ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン

ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン

栄田健人の連載デビュー作品。蝸牛くもの代表作「ゴブリンスレイヤー」シリーズに連なる一作で、同作者による『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』のコミカライズ。キャラクター原案はテレビアニメ『リコリス・リコイル』の監督を務めるアニメーターの足立慎吾と、原作の挿絵を描いた神奈月昇が担当している。『ゴブリンスレイヤー』本編より過去にあたる同一の世界を舞台にしている。ゴブリンの集団に家族を惨殺された少年が復讐(ふくしゅう)のために自らの力を磨き、やがて「ゴブリンスレイヤー」と呼ばれるようになるまでの姿を描いた魔物討伐バトルアクション。原作に勝るとも劣らないゴブリンたちの悪辣な所業や、それを憎む一心で劇的な成長を遂げるゴブリンスレイヤーの雄姿、そして両者の激しい戦いの様子が生々しく表現されている。スクウェア・エニックス「ヤングガンガン」2017年19号から連載の作品。

正式名称
ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン
ふりがな
ごぶりんすれいやーがいでん いやーわん
原作者
蝸牛 くも
作画
ジャンル
バトル
レーベル
ヤングガンガンコミックス(スクウェア・エニックス)
巻数
既刊12巻
関連商品
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

ゴブリンスレイヤー

のちに「ゴブリンスレイヤー」と呼ばれることになる、剣士の少年。四人姉弟の末っ子で、両親とは物心がつく前に死別している。ある日、住んでいた村がゴブリンの集団に襲われ、姉によって地下に逃がされるものの、ゴブリンスレイヤー以外は村人全員が殺害される。さらに、姉たちが殺されるのを目の当たりにしており、この経験からゴブリンたちに異常なまでの憎悪を燃やすようになった。この憎悪に裏打ちされた生存本能と天性の剣の腕で、冒険者ギルドに登録した時点からただものではないと目される。しかし、ゴブリン退治以外の依頼にはまったく興味がなく、ほかの冒険者たちからは怪訝(けげん)な眼を向けられることも少なくない。戦闘時のみならず、平時でも鎧(よろい)や兜(かぶと)を身につけており、その素顔を知る者は少ない。

牛飼娘 (うしかいむすめ)

かつてゴブリンスレイヤーのとなりの家に住んでいた少女。8歳の時に伯父(おじ)の経営する牧場の手伝いをすることになり、村から出たおかげでのちのゴブリンによる襲撃を免れた。かつてゴブリンスレイヤーにほのかな好意を寄せており、別れ際にケンカをしたことを今でも後悔している。おっちょこちょいながら生真面目な性格で、伯父とは非常に仲がいい。ゴブリンスレイヤーのことは、すでに死んだものとあきらめているものの、現在でも時おり彼のことを思い出している。そんなある日、偶然ゴブリンスレイヤーを見かけ、伯父の許可を得たうえでいっしょに下宿しないかと誘う。

クレジット

原作

蝸牛 くも

キャラクター原案

足立 慎吾 , 神奈月 昇

関連

ゴブリンスレイヤー

蝸牛くもの同名ライトノベルのコミカライズ作品。世界で最弱のモンスターとされるゴブリンのみを執拗に狩り続ける、奇妙な冒険者の活躍を描く。残酷でハードな描写、練り込まれた世界観と「最弱のモンスターだけを狩... 関連ページ:ゴブリンスレイヤー

書誌情報

ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン 12巻 スクウェア・エニックス〈ヤングガンガンコミックス〉

第1巻

(2018-03-13発行、 978-4757556539)

第9巻

(2022-08-25発行、 978-4757580916)

第10巻

(2023-05-25発行、 978-4757585836)

第11巻

(2023-10-25発行、 978-4757588684)

第12巻

(2024-03-25発行、 978-4757591189)

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