そもそもヤンデレとは何だろうか。ヒステリックなどとは違うのだろうか? 一途で、狂ったように見えて少しだけ正気が残っていることが条件である。周りが見えなくなったとしても、盲目ではなく、きちんと相手と向き合うことができるか否かではないだろうか。
好きという気持ちが大きくなりすぎて、嫉妬とか独占欲などに還元されるとヤンデレになるのだと思う。というわけで、少し前に流行していた気がするヤンデレな女の子が登場する作品を集めてみた。
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そもそもヤンデレとは何だろうか。ヒステリックなどとは違うのだろうか? 一途で、狂ったように見えて少しだけ正気が残っていることが条件である。周りが見えなくなったとしても、盲目ではなく、きちんと相手と向き合うことができるか否かではないだろうか。
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榊野学園へ通う主人公「伊藤誠」は、登校時に時々同じ電車へ乗る「桂言葉(かつら ことのは)」に密かに想いを寄せていた。ある日、「誠」は意を決して「好きな相手を携帯電話の待ち受け画面にして、3週間隠し通したら想いが叶う」というおまじないを実行することにした。ところが、実行初日に同じクラスの少女である「西園寺世界(さいおんじ せかい)」に見つかってしまう。そのお詫びに「世界」が「言葉」と「誠」の間を取り持つことになり、「誠」と少女たちを巡る物語が動き出す。
本作は誰かがヤンデレというわけでもなく、登場する少女は大体がヤンデレである。誰かを選ぶことは誰かを選ばないことでもあるなど、色々考えさせられる。望むか望まないかに関わらず、破滅に向かっていく登場人物たちの心の軋む音が聞こえてきそうな気さえする。
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中学2年生の「天野雪輝」は周囲に関わろうとせず「傍観者」であろうとし、身の回りで起こった出来事を全て日記として携帯電話に書き込んでいた。友人といえば、彼の空想に登場する時空王「デウス・エクス・マキナ」と彼の小間使い「ムルムル」くらいであった。
ある日、「雪輝」は空想上の存在である「デウス」により、未だ体験していないはずの出来事が日記に書かれるようになった。増長する「雪輝」であったが、これは「未来日記」を巡るデスケームの幕開けだった。
本作のヒロインである「我妻由乃」は重度のヤンデレである。彼女は「雪輝」に恋をしており、それゆえにストーカーと化した。「雪輝」の存在が行動原理の全てであり、「雪輝」のためならば他者の生命にも己の生命にも頓着しない。ただ、一緒にいたい。それだけなのだ。
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架空の村落である雛見沢村を舞台に、村に起こる惨劇を描くミステリー作品。
惨劇が起こり、それをどうすれば回避できるのかという部分に重点が置かれているように思われがちであるが、むしろどうしてその惨劇が引き起こされたのか? という部分の方が重要な気もする。惨劇には理由があるのだ。主人公の「前原圭一」は惨劇を繰り返し体験しながら、徐々に明らかになる村の真実を頼りに惨劇に挑んでゆく。
本作に登場する「園崎詩音」は、かつては村にいたが失踪してしまった「悟史」の行方を巡る内に復習の鬼と化して凶行を重ねてゆく。ヤンデレと言って良いのかすら分からないほどに正気を失ってしまっているが、それもまた愛情の慣れの果てなのだと言われればそうなのかもしれない。
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主人公の「橘純一」は2年前のクリスマスに起こったとある出来事が原因で、恋愛とクリスマスに苦手意識を持っていた。しかし、憧れの先輩「森島はるか」の卒業が近いことや、親友の「梅原」がクリスマスまでに彼女をつくると言い出したことに触発され、「純一」も苦手意識を克服することにした。妹の「美也」に励まされつつ、クリスマスを女の子と一緒に過ごすために様々な女の子と出会い、仲良くなる努力をするのだった。本作に登場する「上崎裡沙」は、外見は可愛いが実際にやっていることはかなりえげつない。また、自己中心的かつ独善的で性格は良いとは言えない。ヤンデレというか、下手をすればただの嫌な奴である。ストーカー的な行動も取るし、好きだったら何をやっても良いのかという話になる。しかし、物語が後半に差し迫ると「裡沙」の心境に変化が訪れる。主人公の真っ直ぐな想いに応え、「裡沙」もまた苦手なことを克服しようとする。
主人公の少年「ゴン・フリークス」がハンターである父親に会うため、自らもハンターとなるべくハンター試験を受験する。
様々なハンターたちとの出会いや別れを通して、ゴンの成長と冒険の日々を描く。
時に非常にスリリング展開や、グロテスクな描写もあるが知恵や仲間達との絆で乗り切ってゆく様は正に少年マンガの王道である。作りこまれた世界観と、独自のルールやキャラクターの独白が特徴であり、作中には数々の複線が散りばめられている。
本作に登場する「パーム・シベリア」はヤンデレだが、狂気の度合いで言えば低度である。
元々は師である「ノヴ」に想いを寄せていたが、「ゴン」と「キルア」の修業のサポートをするうちに次第に「ゴン」に惹かれてゆく。この程度ならばヒステリックと言うべきなのかもしれない。恋愛中の女性が正気を失うのは珍しいことでもないのだし。
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