おうちでごはん

アパート「フラッツなのはな」を舞台に、仲の良い近隣住人同士の交流が描かれる。料理上手な大学生・鴨川耕太が家庭料理を作って友人知人に振る舞うというのが基本的なパターンとなっている。スズキユカの代表作。

正式名称
おうちでごはん
ふりがな
おうちでごはん
作者
ジャンル
料理
レーベル
バンブー・コミックス(竹書房)
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概要・あらすじ

鴨川耕太は料理を通じて周囲の人々と友好関係を深めていた。晩御飯の煮込みハンバーグを作り過ぎたと、米田浩樹の部屋を訪れた耕太は、「かわいい彼女が欲しい」などと恋愛話で米田と盛り上がる。ところが口では大きなことを言いながらも、耕太は実際のところ異性関係には非常に奥手だった。血の繋がらない妹・鴨川鈴菜がたびたびアパートに遊びに来たり、大学で知り合った宮前椒子と少しずつ親しくなりながらも、耕太の恋愛事情は一向に進展しない。

登場人物・キャラクター

鴨川 耕太 (かもがわ こうた)

アパート「フラッツなのはな」に暮らす男子大学生。料理が得意で、その料理をきっかけにしてどんどん友人の輪を広げていく。ただし、レパートリーは基本的な家庭料理がほとんど。また鍋釜などの料理環境が変わってしまうと、実力が発揮できなくなる。料理人になる意思はなく、あくまでも料理は趣味と位置づけている。実はケーキのスポンジ部分が嫌い。

鴨川 鈴菜 (かもがわ すずな)

鴨川耕太の妹ながら、血は繋がっていない。耕太の母親が死去後、父親の再婚相手となったフランス人女性であるスズナの母の連れ子。鴨川鈴菜の実の父親も日本人であるため日仏のハーフだが、外見は瞳が碧いことを除いては実の兄妹にしか見えないほど耕太によく似ている。耕太によく懐き、慕っている。

宮前 椒子 (みやまえ しょうこ)

鴨川耕太と同じ大学に通っている女性。耕太と同じく料理が得意だが、作る料理のレパートリーはあまりかぶらない。共通の友人であるはしばみに、料理好き同士会話が合うのではないかと引き合わされた。耕太と少しずつ距離を縮めてはいるが、恋愛関係まではほど遠い間柄が長く続いている。

米田 浩樹 (よねだ ひろき)

アパート「フラッツなのはな」に暮らす男子大学生。鴨川耕太とは部屋が隣同士であるうえに大学も同じで、非常に親しい。料理はカレーしか作れず、もっぱら耕太の料理を食べて褒め称える役回り。

瓜沢 芯 (うりさわ しん)

アパート「フラッツなのはな」に暮らす、若いサラリーマンの男性。眼鏡をかけた理知的なタイプで、鴨川耕太の隣人であり、おすそわけをもらって親しくなった。亀を飼っており、亀に対する愛情は尋常ではないレベル。

伊世 夏実 (いよ なつみ)

アパート「フラッツなのはな」に暮らす、映画雑誌の編集者をしている若い女性。料理はまったくできないことを恥じる風もなく堂々と公言しており、みんなで集まっての料理パーティーでも食べる専門である。酔っぱらうと褒め上戸になる。

遠藤 優吾 (えんどう ゆうご)

アパート「フラッツなのはな」に暮らす男性。若く見えるが実は30代。菓子作りが得意な大の甘党で、アパート仲間の間では耕太に次ぐ料理上手として知られている。しかし、普段の食事はまったく作らない。女たらしで、しょっちゅう付き合っている相手が変わる。

はしばみ

鴨川耕太と同じ大学に通い、語学で耕太と同じクラスの女性。菓子作りで遠藤優吾に弟子入りしようとしたり、料理の腕を磨こうと努力するなど料理に対する熱意はあるが、その熱意は空回りしがちで腕前は壊滅的。相手を部屋に招き入れないと発揮されない「料理の腕」という、恋愛に関しては微妙な才能を持つ耕太におせっかいを焼き、宮前椒子と引き合わせた。

新崎 珠菜 (にいざき たまな)

鴨川鈴菜の学校のクラスメイトであり、のちに鴨川耕太と知り合う。キャベツの和名が「タマナ」ということもあり、本人はおかしな名前だと気にしている。家に家庭菜園を造り、ハーブを育てている。おしとやかそうな外見だが、特技は柔道。

新崎 ユタカ (にいざき ゆたか)

新崎珠菜の兄。鴨川耕太が初めて新崎家を訪れた際、家庭菜園の立派なハーブ園のハーブを使い料理を作った。筋肉ムキムキのマッチョマンだが、重度のシスコン。

スズナの母 (すずなのはは)

鴨川耕太の継母。鴨川鈴菜の生母にあたるフランス人女性。鈴菜の父親である前夫とカモの父の2人の日本人男性と結婚しており、日本語は非常に堪能。鈴菜と耕太の外見が似ていることについては、父親同士が似ているためだと説明している。

カモの父 (かものちち)

鴨川耕太の実の父親。耕太の母親が亡くなった後、スズナの母と再婚した。職業などは一切不明であるが、世界を股にかけて活動している様子で、滅多に日本には帰って来ない。再婚したことも一因となり、耕太とはかなり折り合いが悪い。

柏木 (かしわぎ)

アパート「フラッツなのはな」の隣にある一軒家で暮らす中年の主婦。柏木葉月という息子がいる。近所のスーパーのレシピコンテストの常連でもあるほどに料理が得意で、それを通じて鴨川耕太とは話が合う。耕太におすそわけしてくれる時もある。

柏木 葉月 (かしわぎ はづき)

アパート「フラッツなのはな」の隣にある一軒家で暮らす思春期の少年。反抗期ということもあり、せっかくの母親の料理をあまり好んで食べようとしない。食事そのものに関心が薄く、SFに出てくるような錠剤の食事や、食べる必要のない機械の身体に憧れを抱いている。

マスター

レストラン「気楽亭」のマスターを務める中年男性。伊世夏実は「気楽亭」の常連であり、鴨川耕太も連れて来てもらったことがある。寡黙だが、料理とコーヒーには強いこだわりを持ち、店で出しているハーブは自家栽培している。

場所

フラッツなのはな

鴨川耕太らが暮らしているアパート。ごく普通のアパートだったが、耕太が中心となっておすそわけ料理を通じた交流の輪がどんどん広がっている。そのため、住人同士の仲が非常に良くなり、江戸時代の長屋のような様相を呈している。

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