うちのママが言うことには

うちのママが言うことには

OL・北風けいとと編集者甘夏英太郎は結婚を誓い合うが、様々な問題が待ち受ける。揺れ動きながらも問題を乗り越えていく様をコメディタッチで描く。(1992年)講談社漫画賞受賞。

正式名称
うちのママが言うことには
ふりがな
うちのままがいうことには
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概要・あらすじ

OLをしている北風けいとは、付き合っている編集者の彼氏甘夏英太郎から、プロポーズされる。北風けいとの3人の兄や、父からの反対を受けるなど、様々な障害を乗り越えて、二人は結婚への準備をすすめる。

登場人物・キャラクター

北風 けいと (きたかぜ けいと)

S大を卒業して会社勤めをしている、まだまだ新米のOL。5人兄弟の末っ子で、上は全て兄。仕事が大好きで、たくさん覚えたいことがあるという意欲がある。編集者の彼氏甘夏英太郎からプロポーズを承諾するが、父親や兄から反対される。

甘夏 英太郎 (あまなつ えいたろう)

出版社に勤め、文芸誌「鳶」の編集者をしている。仕事は真面目に勤めているが、平凡でお人好し。お調子者な面がある。女子大生だった3歳年下の北風けいとと出会い、付き合い始めプロポーズをする。両親を早く亡くし、妹と二人で北海道の伯母夫婦に育てられた。

北風 暖 (きたかぜ だん)

北風けいとの長兄。アメリカに6年住み、現地でレストランを経営している。北風けいとを溺愛し、結婚の許しを得に来た甘夏英太郎をこき下ろす。

拓子 (たくこ)

甘夏英太郎が編集者として担当している女流作家。姉と二人ぐらしでSF小説を執筆している。執筆中、シミやほこりなど創作に関係ない事でも気になりだすとパニックになり、甘夏英太郎を振り回す。

甘夏 めぐむ (あまなつ めぐむ)

甘夏英太郎の妹で15歳の中学3年生。背が高くきれいな顔立ちをしている。両親を早くに亡くし、兄とともに北海道の伯母に育てられ、地元の中学校に通っている。東京で暮らす兄を慕っている。

笹原 さおり (ささはら さおり)

北風けいとの友人。同じ大学に通い、よく一緒に行動していた。美人で、学内では言い寄ってくる男性が絶えないが、同い年には興味ないと断っている。

木下 修平 (きのした しゅうへい)

甘夏英太郎が編集者として担当する男性作家。妻を亡くし鎌倉の瀟洒な家に1人で住んでいる。渋くてハンサム、会話も軽妙で女性の人気が高い。

北風 照 (きたかぜ てる)

北風けいとの次兄。妹と甘夏英太郎との結婚には当初積極的ではなかったが、反対されながらも結婚に向けてもがく二人の姿を見続けるうちに、態度を変え始める。

金田一 はるか (きんだいち はるか)

漫画家を担当する女性編集者で独身。北風けいととは高校の同級生。高校時代は新聞部に所属していた。周囲からは冷静沈着と言われているが、仕事にもプライベートにも疲れを感じている。

久保田 くるみ (くぼた くるみ)

女優で女子大生役などを演じている。背が高いが幼い顔立ちで実年齢よりずっと若く見える。北風けいととは中学の同級生で10年程会っていないが、年賀状のやり取りはしている本名は古川年子。

内山田 悟 (うちやまだ さとる)

北風けいとの勤務先の同僚で、同期入社の男性。ハンサムだが、彼女はずっといないという。北風けいとは彼のために知り合いの女性を紹介しようと画策する。

北風家の父 (きたかぜけのちち)

北風けいとの父親。北海道出身。丸い身体に眼鏡をかけ、鼻の横にほくろがある。末っ子で唯一の娘北風けいとをかわいがり、甘夏英太郎との結婚には断固反対の姿勢を取る。

北風 雪子 (きたかぜ せつこ)

北風けいとの母親。北海道出身。旧姓は花園。長い黒髪をお団子にまとめている。北海道の田舎の学生寮で北風家の父と知り合い結婚した。若い頃は南の島にあこがれていた。北風けいとと甘夏英太郎との結婚には寛容。

タツコ

30過ぎの女性。背が高くモデルのような女性。公衆電話の順番を待つ甘夏英太郎の前に座っていた。体調が悪くなる甘夏英太郎のために救急車を手配し、彼の恋人北風けいとの家に連絡をとる。

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