あさりちゃん

あさりちゃん

小学生の浜野あさりや浜野タタミを中心に、浜野家の家族や桜貝小学校のメンバーが巻き起こす様々な騒動を描くギャグストーリー。連載期間35年に及ぶ室山まゆみの代表作。第31回(昭和60年度)小学館漫画賞受賞。また、「二人組による1コミックシリーズ最多発行巻数(女性作家)」(正式記録名:Most volumes published by a duo of authors for a single comic book series(female))として、ギネス世界記録に認定された。

正式名称
あさりちゃん
ふりがな
あさりちゃん
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
てんとう虫コミックス(少女)(小学館)
巻数
既刊100巻
関連商品
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概要・あらすじ

桜貝小学校に通う小学四年生の浜野あさりは、自分よりケンカの強い姉浜野 タタミや、更にその姉をしのぐ最強の母浜野さんごを倒すため日々を費やす。浜野あさりとその周囲の人々が巻き起こすドタバタの日常が始まった。

登場人物・キャラクター

浜野 あさり (はまの あさり)

小学4年生の女の子。天真爛漫で活発。ワガママで乱暴者だが思いやりのある一面もあり弱い者いじめは許さず友達もたくさんいる。背が小さく髪を丸い二つ結びにしているのが特徴。大食いで体重はその時によって変わる。勉強は苦手だがスポーツは万能で特に走るのが得意。高校生になってからは陸上部で活躍している。 絵を描くのも得意で漫画家になるのが夢。動物が好きで怖いもの知らずなところがある。面食いで美形に弱い。にんじんが苦手。最初は一人称が「私」であったが次第に「あさちゃん」に変化した。

浜野 タタミ (はまの たたみ)

浜野あさりの姉。小学6年生の女の子。勉強が得意で桜貝小学校創立以来の秀才と言われている程。カナヅチで図工と陸上が苦手だがそれ以外は卒なくこなす。高飛車な性格で外面は良いが家では暴力的で浜野あさりにすぐ意地悪をする。貯金をするのが得意で金儲けがうまい。しかし桜貝小学校一喧嘩が強いと言われており友人達からの人望は厚い。 また姉御肌で浜野あさりを大事にしている一面もある。近眼でメガネをかけており天然パーマにカチューシャをかけているのが特徴。ピーマンが苦手。動物はあまり得意ではない。

浜野 さんご (はまの さんご)

浜野あさりと浜野タタミの母親。36歳。旧姓は藤壷。顔が長く時にきゅうりと揶揄されることもあるがスタイルは良い。教育ママで浜野あさりの成績を上げようと奮闘する反面、掃除が苦手だったり食事が手抜きだったりするズボラなところがある。カナヅチで足が遅いが、暴力的な娘浜野あさりと浜野タタミが全く適わない腕っぷしの持ち主。 宝石や毛皮が大好きで家計を気にする割には無駄使いをしてしまう。並外れた音痴。

浜野 イワシ (はまの いわし)

浜野あさりと浜野タタミの父親。38歳。大手製薬会社に勤めるサラリーマンで部長の役職についている。優しく大人しい性格。出番が無いことを常にぼやいている。あまり家庭内での発言権はないものの浜野タタミや浜野さんごにやり込められる浜野あさりをかばう等浜野あさりの一番の理解者でもある。

うにょ

浜野あさりが家族で飼うペットの薄茶色の雑種犬。浜野タタミのクラスメイトから譲り受けた。「にょん」と鳴くのが特徴だがその気になれば「ワン」と鳴くこともできる。大人しく気弱な性格でアホと罵られることもあるが人間並みに賢い一面もある。母親のにょにょ、兄のあにょ、妹のいにょがおりそれぞれ別々に飼われている。 また去勢前に別の家の犬に子どもを産ませたこともある。

神田 八郎 (かんだ はちろう)

浜野あさりのいる4年3組の担任の教師。36歳。桜貝小学校に勤務している。自身も桜貝小学校出身。料理が得意で家事全般ができる。独身でなかなか結婚できないことが悩み。浜野あさりの問題児ぶりに手を焼いており、よく罰則を与えるがとても生徒思い。

成瀬 拓也 (なるせ たくや)

浜野タタミのいる6年2組の担任の教師。26歳。桜貝小学校に勤務している。美形で実直な常識人。婚約者がいる。

吉川 ゆかり (よしかわ ゆかり)

浜野あさりのクラスメイト。おかっぱ頭にピンをしているのが特徴。クラスの女の子達の中ではリーダー的な存在。しっかり者でよくツッコミ役になる。

岬 みりあ (みさき みりあ)

浜野あさりのクラスメイト。ロングヘアにリボンをしているのが特徴。フリルやレースのついた女の子らしい服装をしている。見た目は可愛らしいが、とてつもない大食いで浜野あさりも驚くほど食べる。

岸本 うるか (きしもと うるか)

浜野あさりのクラスメイト。髪を三つ編みにして後ろで束ねているのが特徴。兄がウーパールーパーにそっくりでバンド活動をしている。

島井 沙紀 (しまい さき)

浜野あさりのクラスメイト。ショートヘアにジャンパースカートでメガネをかけているのが特徴。85歳の曾祖母がいて浜野あさりをその誕生パーティーに招いた。

藪小路 いばら (やぶのこうじ いばら)

浜野あさりのクラスメイト。お金持ちのお嬢様で何かと浜野あさりとぶつかることが多く浜野あさりのライバル的存在。高慢で高飛車な性格でお金持ちなのにケチ。従妹の藪小路いばらのことを大変慕っている。ジョアンナという凶暴な猫を飼っている。

港 海里 (みなと かいり)

浜野あさりのクラスメイト。成績は良くないがイケメンの男の子。浜野あさりとよくサッカーなどをして遊んでいる。鮎川守と仲が良い。

鮎川 守 (あゆかわ まもる)

浜野あさりのクラスメイト。太眉のイケメン。港海里と仲が良い。大人しい性格。

田西 マイケル (たにし まいける)

浜野あさりのクラスメイト。ブサイクなため浜野あさりに避けられているが、性格は優しく成績も良い。浜野あさりにも優しく好意を持っている。日本人の父とアメリカ人の母のハーフ。高校生になってからはアメリカに住んでいる。

小鰭 光 (こはだ ひかる)

浜野あさりのクラスメイト。クラスで一番背の低い男の子。背が低いことを気にしているが年上からはかわいいと言われている。大人しいが意外と根に持つ性格。

大磯 潮 (おおいそ うしお)

浜野あさりの幼稚園からの幼馴染。幼稚園で組長をしていたため高校にあがっても浜野あさりに「組長」と呼ばれている。桜貝小学校では4年1組のため浜野あさりとは別のクラス。真面目で成績の良い優等生。よく浜野あさりに迷惑をかけられている。お金持ちでナイル、チグリス、ユーフラテスという気難しい猫を3びき飼っている。

錦織 あや子 (にしきおり あやこ)

浜野タタミのクラスメイトで親友。美人な女の子。浜野あさりと同い年の妹がいたが事故で亡くしているためか浜野あさりのことを何かといじる。気前の良いお金持ちで性格はサバサバしているがわがままで乱暴なところもある。

速井 太郎 (はやい たろう)

浜野あさりのいる4年3組に転校してきた男の子。ランニングを着ており太い眉毛が特徴。足の速さに自信があり浜野あさりに度々勝負を挑んだ。勉強は浜野あさりと同程度にできない。転校後4年1組に移動させられる。肝心な時にケガですぐ入院してしまう。高校生になってからも浜野あさりに陸上で勝負を仕掛けるが、すぐ入院してしまう。 その度浜野あさりがお見舞いに行き見舞品のメロンを奪っていった。

美 大和 (うるわし やまと)

桜貝小学校の5年生。美しい容姿をしているがナルシストで性格に難がある。浜野あさりとは仲が悪い。しかし高校生になると背が伸び、筋肉質な髭面の青年へと成長してしまい陸上の投擲の選手になった。

岩穴 鱓之介 (いわあな うつぼのすけ)

53歳。浜野あさりが通う桜貝小学校の校長先生。浜野あさりは問題を起こすと校長室で正座させられることが多いので面識がある。珍しいものが大好きで珍品を集めている。浜野あさりを叱りもするが基本的に甘い。学生時代は陸上選手だったため健脚で浜野あさりの高校の陸上部ではコーチをしている。 かつてフランス人の妻がいたが死別しており、モデルをしている一人娘のニコルがいる。

アニメ

あさりちゃん

いつも元気で勉強嫌いな小学生の女の子、浜野あさり。学校で一番の秀才である姉のタタミや、教育ママである母のさんごと幾度となく喧嘩を繰り返してはお仕置きをされてしまう日々を過ごす。 関連ページ:あさりちゃん

書誌情報

あさりちゃん 100巻 小学館〈てんとう虫コミックス(少女)〉

第1巻

(1980-04-26発行、 978-4091404015)

第2巻

(1980-07-28発行、 978-4091404022)

第3巻

(1980-11-28発行、 978-4091404039)

第4巻

(1981-02-28発行、 978-4091404046)

第5巻

(1981-04-28発行、 978-4091404053)

第6巻

(1981-07-28発行、 978-4091404060)

第7巻

(1981-12-19発行、 978-4091404077)

第8巻

(1982-02-27発行、 978-4091404084)

第9巻

(1982-10-28発行、 978-4091404091)

第10巻

(1982-12-20発行、 978-4091404107)

第11巻

(1983-04-28発行、 978-4091405616)

第12巻

(1983-07-28発行、 978-4091405623)

第13巻

(1983-12-16発行、 978-4091405630)

第14巻

(1984-05-28発行、 978-4091405647)

第15巻

(1984-08-28発行、 978-4091405654)

第16巻

(1984-12-15発行、 978-4091405661)

第17巻

(1985-06-28発行、 978-4091405678)

第18巻

(1985-12-16発行、 978-4091405685)

第19巻

(1986-02-28発行、 978-4091405692)

第20巻

(1986-06-28発行、 978-4091405708)

第21巻

(1986-08-28発行、 978-4091411013)

第22巻

(1986-11-28発行、 978-4091411020)

第23巻

(1987-02-28発行、 978-4091411037)

第24巻

(1987-07-28発行、 978-4091411044)

第25巻

(1987-12-16発行、 978-4091411051)

第26巻

(1988-03-28発行、 978-4091411068)

第27巻

(1988-07-28発行、 978-4091411075)

第28巻

(1988-12-16発行、 978-4091411082)

第29巻

(1989-03-28発行、 978-4091411099)

第30巻

(1989-07-28発行、 978-4091411105)

第31巻

(1989-12-18発行、 978-4091415516)

第32巻

(1990-03-28発行、 978-4091415523)

第33巻

(1990-07-28発行、 978-4091415530)

第34巻

(1990-12-18発行、 978-4091415547)

第35巻

(1991-03-28発行、 978-4091415554)

第36巻

(1991-07-27発行、 978-4091415561)

第37巻

(1991-12-14発行、 978-4091415578)

第38巻

(1992-03-27発行、 978-4091415585)

第39巻

(1992-07-28発行、 978-4091415592)

第40巻

(1992-12-16発行、 978-4091415608)

第41巻

(1993-03-27発行、 978-4091420718)

第42巻

(1993-07-28発行、 978-4091420725)

第43巻

(1993-12-16発行、 978-4091420732)

第44巻

(1994-03-28発行、 978-4091420749)

第45巻

(1994-07-28発行、 978-4091420756)

第46巻

(1994-12-17発行、 978-4091420763)

第47巻

(1995-03-28発行、 978-4091420770)

第48巻

(1995-07-28発行、 978-4091420787)

第49巻

(1995-12-16発行、 978-4091420794)

第50巻

(1996-03-28発行、 978-4091420800)

第51巻

(1996-07-27発行、 978-4091424815)

第52巻

(1996-12-16発行、 978-4091424822)

第53巻

(1997-04-01発行、 978-4091424839)

第54巻

(1997-07-28発行、 978-4091424846)

第55巻

(1997-12-16発行、 978-4091424853)

第56巻

(1998-03-28発行、 978-4091424860)

第57巻

(1998-07-28発行、 978-4091424877)

第58巻

(1998-12-16発行、 978-4091424884)

第59巻

(1999-04-26発行、 978-4091424891)

第60巻

(1999-07-28発行、 978-4091424907)

第61巻

(1999-12-18発行、 978-4091427113)

第62巻

(2000-04-26発行、 978-4091427120)

第63巻

(2000-08-28発行、 978-4091427137)

第64巻

(2000-12-25発行、 978-4091427144)

第65巻

(2001-04-26発行、 978-4091427151)

第66巻

(2001-08-28発行、 978-4091427168)

第67巻

(2001-12-25発行、 978-4091427175)

第68巻

(2002-04-26発行、 978-4091427182)

第69巻

(2002-08-28発行、 978-4091427199)

第70巻

(2002-12-25発行、 978-4091427205)

第71巻

(2003-04-28発行、 978-4091430915)

第72巻

(2003-08-28発行、 978-4091430922)

第73巻

(2003-12-24発行、 978-4091430939)

第74巻

(2004-04-27発行、 978-4091430946)

第75巻

(2004-08-27発行、 978-4091430953)

第76巻

(2004-12-24発行、 978-4091430960)

第77巻

(2005-04-26発行、 978-4091430977)

第78巻

(2005-07-28発行、 978-4091430984)

第79巻

(2005-12-24発行、 978-4091430991)

第80巻

(2006-04-27発行、 978-4091401571)

第81巻

(2006-08-28発行、 978-4091402271)

第82巻

(2006-12-25発行、 978-4091402899)

第83巻

(2007-04-27発行、 978-4091403339)

第84巻

(2007-08-28発行、 978-4091403841)

第85巻

(2007-12-25発行、 978-4091404756)

第86巻

(2008-04-28発行、 978-4091405784)

第87巻

(2008-08-28発行、 978-4091406903)

第88巻

(2008-12-25発行、 978-4091407443)

第89巻

(2009-04-28発行、 978-4091408181)

第90巻

(2009-08-28発行、 978-4091408440)

第91巻

(2009-12-25発行、 978-4091408778)

第92巻

(2010-04-28発行、 978-4091410535)

第93巻

(2010-08-27発行、 978-4091411174)

第94巻

(2010-12-24発行、 978-4091412065)

第95巻

(2011-04-27発行、 978-4091412874)

第96巻

(2011-08-26発行、 978-4091413192)

第97巻

(2012-02-28発行、 978-4091413703)

第98巻

(2012-12-28発行、 978-4091415479)

第99巻

(2013-07-26発行、 978-4091416780)

第100巻

(2014-02-28発行、 978-4091417077)

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