うちの変態メイドに襲われてる

大学進学を機に一人暮らしを始めた遥斗は、父親が勝手に雇ったメイドの美亜と強制的に同居することになる。美亜は、家事を完璧にこなすものの性に対して積極的な性格で、童貞の遥斗をさまざまな方法で誘惑する。当初は美亜のペースに振り回されていた遥斗だったが、明るく無邪気な美亜との生活を通じて、人付き合いの苦手な彼の心は少しずつほぐれ、大学では友人とも打ち解けられるようになるなど、次第に前向きになっていく。ドタバタとした日々の中で、遥斗はいつしか美亜が自分にとって特別な存在であることに気づくことになる。

遥斗に献身的に仕えるメイドの美亜は、性への好奇心が人一倍強い女の子。遥斗の家に平然とアダルトグッズを持ち込んだり、あっけらかんと猥談を繰り広げたりと、奔放な言動で彼を翻弄する。日常生活でも、胸の谷間や下着をさりげなく見せてセクシーに誘惑するが、遥斗はまったく相手にしない。また、偶然のきっかけでラブホテルに泊まる絶好のチャンスが訪れても、疲れてベッドで爆睡してしまうなど、天然なボケと間の悪さが目立つ。どんなに冷たくあしらわれても決してめげず、明るく尽くし続ける健気さこそが、美亜の最大の魅力となっている。

性的な言動で遥斗を困らせるのは美亜だけではなく、彼の周囲にはさらに個性豊かな仲間たちが集まってくる。同じ大学に通う典子は、美亜とは正反対で性の知識は乏しいものの、無意識のうちに際どい発言をしてしまい、遥斗だけでなく美亜までも振り回す存在だ。また、美亜の妹の陽菜は姉とは正反対のまじめな性格だが、なぜかラッキースケベを起こしてしまう体質で、たびたび遥斗の前であられもない姿を見せてしまう。さらに、遥斗に思いを寄せる幼なじみのみっちゃんはパンツに異常な執着を抱き、男友達の昴は遥斗の言動に胸をときめかせてしまう。そして、美亜の先輩で、彼女以上に過激な発言が目立つ凛など、一筋縄ではいかない面々が次々と登場する。穏やかに始まるはずだった遥斗の大学生活は、次第に混迷を極めていく。