父の日にちなんで、アニメの様々なタイプのお父さんたちを紹介する。なお、この記事は以前ネット等で実施された「理想のお父さん」「お父さんにしたいアニメキャラ」のアンケートをもとにまとめた。
2017年の父の日は6月18日。この日にちなんで、アニメに登場するお父さんキャラクターを紹介する。
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父の日にちなんで、アニメの様々なタイプのお父さんたちを紹介する。なお、この記事は以前ネット等で実施された「理想のお父さん」「お父さんにしたいアニメキャラ」のアンケートをもとにまとめた。
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「お父さんにしたいアニメキャラ」と言われたら、おそらく真っ先に挙げられるキャラクター。ご存知、『クレヨンしんちゃん』の「野原ひろし」である。大手商社の係長で、埼玉県の春日部市に一軒家を持ち、妻の「みさえ」が働かなくても家族を養えるほどの収入がある。確かに、「ひろし」は普通のサラリーマンで、家庭内でも何かと貧乏くじを引くことが多いが、テレビアニメまたは映画で、家族をとても大事にしている姿がよく見られる。「みさえ」の尻に敷かれてはいるが、例えば、第94話の「ひさんな給料日だゾ」、第688話の「幼稚園でバザーだゾ」では、「ひろし」の頼もしさと優しさが涙を誘う。家族への深い愛情を持ち、いざという時には頼りになる父親。それが「ひろし」である。ただ、若くて綺麗な女性に非常に弱かったり、気絶するほど靴や靴下の臭いが強烈だったりするのが短所なのかもしれない。
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国民的長寿アニメ番組『サザエさん』の登場人物。婿養子ではなく、妻「サザエ」の両親の家に同居しているだけである。早稲田大学を卒業した後就職し、海山商事の営業課に配属された。生真面でお人好しかつ気が弱いので、損な役回りになることがある。彼は親しい仲でも目上の人には敬語を使い、家族に怒ったり、強く意見を言うことは滅多にない。「マスオ」の長所は、このように、同居先の家族とも嫌な顔をせずに同居し、全員と良好な関係を築いているところではないだろうか。前述のように怒ることもなく、もしもこちらが落ち込んでいたら、優しくフォローしてくれることだろう。ただ、趣味の楽器演奏が驚くほど下手だったり、麻雀をしているのに「雨宿りをしている」と嘘をついたり、悪気はないが失言してしまうところが短所かもしれない。
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『TIGER&BUNNY』の主人公。「シュテルンビルト」で街の平和を守るヒーロー、「ワイルドタイガー」として活動中。ヒーローとしての誇りや確固たる信念を持っているが、人命救助優先なために様々な物を破壊するので「正義の壊し屋」という不名誉な異名が付けられた。実は「楓」という娘がおり、家族に危険が及ばないようにと離れて暮らしている。ひとり娘で普段は会えないということもあってか、「楓」を溺愛しており、何かと父親らしいことをしようと奮闘する。スケートの発表会に行こうとしたり、帰省の際に「シュテルンビルト」で流行っているらしいお土産を買ったり、彼女が好きなヒーローのサインを持ってきたりしている。また、「楓」がピンチに遭った時に駆けつけ助けたこともあり、仕事への熱心さと家族への愛情に溢れたお父さんと言えるだろう。ただ、ガサツなところがあるのは短所かもしれない。離れて暮らしているので子どもとの距離感が分からなかったかのだろうが、年頃の娘の部屋に勝手に入ったのは失敗である。また、少々お節介なところもあるので、そこを「ウザい」と思われるかもしれない。
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『名探偵コナン』の主人公「江戸川コナン」こと「工藤新一」の父親。世界的に有名な推理小説家で、『闇の男爵(ナイトバロン)』シリーズなどヒット作を生み出した。作中では、妻と一緒にロサンゼルスに滞在中。「コナン」以上の優れた推理力の持ち主で、登場する度に的確なヒントを「コナン」に教えている。米花町の自宅の書斎は、世界中の推理小説や医学書、犯罪関係の物で溢れている。恐らく、「コナン」の人間性は、「優作」からの影響が大きいのだろう。普段は離れて暮らしており、放任主義にも感じるが、「コナン」と「優作」は強い信頼関係で結ばれている。というのも、物語の初期は、ひと芝居打って「コナン」と一緒に暮らそうとしたが、「コナン」の意思を汲み、「黒の組織」壊滅のために活動することを容認している。危険だと承知の上でだが、強い信頼関係がなければ認められなかったのかもしれない。時には推理のライバル、時には父親として子どもを導くお父さんと言えるだろう。ただ、連載の締切をすっぽかして海外旅行に出かけようとしたり、笑えない寒いギャグを披露するのは短所なのかもしれない。
『ゲゲゲの鬼太郎』の主人公「鬼太郎」の父親。作中では茶碗を風呂桶にして入浴しているシーンが印象的ではないだろうか。目玉の姿になる前は、ミイラ男のような姿だった。かつて地上を支配していた種族「幽霊族」の生き残りだが、不治の病を患っており妻ともども病死した。しかし、「鬼太郎」の身を案じて自分の体の一部、つまり眼球に魂を宿し、目玉に手足が生えたような現在の姿になった。妖怪の歴史に詳しく、戦いの時は司令塔としての役割を果たす。「目玉おやじ」がもし自分の父親であったなら、その知識の広さで、様々な相談に乗ってくれそうだ。また、子どもへの愛情も深いことだろう。というのも、作中では親バカと言えるほど「鬼太郎」を溺愛している様子が多いからだ。そうでなければ、死してなお目玉になってまで「鬼太郎」を見守ろうとは思わないだろう。
ただ、少し過保護な発言が目立つので、そこだけは抑えて欲しいものである。
47 Pt.
214 Pt.
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