『サザエさん』や『名探偵コナン』、『ちびまる子ちゃん』などの多くの国民的アニメに声優として活躍している「茶風林」。今回はそんな彼が演じてきた有名キャラクターを厳選してご紹介していくことにする。
『名探偵コナン』の「目黒警部」、『サザエさん』の「磯野波平」などの様々なキャラクターを務める名声優「茶風林」による有名キャラクターをご紹介。
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『サザエさん』や『名探偵コナン』、『ちびまる子ちゃん』などの多くの国民的アニメに声優として活躍している「茶風林」。今回はそんな彼が演じてきた有名キャラクターを厳選してご紹介していくことにする。
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「ちゃれんじ島」に住むトラのような風貌をした子供の「縞野しまじろう」。両親と妹と仲睦ましく生活の中で感じる不思議を解決したりして暮らしている。そして彼の通う「ちゃれんじ園」のお友達や様々な人々とのふれあいを通して「しまじろう」が成長していく姿を描いたアニメ作品。この作品で「茶風林」は「しまじろう」のお父さんである「縞野しまたろう」を演じている。郵便配達員として働いており、とてもやさしい性格の持ち主。大柄でいかにもお父さんという体格であるため、「茶風林」の太めのトーンがとてもよく似合う。とてもたくましく、奮起するまでには少々時間がかかったりするが男らしい行動をよくとる。しかしDIYや料理は苦手。しかしお母さんが病気などの時には子供たちの世話をきちんとこなし、イクメンとしてもかなり優秀であることが見て取れる。
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東京に立つ一件の平屋の家。そこに「フグ田サザエ」は夫である「マスオ」、子の「タラオ」と「磯野家」と共に住んでいる。とても明るく、元気が良いがちょっと抜けてておっちょこちょいな性格の「サザエ」さん。そんな彼女を中心として家族、親戚、街の人たちと繰り広げる楽しい日常を描いたホームアニメ。アニメ放映開始から2018年で49年を迎える日本アニメ最大の長寿番組であるこの作品において「サザエ」の父である「磯野波平」の二代目声優として「茶風林」が担当している。2014年より「波平」の声を受け継いだが今ではもう誰もが慣れ親しむ声となっているといっても過言ではない。数々の父親役を務めてきた彼だからこそ、その経験を活かし、すんなりと皆の心に受け入れられたのであろう。古き良き父親のイメージ通りの声であり、その怒声もまた素晴らしい出来になっている。
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静岡県にすむ小学生である「さくらももこ」(通称:「まる子」)。彼女の家族や友達のふれあいで起きる様々な騒動や出来事を昭和なテイストと共に送るホームコメディアニメ。2015年にはアニメ放映年数25周年を迎え、いまだにその人気が衰えない大人気アニメであるがこの作品で「茶風林」は人気キャラクターの一人「永沢君」を演じている。太く低いトーンに加え、すこしじめっとした声の感じがより「永沢君」の陰気臭いキャラクターをより生きたものにしており、とても効果的に働いている。外見も確かにインパクトがあるが、キャラクターの性格を何倍にも魅力的にする声のチョイスは素晴らしいと感じる。『ちびまる子ちゃん』の後の『サザエさん』においても「茶風林」は「磯野波平」の声優を担当しているため、この一時間はある意味「茶風林」におけるゴールデンタイムともいえる。
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「高校生探偵」として日本中にその名を知られることになった天才「工藤新一」。そんなある日、幼馴染である「毛利蘭」と遊園地に出かけた際、怪しい「黒ずくめの男」たちと出会ったことから事件に巻き込まれる。不意を突かれ、意識を失った「新一」は口封じに飲まされた薬の副作用で目を開いたときに彼は子供の体になっていることに驚く。「黒ずくめの男」の正体を暴くため、気づかれぬよう「江戸川コナン」と名乗り、奇怪な事件を解決しながら元の自分を取り戻すために謎を解く探偵系ミステリーの名作アニメ。この作品に登場する「目黒警部」を演じているのが「茶風林」である。とてもまじめな性格であることを示すきりっとしたトーンでのセリフ回しがそのキャラクターを印象付けている。その太いトーンからどうしても大柄な男性の声を担当しがちだがそれがぴたっとはまってしまうため、彼でなければならない理由もよくわかる。
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過疎が進み、人口が2000人程度となってしまった「雛見沢村」。政策によりダム建設の話があり、村としての存亡も危うい状態にあった。そんな「雛見沢村」では毎年6月に夏祭りとして「綿流し」という行事が行なわれていた。しかし近年、行事の際に死者と行方不明者が一人ずつ出るという不思議なことが続けて起きていた。昭和58年の5月。この村に一人の少年が引っ越してきた。その名は「前原圭一」。この少年の登場により村に起きる事件の内容が大きく変化していくことをまだ誰も知らない。大人気ホラーサスペンスアニメであるこの作品で「茶風林」は村に起きる事件の担当刑事として登場する「大石蔵人」を演じている。定年間近で少し哀愁漂う小太りなキャラクター。ちょっとちょい悪なおじさんであるがトーン強めの声がキャラクターにフィットしている。現場主義で活躍してきた刑事という感じがありありと感じ取ることができる。
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主人公「島村ジョー」は、少年鑑別所からの脱走中に謎の男達によって拘束、そして「サイボーグ」として新しい存在となった。これは闇世界では有名な「黒い幽霊団(ブラックゴースト)」が彼をサイボーグ兵士の試作品にするため、行ったものであった。彼のほかに8名のサイボーグが存在し、「ブラックゴースト」の真の野望を知った時、彼らは「ブラックゴースト」と闘うことを決意する。このアニメで「茶風林」はのんびり屋の食いしん坊でコメディ要素の多いキャラクター「006」こと「張々湖」を担当した。中国人という設定もあり、独特のイントネーションで意識づけたいと考えた「茶風林」は中国語を学んで、そのキャラクターづくりをしたという。その努力する姿には感服するばかりである。メンバーの中ではとても陽気な存在でムードメーカーとしての役割も担っている。
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ある家の庭から生まれた「バーバパパ」。どんな形にも変形することができる力「バーバトリック」をも持っている。バーバママと7人の子供達と共に人間世界へと飛び込み、世界での生活や思想の違いなどいろいろな発見、そして世界に起きている問題を教えてくれるアニメ作品。「茶風林」はこの作品で主人公である「バーバパパ」を担当している。ピンク色の体がとても印象的でとても人気のあるキャラクターでもある。優しい性格の持ち主であるということもあり、とてもやさしい声のトーンをベースに演じている。一家の大黒柱として様々なことを子供たちと共に学び、そしてわかりやすく説明してくれる姿はまさに優しさがにじみ出ている。実は「バーバ」はフランス語であり、日本語に訳すと”ひげ”、”綿菓子”などという意味を持つ。直訳の意味は実は「お父さんのヒゲ」という。お父さん役が身に沁みついている「茶風林」がなるべくしてなったキャラクターといえよう。
時代は江戸時代末期。「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人達が地球へと襲来し、地球人は「天人」に降伏、彼らに支配された世界の中で生活することを余儀なくされた。そんな世界で「剣術道場」の跡取りであり、志が高いが空回りしがちな「志村新八」と侍魂を持ってはいるがちょっと頭が弱い青年「坂田銀時」が出会い、「万事屋」として活動していく。様々な問題をコミカルなタッチで解決していく姿と大真面目に戦いを繰り広げるという物語を描いたさくひんである。このアニメで「鬼兵隊」の策略家で「変人謀略家」と呼ばれているキャラクター「武市変平太」を「茶風林」が演じている。ポーカーフェイスで常に冷徹なイメージを持たれているが「鬼兵隊」の中では最もボケをかます。自身で「子供好きのフェミニスト」と宣言しているが、幼い少女に対する思い入れはすこし異常な感じでロリコン呼ばわりされている。
東京の渋谷で家族で営んでいる「とんかつ屋しぶかつ」。倅である「揚太郎」がひょんなことから「クラブカルチャー」に出会い、衝撃を受ける。そこから「とんかつ屋」と「DJ」での活躍を成し遂げるために努力していく姿を描いたコメディアニメである。「クラブ」と「とんかつ屋」という個人的には接点が全く見えないこのアニメで「茶風林」は伝説のDJである 「マンハッタンの大魔神」こと「DJビッグマスターフライ」を演じている。アメリカではクラブカルチャーが急成長していく時から活動し始めた存在で設定としては「テレパシー」を使えるという急にSF的な内容が出てくる。「アゲ太郎」が「とんかつDJ」を目指すことを決めさせた人間でもある。さすがに外国人の役というのはどうか思ったがとてもマッチした声のトーンを使っている。どうしても胡散臭くなりがちなこういったキャラではあるがとても面白い味として考えるとその仕事ぶりは悪くはない。
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「機械生命体」と「人間」が共存して暮らす場所「ポトリス・プラネット」。ある日突然、世界征服を目指す「ダーク軍」を引き連れ、総統である「ダークポトリス」が現れるのであった。その野望を阻止するために正義の戦士である「ポトリスナイツ」たちは本拠地である「バベルタワー」へと潜入。そこにある罠により、危機を迎える「ポトリスナイツ」たち。そんな彼らに空からカプセルに乗った少年「ユウマ」が現れるのであった。巨悪を倒すべく奮闘する戦士たちの姿を描いた作品。韓国で人気を博したオンラインゲーム『ポトリス』を原作にしたアニメで「茶風林」は「デュアル・ロゼ」と呼ばれるミサイルの「機械生命体」を演じている。キャラクターとして女性言葉を発する「オネエ」のようなキャラクター。そのため、お父さん役がイメージに染みついている「茶風林」の演じるキャラの中ではかなり特殊なものである。かなりレアなキャラクターであるといえよう。
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