大学デビューを飾った女子大生の不器用な恋愛模様を描く、ラブロマンス漫画。主人公の白城リサは九州の田舎育ちで、恋愛経験ゼロの純真な女性。彼女は都会の大学に合格したことを機に、大学デビューを試みる。彼女の試みは予想以上に大成功。人生初のモテ期が到来したものの、戸惑う余り男子の誘いを避け続けて、学内で高嶺の花ポジションに定着してしまう。そんなリサの前に現れたのは、一回り年上の大人なイケメンだった。2019年7月にテレビドラマ化。
本作に登場するお金持ちのイケメンは、深見宏斗。リサが街で強引なナンパに困っていたところに、救いの手を差し伸べてくれたナイスガイだ。深見は、この出逢いをきっかけにリサを食事に誘い、一目惚れしてしまったと告白する。リサも深見の想いを受け止め、ふたりは恋人同士に。人生初カレに浮かれるリサだが、その一方で不安もあった。なにしろリサは深見のことをロクに知らないまま恋人となったからだ。深見は高級外車を乗り回し、軽井沢に別荘を所有するなどお金持ちであることは間違いなく、その上包容力豊かな大人の男性。そんな彼に自分は釣り合うのかという疑問を抱えながらも、リサは初めての恋にのめり込んでいく。
19世紀のロンドンを舞台に、ヴァンパイアハンターの助手となった少女の波瀾万丈な日々を描いたファンタジックなラブロマンス漫画。主人公のエスター・メイフィールドは、ロンドンの下町で花売りをして暮らす少女。エスターは半年前に母を亡くし、双子の兄は貴族の養子となり、現在はひとりぼっち。そんな境遇にもめげず、笑顔を絶やさないエスターの前に、奇跡が訪れる。イケメンの伯爵が、いきなりエスターを妻に迎えたいと申し出てきた。
本作に登場するお金持ちのイケメンは、ヴァレンタイン伯爵家の当主、レオン・J・ウィンターソン。レオンがエスターにプロポーズしたのには理由があった。エスター自身は知らなかったが、実は彼女は吸血鬼と人間のハーフすなわちダンピールで、人間に紛れた吸血鬼を見分ける能力を持っていた。そしてヴァレンタイン伯爵家は、代々吸血鬼狩りを行ってきた一族で、レオンにとってエスターの能力はこの上なく便利なものだった。この事実を知ったエスターはレオンの求婚を能力目当てだと思い込むが、2人に間には、幼少期の淡い想い出があった。かくして夫婦となった2人は、協力し吸血鬼狩りを行っていく。
19世紀末の英国ロンドンが舞台。メイドを務める主人公の視点を通じ、階級社会の光と影を描いたヴィクトリア朝ロマン漫画。主人公のエマは幼い頃に両親を亡くし、人買いに連れ去られてロンドンにやってきた。人買いの元を逃げ出した彼女は、紆余曲折の末、隠居した家庭教師のケリー・ストウナーに仕えるメイドとなる。ケリーの元で豊かな教養を身につけたエマは、やがてケリーの教え子であるウィリアムと巡り逢う。
本作に登場するお金持ちのイケメンは、ウィリアム・ジョーンズ。ロンドンでも指折りの貿易商であるジョーンズ家の長男で、爵位こそないものの、インドのマハラジャの王子など各界に幅広い人脈を持っており、社交界でも一目置かれる存在だ。ウィリアムは、少々優柔不断で子供じみた所はあるが、実直で紳士的な好青年だ。幼い頃、ケリーに躾を受けたウィリアムが4年ぶりに彼女の家へ訪れた際、エマに一目惚れをする。身分の違いなどお構いなしで、アプローチを重ねていく。下級メイドらしからぬ教養と清楚な容姿を兼ね備えたエマは、街ではちょっとした人気者。エマに恋心を抱く男性も多く、ウィリアムはその度に心をざわつかせる。
便利屋の娘と資産家の御曹司の恋愛模様を描く、学園青春ラブコメディ漫画。主人公の早川リリコは、高校に入学したばかりの15歳の少女。幼い頃に母を亡くしたため、母に代って家事全般をこなし、父と兄、弟の四人家族を支えてきた。しかも、父が突然脱サラをして便利屋を開業するなど、気苦労の多い日々を過ごしていた。そんなある日、父が急性腸炎で入院。急遽、父の代理で向った仕事先で、リリコは周防湊という同い年の少年と出会う。
本作におけるお金持ちのイケメンは周防湊。資産家の御曹司で、マンションでひとり暮しを始めたばかりの少年だ。湊は、使用人が何でもやってくれる環境で育った生粋のおぼっちゃま。しかし父とのケンカが原因で、食事の世話をしてくれる家政婦の派遣をストップされてしまう。そんな中、便利屋の父の代理として湊の引っ越しの片付けを手伝うことになったリリコは、仕事の成り行きで料理作ることに。その腕前に感心した湊は、家政婦としてリリコに夕食の世話を依頼する。湊は天然の俺様気質の持ち主だが、育ちの良さ故の素直な一面もある。互いに母を亡くしたという共通点もあり、2人の距離は徐々に近くなっていく。
ある日突然、許嫁の存在を告げられた女子高生のドタバタな日々を描いたラブコメディ漫画。主人公の倉田咲十子(くらたさとこ)は、元社長令嬢ながら会社の倒産と父の急逝により、現在は母と安アパートで暮らす女子高生だ。しかし、咲十子はそんな境遇にもめげず、働く母を支えるため家事一切を担当。友人たちから材料費を受け取って弁当を作るなど、逞しく生活していた。そんなある日、母が勤めていた会社が倒産し、この日を境に彼女の日常は一変していく。
本作に登場するお金持ちのイケメンは、和久寺財閥の総帥、和久寺風茉(わくでらふうま)。ただし、その年齢はなんと10歳。風茉は9歳で両親を亡くし、叔父夫婦の後ろ盾で財閥の総帥に就任した、幼いながらも経営者として類い希な能力を発揮する天才少年だ。咲十子の母・三津子はかつて、風茉の父の秘書を務めており、その際に互いの子供を結婚させようと約束を交していた。つまり咲十子と風茉は、生まれる前からの許嫁。風茉は三津子が抱える一億円の借金を連帯保証人として肩代わりし、有無を言わせない形で、咲十子に婚約の履行を迫ってくる。かくして咲十子は、天才とはいえ男女関係の機微には疎い少年相手に四苦八苦する。