日常生活物語で、現代のおとぎ話でもある。物の怪退治も主題ではあるが、「天狐」の成長や「高上家」との友情も描いている。ギャグ要素も満載で、素直に楽しめる。また怖さや泥臭さや後ろ暗い所は一切なく、この作品の質の良さを感じさせる。