主人公の我聞悠太は、成明高校に通う2年生。
将来の夢はアフィブロガーとして夢のニート生活を送る事。そのために高校生でありながら勉学には励まずに、アフィブログの運営に心血を注いでいる。
ある意味、将来計画がしっかりとしている聡明な青少年である。
そんな彼が運営しているブログが「超常科学キリキリバサラ」。超常現象を認めるブログではなく、世の中に溢れる超常現象をキリキリバッサリ論破しちゃうよ! というブログ。ようするにオカルト現象否定派ブログなわけだ。
そんなブログ運営に心血を注ぐ悠太は、最近ページビューが伸びない事に悩んでいた。ページビューが伸びるとそれだけ訪れてくれる人が多いということ。つまり、広告収入が多く入ってくるという事なのだ。これが伸びないということは、夢のニート生活がどんどんと遠のいていくという事を示している。
悠太が何故オカルト否定ブログを運営しているかというと、吉祥寺にはオカルトが溢れているからだ。
何故か最近吉祥寺ではオカルト事件が多く発生しているのだとか。それなのに自分のブログが流行らないのはおかしいという。
なにかもっともっと素晴らしいネタを探さなければ……。
そんな時、目に入ったのが、テレビで放送されているオカルト番組で「幽霊は存在します」と明言する橋上教授だった。
橋上教授は実は成明大学の教授で、悠太たちの通う高校のとなりの大学の教授。ネタの為に橋上教授へのインタビューを決行する悠太。
こっそり大学に侵入して、橋上教授の部屋に向かうと、ドアから光が漏れているのが見える。中に入った悠太の目に映ったのは、「CODE」という文字を残して死亡している橋上教授の姿だった。
good!アフタヌーンにて連載中、第1巻発売中。2016年にはアニメ化が決定した。