29歳で声優歴22年と大ベテランの「入野自由」。残念ながら現在は活動を一時休止しているが、彼が演じた美少年、美青年を紹介しよう。
爽やかな声で様々なキャラクターを演じる「入野自由」。彼が演じたキャラクターを7人紹介する。
出典:Amazon.co.jp
29歳で声優歴22年と大ベテランの「入野自由」。残念ながら現在は活動を一時休止しているが、彼が演じた美少年、美青年を紹介しよう。
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まず最初の美少年? は『おそ松さん』の六男「松野トド松」である。男ばかりの六つ子の末っ子である「トド松」は甘え上手で世渡り上手。スマホをいじり、女の子と出かけたり、他の兄弟に黙っておしゃれなカフェでバイトしてみたり……。と、六つ子の中では一番「リア充」に近い存在である。おしゃれにも気を遣い、自分の可愛さをアピールする術をちゃんと理解しており、助理力も非常に高い。その為、他の兄弟からは「可愛さを利用してあざとい」と言われ、更にしれっと毒を吐く「ドライモンスター」とも呼ばれる。このように、「リア充」に一番近いがその度に5人の悪魔(=長男〜五男)にことごとく邪魔をされ、結局他の兄弟同様に彼女なし、職なしのままである。この「トド松」を可愛らしく「入野自由」が演じている。もちろんあの六つ子の一員なので、可愛いだけではなくかなりダークな面もしっかりと演じられている。どちらの面も魅力的に感じるのは「入野自由」のおかげといえるであろう。
大人気バレーアニメ『ハイキュー!!』で「入野自由」が演じるのは「烏野高校」バレー部副主将、「菅原孝支」だ。ポジションはセッターで、1年の「影山飛雄」が入部してくるまでは正セッターであり、現在は控えに回っているが決して試合への出場を諦めてはいない。周りの状況を把握しスパイカーに合わせたトスを上げ、チームメイトの雰囲気を和らげ落ち着かせる事が出来るという「司令塔」としての判断力はずば抜けている。優しく爽やかな性格な彼を「入野自由」が持ち前の爽やかな声で担当している。いつも優しい「菅原」が笑顔で辛辣な言葉を吐いたり、急に切れたりする時の演技はさすがである。後輩を温かく見守り、キャプテンを助け、エースをサポートするしっかり者の副主将、「菅原」を見事に演じている。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』のスピンオフ作品で、同じ世界が舞台となっている。皇歴2017年、E.U.(ユーロピア共和国連合)もブリタニア国と激しい戦いを繰り広げていた。特殊部隊「wZERO」に配属する「日向アキト」は新司令官の命令のもと、危険な作戦に身を投じることになる。この「日向アキト」を「入野自由」が演じている。普段はあまり感情を表に出さず無口な「アキト」だが、非常に戦闘能力は高く、敵との闘いで窮地に追い込まれると普段とは打って変わった凶暴さが表に出る。その姿は「悪魔」「死神」、はたまた「化け物」と言われるほどで、その時の鬼気迫る演技には息を飲むほどである。普段の無口な「アキト」から別人の様な激しい闘いをする「アキト」、振り幅の大きな役だがきっちりと演じ分けられている。
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多くのアニメファンの涙を誘った『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』。「入野自由」はこの作品の主人公「宿海仁太」を演じている。仲良し幼馴染の6人組は「超平和バスターズ」を結成し、「仁太」はリーダー的存在であった。しかし、メンバーの1人「本間芽衣子」が事故で亡くなり、それから他のメンバー達は疎遠になっていく。母親との死別、高校受験の失敗……。それが原因で「仁太」はひきこもりになってしまうが、そんな時「芽衣子」が「仁太」にだけ見える姿で現れ「願いを叶えて」と頼んできたのであった。人と接触するのを極力避けていた「仁太」、当初「芽衣子」の存在を認めず冷たくしていたが徐々にその存在を認めていく「仁太」、そして「芽衣子」の願いを叶えるために尽力する「仁太」……。少しずつ気持ちに変化が現れていく様子に「入野自由」の声がぴったりとはまっている。何度見ても涙がこぼれるラストシーンは必見! ハンカチを用意して視聴して欲しい。
主人公「影山茂夫(モブ)」は無口、無表情、無愛想だが、超能力者であり強力な念動力を持っている。その能力を自称霊能力者である「霊幻新隆」に相談したことがきっかけで「新隆」の元で時給300円でアルバイトを始める。その「茂夫」の弟、「影山律」を「入野自由」が演じている。「律」は兄と正反対で成績が良くスポーツ万能なしっかり者。兄が師匠と呼ぶ「霊幻新隆」に対して「胡散臭い」と警戒するなど、非常に鋭い。幼少時に「茂夫」の超能力に巻き込まれ大怪我を負った過去を持つため密かな恐怖心を持つと同時に、兄が持つ超能力は当たり前のものとして思い込んでいたため、使えない自分にコンプレックスを抱いていた。兄を心配し心優しく接する反面、「茂夫」に対して「律」は複雑な感情を抱いていき……。本来の優しい「律」、「茂夫」に対してそれまで抱いていた感情をぶつける「律」……そんな揺れ動く感情がしっかりと表現されている。
高校生「阿良々木暦」は高2のある夜、四肢を切り落とされた伝説の吸血鬼「怪異の王」の「キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード」と出会う。全ての「物語」はここから始まった。大人気「物語シリーズ」の最新作「傷物語」で「入野自由」が演じるのは吸血鬼ハンター「エピソード」だ。金色の髪に金色の眼を持つ、人間と吸血鬼のハーフである「エピソード」は「キスショット」の左脚を奪った人物。白い学ラン姿に巨大な十字架を振り回し、鋭い視線で相手を挑発する。「超ウケる」などちょっと相手を小馬鹿にした様な態度がいつもの爽やかボイスの「入野自由」とはややイメージが違うかもしれないが、迫力ある「阿良々木暦」との死闘は見ものである。悪役だが非常に魅力的な存在に描かれている姿をぜひ見て欲しい。
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日本歴代興行収入1位の記録が未だ破られていない大ヒット映画『千と千尋の神隠し』。10歳の「千尋」は引越し途中に両親と共に「異界」へと迷い込む。両親は無断で飲食店で飲み食いした結果豚にされてしまい、消えそうになった「千尋」を救ったのが「異界」に住む少年、「ハク」である。「ハク」は神々が集う「油屋」で、名前を奪い相手を支配する「湯婆婆」の元で働く少年だった。「千尋」も名前を奪われ「千」という名になり、「ハク」と一緒に「油屋」で働くことになる。そんな「ハク」も「湯婆婆」に名前を奪われており、自分の正体が何なのかわからない状態だった。両親を人間に戻し、元の世界に帰ろうとする「千尋」の力になろうとする「ハク」。この「ハク」を演じているのが、当時13歳だった「入野自由」である。声変わり前の非常に澄んだ声で演じており、神秘的なイメージの「ハク」にぴったりである。有名な映画だけにこの声を聞いた事がある方は多いであろう。何度でも見たくなる作品である。
【2006年必見アニメ】『コードギアス 反逆のルルーシュ』他、今見たいアニメ
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「どんぐり共和国」にて『千と千尋の神隠し』グッズ9月から販売!!
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