2014年10月 から12月にかけて放送された全12話のアニメだ。久しぶりの故郷で幼馴染たちと出会う「古宮 乃々香」。様々な話から鮮明になっていく過去の記憶。そして、謎の少女「ノエル」とは……。
久しぶりの故郷に帰ってきたら、上空には謎の円盤が……。鮮明になっていく過去の記憶と、思春期の心模様がじっくりと描かれたアニメを紹介する。
2014年10月 から12月にかけて放送された全12話のアニメだ。久しぶりの故郷で幼馴染たちと出会う「古宮 乃々香」。様々な話から鮮明になっていく過去の記憶。そして、謎の少女「ノエル」とは……。
父親の転勤によって、東京から霧弥湖町に引っ越してきた中学三年生の少女、「古宮 乃々香」。七年振りに故郷へと帰ってきた彼女だったが、久しぶりに目にした霧弥湖の上空には巨大で半透明な謎の円盤があった。翌日、引っ越しの作業を行うのだが、急用で父親が出掛けてしまう。仕方なく一人で作業をしていると、部屋で一人の少女と出会った。名前は「ノエル」。会ったことがあると言うのだが、思い出せずに 乃々香はただ戸惑うだけであった。
ゆっくりとしたストーリー展開で、その場の風景・空気、そして登場人物たちの心模様が描かれている。キャラクター達の動きは生き生きと表現されていて、元々の可愛らしさを増幅させるような演出は見ていて飽きる事がない。また、風景やちょっとした小物まで細かく綺麗に描き込まれている為、見る度に新しい発見があること間違いないだろう。幼馴染達との再会から過去の記憶、思春期の複雑な心情まで、そういった登場人物達それぞれの内面をじっくりと見つめた部分が、欠かせない重要な鍵となって、見る者の心に深く染み渡る作品となっている。
この作品を見た時に最初に感じるのは、何と言っても登場人物達の可愛らしさだ。キャラクターの見た目自体も然る事ながら、上でも述べたように、映像ではちょっとした仕草においても可愛さあふれる動きで演出され、また、声優による演技でとても魅力的に仕上げられている。特に、「ノエル」の動きは元気いっぱいの子供らしさが表現されており、その存在によって癒されることは間違いないだろう。それと、この作品といえば、当時、エンディング映像の原画担当が1人であることが大きな話題を呼んだのだが、登場するキャラクター達の動きが、人間らしい表現でもって生き生きと描かれているので、是非その目で見て欲しいものだ。彼女らの可愛らしさを見て楽しむのも一つの見方ではあるが、思春期における心模様をじっくりと感じることができるアニメにもなっているので、自身の経験と照らし合わせながら、感情移入してみるのも良いかもしれない。
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