うちの弟どもがすみません

うちの弟どもがすみません

母親の再婚を機に、父親の家に引っ越しをした女子高校生の成田糸と、血のつながらない四人の弟たちとの交流を描いたラブコメディ。集英社「別冊マーガレット」で2020年2月号から掲載の作品。2024年12月6日に実写映画が公開。

正式名称
うちの弟どもがすみません
ふりがな
うちのおとうとどもがすみません
作者
ジャンル
ラブコメ
レーベル
マーガレットコミックス(集英社)
巻数
既刊12巻
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あらすじ

女子高校生の成田糸は、母親の再婚を機に父親の家に引っ越すことになった。しかし、新しい父親には連れ子がおり、糸は四人の弟たちといっしょに暮らすことになってしまう。まったく想定してなかった事態に最初は困惑気味の糸だったが、新しい弟たちとなかよくなろうと、姉として彼らの面倒を見ることを決意。しかし、何かと反抗的な態度をとる長男の成田源に糸は手を焼き、これからの暮らしに大きな不安を感じてしまう。その後、衝突を重ねながらも源と対話をする中で、彼のさりげない優しさと寂しさを感じ取った糸は、いっしょに料理を作ったり、源のアルバイト先を訪れたりして、徐々に源との心の距離を縮めていくのだった。

実写映画

2024年実写映画化。12月6日より公開。監督は三木康一郎。主人公の成田糸を畑芽育、四人の弟は、を作間龍斗、を那須雄登、を織山尚大、を内田煌音が演じる。

登場人物・キャラクター

成田 糸 (なりた いと)

再婚した母親といっしょに新しい父親の家に引っ越した女子高校生。おかっぱ頭の少女で、責任感が強く、何事にもポジティブな性格の持ち主。長年にわたり、ゆるふわな性格の母親を支え続けてきた。父親に連れ子がいることを事前に知らされておらず、引っ越した当日に初めて四人の弟と同居することを知った。最初は大いにとまどっていたが、姉として弟たちの面倒を見ることを決意し、一生懸命に家事をこなすようになる。ぶっきらぼうで反抗的な態度を繰り返す長男の成田源への対応に苦慮し、一時は心が折れそうになるものの、交流を続ける中で源の優しさを知り、徐々に心の距離を縮めていく。

成田 源 (なりた げん)

成田家の長男で、高校2年生の少年。長身のイケメンだが、無口で不愛想な性格をしている。父親の再婚に伴い、姉となった成田糸には出会った当初から厳しい態度で接していた。本来は優しい性格で、幼い頃に亡くなった母親の言葉に従い、長男として人前では強い態度で振る舞っている。糸に対する厳しい態度も、どうやって接したらいいかわからなかったためで、糸と交流をするうちに徐々に彼女のことを信頼し、態度も軟化していく。学校では女生徒から人気が高く、つねに注目されている。寝相の悪さは家族の中でもトップクラス。

成田 洛 (なりた らく)

成田家の次男で、高校1年生の少年。眼鏡を掛けたイケメンで、大人びた雰囲気を漂わせている。成田家の一員となった成田糸を快く受け入れ、さまざまな生活のアドバイスをしていた。人間観察が好きで、兄の成田源の動向を観察して面白がっている。少年時代のあだ名は「山嵐」。

成田 柊 (なりた しゅう)

成田家の三男で、中学3年生の少年。極度の人見知りで、つねにフードを目深にかぶって顔を隠している。ほとんどの時間を自室にこもって過ごしており、成田家の一員となった成田糸も、その姿を見たのは引っ越した当日のみ。ほかの家族の前にもほとんど姿を現さないミステリアスな人物。

成田 類 (なりた るい)

成田家の四男で、小学3年生の少年。アイドル風の容姿をした美少年で、非常に人懐っこい性格をしている。成田家の一員となった成田糸にべったりと懐いており、糸の作る料理が大好き。小さいものはなんでもかわいいもの扱いする。一番の親友は自室で飼っているカエルのゴメス。

成田糸の母親

成田糸の実母。おっとりとした性格で、浮世離れしたところがある。前夫が自分探しの旅に出て失踪してしまったことから、女手一つで糸を育ててきた。再婚に伴い、糸を連れて成田家に引っ越すことになる。成田家に弟がいることを糸に伝え忘れるなど、少々抜けたところがある。

成田糸の父親

成田糸の継父。おとなしく柔和な性格をしている。成田糸の母親と再婚し、糸たちといっしょに住むことになった。のちに北海道に単身赴任することになる。

書誌情報

うちの弟どもがすみません 12巻 集英社〈マーガレットコミックス〉

第1巻

(2020-05-25発行、 978-4088443461)

第7巻

(2022-06-23発行、 978-4088445816)

第8巻

(2022-11-25発行、 978-4088446455)

第9巻

(2023-03-24発行、 978-4088447094)

第10巻

(2023-07-25発行、 978-4088447865)

第11巻

(2024-02-22発行、 978-4088448633)

第12巻

(2024-07-25発行、 978-4088430201)

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