うる星やつら オンリー・ユー

うる星やつら オンリー・ユー

『うる星やつら』の劇場版長編アニメ第1作で、テレビ版のチーフ・ディレクターを務めていた押井守にとっては劇場用長編初監督作品となった。原作者の高橋留美子は新キャラクターや大枠の物語で関与しているが、特定の原作エピソードは存在しないオリジナル・ストーリーとなっている。11年前に交わした結婚の約束を果たすべく、諸星あたるを連れ去ったエル星の女王エルと、あたる取り戻しに向ったラムの愛の行方を描くスペース・ラヴ・コメディ。

正式名称
うる星やつら オンリー・ユー
ふりがな
うるせいやつら おんりーゆー
原作者
制作
キティ・フィルム
公開日
監督
押井 守
ジャンル
その他SF・ファンタジー
 
アドベンチャー
 
ラブコメ
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概要

諸星あたるラムの友人たちに、あたるエルという異星人の女性との結婚式の招待状が届けられる。あたるラムたちから事情を問い詰められるが、あたるエルを知らないという。

その時、バラ型のUFOが地球に現れる。それはエル星からの使者で、女王エルが11年前に交わした結婚の約束を果たすためにあたるを迎えに来たのだという。ラムうる星あたるを連れて行き、一足先に結婚式をあげてしまおうと画策するが、宇宙であたるを奪われてしまう。

そしてラムあたるを取り戻すべく、弁天たちとエル星に向う。

登場人物・キャラクター

ラム (ラム)

うる星(鬼星)から地球侵略にやってきた鬼型宇宙人・鬼族の娘。飛行能力と放電能力を持つ。ロング・ヘアーの色は緑色で、普段は虎縞ビキニとロング・ブーツを愛用。話し言葉の語尾に「だっちゃ」を使う。地球の命運をかけた鬼ごっこで、対戦相手の諸星あたるにプロポーズされたと勘違いし、以後地球に留まり諸星家に押しかけ女房として同居、友引高校に通うようになる。 無邪気で天真爛漫な性格で、それ故に時には悪気がないまま配慮に欠けた行動をとってしまう天然キャラ。 ひたむきに愛情を傾け好きな人に尽くす愛妻タイプ故に浮気をするあたるに電撃を食らわすこともしばしば。

諸星 あたる (モロボシ アタル)

友引高校へ通う諸星家の長男。13日の金曜日、仏滅で大地震の起きた日に生を受けた世にも稀な凶運の相の持ち主だが、生存本能は強くしぶとい。楽観的で調子がよく、ばかばかしいこともものともせずに行う並はずれた「アホ」。 根っからの女好きで女性に対して見境なくアタックをかけるが、本人は意外に嫉妬深くまた不安性な面も持つ。元々は幼なじみの三宅 しのぶと付き合っていたが、コンピュータで選ばれうる星(鬼星)のインベーダーとの地球の命運をかけた鬼ごっこに参加させられる羽目になった際に、対戦相手のラムにプロポーズしたと勘違いされ、ラムが押しかけ女房となり、しのぶとの仲は消滅。 ラムに対しては、当初押しかけ女房的な態度に苛立ちを覚え表向きには邪険な態度をとっていたが、内心ではかけがえのない存在だと思っている。 面堂 終太郎とは同じく「アホ」な女好きという点で、永遠のライバル同士。家族は両親との三人家族。

女艦長

エル星艦隊の旗艦、バラ艦の女性艦長。エルの使者であるババラを地球に送り届け、その後あたるを地球から連れ出したうる星の艦隊と交戦し、ロゼにあたるを誘拐させた。

弁天 (ベンテン)

ラムの幼馴染の少女。惑星中学校では、ラムおユキと共に、伝説のスケバンと呼ばれていた。福の神とは名ばかりな、やたらとガラの悪い七福神の一人弁財天。ラムたち鬼族と福の神族は宿敵関係にあり、節分の時期に紅白玉入れ合戦で雌雄を決していたのだが、あたるとは鬼星で開催された合戦で初めて出会う。 以後、ラムのいる地球にも度々訪れるようになる。男勝りで気風のよい姉御肌な性格で、愛用のエアバイクを荒々しく乗り回している。

三宅 しのぶ (ミヤケ シノブ)

友引高校に通う女子高生。おかっぱ髪にセーラー服が似合う清楚な美少女だが、激情にかられると机を投げつけたりもする怪力の持ち主。諸星あたるとは同級生である以前から、幼馴染で周囲も公認のガールフレンドだった。 地球の命運をかけた鬼ごっこに挑むことになったあたるを奮起させるため、結婚の約束をしたことがあったが、それがラムの勘違いに繋がってしまい、ラムが押しかけ女房となることの原因となってしまう。 ラムの登場後、しばらくはあたるを巡っての三角関係状態だったが、面堂 終太郎が転校してくると彼に一目惚れしこの三角関係は発展・解消し、ラムに想いを寄せる面堂を含む緩やかな繋がりの四角関係となった。

友引高校 (トモビキコウコウ)

『うる星やつら』で諸星あたると友人たちが通っている高校。創立から長い歴史を重ねてきており、友引高校七大怪談などの伝説も語り継がれてきた。その歴史を偲ばせる校舎は木造二階建てで、今でも日夜様々な事件が後を絶たない。

ババラ (ババラ)

エルの乳母である老婆。エルの命をうけて地球にあたるを迎に来たが、本人はあたるにあまりいい印象を持ってない。

エル (エル)

エル星の女王で絶世の美女。幼少だった11年前に地球を訪れたことがあり、その時に諸星あたると出会い、一緒に影踏みをして遊んだ。この時、あたるが「影を踏んだ」と言ったので、それは婚約の証なので、11年後に迎に来ると言い残して別れた。 そして11年後の現在、約束どおり使者としてババラを地球に派遣し、あたるを連れ去らせる。美形の男をコールド・スリープ・カプセルで保存・蒐集する趣味がある。

ロゼ (ロゼ)

エルの教育係兼女スパイ。諸星あたるを連れ去るために、うる星のUFO母艦に潜入したが、しのぶや面党たちも一緒に連れてきてしまい叱責される。信楽焼のタヌキに隠れたり、ラムに変装したりなどの七変化ぶりを披露するが、その変装はすぐにばれる。

面堂 終太郎 (メンドウ シュウタロウ)

友引高校に転校して来た、諸星あたるの永遠のライバル。白い詰襟を着こなし、日本刀「村雨」を携行している。強大な財力と私設軍隊を持つ面堂財閥の跡取り息子。容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能で女性には優しく女子生徒たちの憧れの的だが、自意識の塊で男には冷淡で実は暗所恐怖症。 「アホ」の程度は実はあたるとあまり変わらない。

場所

うる星 (ウルセイ)

『うる星やつら』のラムの生まれ故郷で、銀河系の中心付近に位置する惑星。海はなく湿度が高いため、霧がかかる日が多いが、三つの太陽に照らされているため惑星の表面は明かるい。銀河系文化の中心でもあるうる星の学校には、鬼族以外の様々な宇宙人たちが一緒に学び、それが宇宙の平和にも繋がっている。 なお、鬼族は寅縞迷彩を基調デザインとしているので、うる星ではコスチュームのみならず、インテリア、メカなどほとんどのものが寅縞迷彩である。

エル星 (エルセイ)

虹色に輝くバラ星系に浮かぶバラのイメージで作られた人工惑星。惑星の建造物やメカもバラを基調としたデザインとなっている。女王はエル。

クレジット

原作

監督

脚本

作画監督

青嶋克己 , 遠藤裕一 , 高沢孫一

音楽

小林泉美 , 安西史孝 , 西村コージ , 天野正道

アニメーション制作

キティ・フィルム

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