作品ごとによって悪魔の設定は異なり、悪魔という種族であったり、悪魔のな中でも階級があったりと多種多様。今回は、作中で「悪魔」とされている様々なキャラクターたちを紹介する。
「悪魔」とは、悪しき超自然的存在や、悪を象徴する超越的存在のことである。アニメやマンガでも、天使と対をなすようなものとして登場することは多い。今回は、作中で「悪魔」とされているキャラクターたちを紹介する。
出典:Amazon.co.jp
作品ごとによって悪魔の設定は異なり、悪魔という種族であったり、悪魔のな中でも階級があったりと多種多様。今回は、作中で「悪魔」とされている様々なキャラクターたちを紹介する。
出典:Amazon.co.jp
通称「サターニャ」。主人公「ガヴリール」を勝手にライバル視しているが、全く相手にされていない。それどころか、いつも上手くあしらわれている。大悪魔を目指し、率先して“悪魔的な行為”をしようとしているが、そのどれもが憎めないものばかりである。例えば、ペットボトルのキャップをつけたまま捨ててみたり、宿題をわざとやらなかったりと、悪魔的な行為のスケールは小さい。端的に言うならば “アホの子”。もしくは“愛すべきバカ”。元々「サターニャ」は乗せられやすいうえに騙されやすい性格をしているため、事あるごとに天使の「ラフィエル」にいじりられ、口車に乗せられてやり込められたりと何かと不憫である。また、どこからともなく犬が現れ、「サターニャ」が食べようとしていたメロンパンを奪って逃げていくのはアニメではお約束となっていた。普段は気取ってはいるものの、くるくる変わる表情と、些細なイタズラに留まる悪魔的な行為が魅力的な悪魔だ。
「ファントムハイヴ伯爵家」の執事。品位・教養・武術・料理・容姿、どれをとっても完全無欠。「ファントムハイヴ家の執事たる者、この程度の事が出来なくてどうします?」と、おおよそ無理難題と思われる問題や障害を突破する。その正体は悪魔で、人間よる攻撃では死ぬことがなく、広大な屋敷を一瞬で建て直したり、豪華な食事をどこからともなく出現させたり、奇跡のような事象を起こせる。「ファントムハイヴ家」の当主「シエル」とは「復讐を遂げるまで裏切らず守り抜く」「命令には絶対服従」「絶対に嘘を吐かない」という契約を結んで執事となった。「セバスチャン」の「シエル」への行動はこれに基づいているのだが、時には契約に反しない範囲でわざと情報を与えないなど、悪魔らしい一面も見せる。普段は誰に対しても物腰柔らかで謙虚に接しているが、慇懃無礼なところもあり、「シエル」相手でも皮肉や毒舌を吐く。冷静沈着で時には冷酷な印象がある「セバスチャン」だが、意外にも猫が好きで、作中では猫相手に癒されている姿を見ることが出来る。
出典:Amazon.co.jp
魔王「サーゼクス・ルシファー」の妹で、「元72柱」の「グレモリー家」次期当主。「紅髪の滅殺姫」(べにがみのルイン・プリンセス)の異名を持つ上級悪魔だが、人間の世界では「駒王学園」の高校生として過ごしている。また、眷属を集めた「オカルト研究部」の部長も務めている。容姿端麗、成績優秀、性格も良しと三拍子揃った完璧超人。学園内では男女関係なく人気が高い。とある一件で堕天使に殺害されてしまった「イッセー」を悪魔に転生させ、眷属とした。「グレモリー家」は眷属悪魔への慈愛の情が深く、「リアス」も例外ではない。「イッセー」が堕天使の部下に侮辱された際は、万死に値するとして侮辱した相手3人をまとめて瞬殺した。普段は冷静なのだが、このように「イッセー」関連のことになると感情的になり喧嘩っ早い。また、学園の実力者ではあるが、一皮むけば恋愛に奥手な普通の女の子である。
出典:Amazon.co.jp
地獄の「冥界法治省極東支局」の「駆け魂隊」のひとりである「新悪魔」。愛称は「エルシィ」。階級は「三等公務魔」と低い。本来の職は掃除係であり、人手不足で人間界へ来るまでは300年ほど地獄で掃除係をしていた。そのため家事能力に長けている。本編では「駆け魂」と呼ばれる地獄から抜け出した「古悪魔」の魂を回収するため、「桂木桂馬」に協力を申し出る。その理由は、「桂馬」が“現実の女性を難なく落とすことが出来る「落とし神」”という噂を聞いたからである。しかし、それは「エルシィ」の勘違いで、彼は“現実の女性”ではなく“ギャルゲーの女性”を難なく落とす「落とし神」だった。このように、彼女は天然かつドジな性格と悪魔らしくない。そのうえ能天気で無邪気、泣き虫。「桂馬」からは「バグ魔」「ポンコツ悪魔」「ヘッポコ」などと呼ばれている。作中では、「桂馬」の妹として同じ学校へ通っているが、見た目の可愛さと人あたりの良さから男女問わず人気である。ドジなところもあるが家事が得意な悪魔なら「桂馬」のように一緒に住んでも良いかもしれない。
悪魔が住む世界「虚無界」(ゲヘナ)の第7権力者。悪魔の王族「八候王」(バール)のひとりにして、大地にまつわる悪魔たちを統べる「地の王」である。悪魔は人間が住む世界「物質界」(アッシャー)に干渉する際、自分に似た性質をもつものに憑依するが、強い力を持つ高位の悪魔ほど憑依体への負担も大きく、短期間で体が崩壊してしまう。現在「アマイモン」が使っている憑依体は1000年ほど経過している。しかし、真の力を引き出すと体が耐え切れず自壊する。憑依体の外見は目の下に隈のようなものがある男性の姿で、表情が顔に出にくい。誰にでも丁寧な言葉遣いで真意の見えない発言をするが、好戦的な性格をしている。作中では、「正十字学園」の理事長兼「祓魔塾」の塾長「メフィスト」の命令で林間合宿中の塾生と邂逅。主人公の「燐」と交戦して敗れかけたことから彼に執着している。再戦後は、理事長の甥として「正十字学園」に通っているようだ。今後「燐」たちとどのように関わっていくのか、活躍から目が離せない。
顔は犬、メタボ体型、普段の会話に関西弁を用いる下級悪魔。「ソロモンリング」と呼ばれる悪魔を弱体化する術の効果で犬のような姿になっているが、魔界にいる時は人間に近く、精悍な青年の姿である。職能は「淫奔」で、性的な本能やフェロモンに働きかける能力を司る。元々は「芥辺」(アクタベ)と契約していたが、本編1話で「佐隈りん子」(さくま)に譲渡された。いい加減で懲りない性格性そしており、学習能力が低い。仕事には関係がないことに集中してはセクハラまがいな行為をするため、悪魔を呼び出す本「グリモア」の罰や「アクタベ」「さくま」の制裁から一番酷い目に遭っている。悪魔であるため冷酷で容赦のない部分もあるのだが、過度の血で気分が悪くなったり、殺人を促されて全身を震わせるほど動揺したりと小心者である。繰り返されるおバカな行動、人間界にいる時の可愛い姿から放たれる下ネタ・ブラックユーモアといったギャップが、彼の魅力なのかもしれない。
気まぐれで魔界から人間界に引っ越してきた大悪魔。人間とは歳の取り方が違うため青年のように見えるが、実際は約200歳である。魔界では次期魔王の候補のひとりであり、公爵の爵位を持っている。好きなものは人間の生き血。嫌いなものは甘い物と猫。そして日光も嫌っているので、主に夜に行動することを好む。また、作中の悪魔たちは花に触ると枯れるという特徴があり、「ビビ」も例外ではない。もともと「ビビ」は物事への執着が薄く投げやりな性格で、人間でひっそり暮らす生活も1年ほどで飽きてしまっている。物語の序盤では、自分の屋敷の門前に赤ちゃんが捨てられており、「はな」と名前をつけ、「地上での生活は退屈だから良い暇つぶし」「邪魔になれば処分すればいい」と軽い気持ちで育てることにした。前述の通り物事への執着が薄い「ビビ」だが、14年間「はな」を捨てることなく大切に育てている。無自覚ながらも「はな」への独占欲は強く、彼女に振り回される大悪魔の姿は、恋に悩める普通の青年のように見える。
10~12歳の女の子に見える悪魔の姫。メイド服のような濃紺のワンピースに白いエプロン姿でいることが多い。主人公「鈴木六文」の家に従者と共に突然押しかけ、そのまま彼のもとで居候生活を始める。地獄が悪人の魂で満杯になっているため、人間が地獄へ行かないように地上で善行を成し、天界に送ることが目的らしい。基本的に無表情かつ寡黙で控えめな性格だが、悪魔たちへの態度は手厳しい。部下に折檻する際はモーニングスターを使うこともあった。また、何でも挑戦する積極性を持っているのだが、大抵はとんでもない結果を招く。悪魔の姫というだけあって人智を超えた能力を持っており、足首まである長い黒髪は、手に変えて荷物を運んだり、翼にして空を飛んだりと自由自在に操ることが出来る。一方で、シュークリームやアイスといったお菓子には目がなく、音楽を聴くとつい踊ってしまう。悪魔らしい行動も見せるが、率先して人命救助や美化活動をする面白い悪魔である。
出典:Amazon.co.jp
古代ペルシャ発祥の宗教「ゾロアスター」の悪魔の長。作中では「世のあらゆる災いを生んだ絶対悪にして、ゾロアスター最強の悪神」と紹介されている。外見は、褐色肌のツインテール美少女。一人称は「余」で、言葉遣いは少々古風。常に尊大な態度をとっており、同じ悪魔の「ネビロス」には非常に高圧的。長年独りぼっちだったせいかコミュ障なところがあり、ツンデレのような性格をしている。長い時の中で悪事という悪事をやり尽くしてしまったため、近年は新型インフルエンザを流行らせている。その能力のせいで地獄では常に独りぼっちであり、悪神故に友人と呼べる存在もいなかった。そんな中、主人公「左門召介」に召喚され優しくされてからは、彼に強く惚れ込むようになった。また、「左門」の近くにいる少女「天使ヶ原桜」を恋敵とみなして陰湿な攻撃を仕掛けていたが、とある一件から仲良くなり、初めての友達となった。恥ずかしさから暴走したり、「リア充」を嫌うと同時に憧れていたりと憎めないところがある悪魔だ。
出典:Amazon.co.jp
「マグダラ修道会」に所属する破天荒なシスター、「ロゼット・クリストファ」の助手兼ストッパー。アメリカ合衆国外から、様々なモノに取り憑いて侵入しようとする悪魔を退治するエクソシスト。「ロゼット」と「懐中時計の契約」で結ばれた悪魔である。しかし、悪魔でありながらも気弱で大人しく、優しい性格をしている。ある事件で力の源である「尖角」を失くしており、同胞であるはずの悪魔たちから命を狙われてしまう。二つ名もあり、「折れた尖角」「罪人クロノ」、「爵位剥奪者」など。普段は少年の姿だが、「ロゼット」に渡した懐中時計で封印を解除されると大人の姿へと戻り、強大な力をふるうことが出来る。だが、代償として「ロゼット」の寿命と引き換えにしなければいけない。人間と悪魔の関係だが、「ロゼット」と「クロノ」の仲は良好で、互いに絶対的な信頼を寄せていることが分かる。
いいね!・フォローしてマンガ・アニメのニュースを受け取ろう!