こどものおもちゃ

人気子役タレント倉田紗南と元問題児の羽山秋人が恋愛をしつつ周囲の問題にぶつかっていく少女漫画。

あらすじ

第1巻

子供ながらに芸能活動もしている小学6年生の倉田紗南は、明るくひょうきんで行動力があり、学校でもテレビでも人気者。だが、彼女の所属するクラスは、羽山秋人が男子達を牛耳り、面白がって担任の先生をいじめ、学級崩壊になりかけていた。面倒な事は避けたいと、最初は大人しくしていた紗南だったが、度重なるクラスの男子達の問題行動についに我慢しきれなくなり、クラスのために立ち上がる。まずは手下を使って嫌がらせをする秋人をおとなしくさせるため、大木剛の協力を得て、ズボンをずり降ろしたパンツ姿の恥ずかしい写真を撮って脅迫する。ちょうど先生いじめにも飽きていた秋人は、これを機にぴたりと大人しくなるのだった。だが、秋人の身辺を探っている途中、紗南は、秋人の母親が秋人を出産する際に命を落とした事を知る。秋人の姉、羽山夏美は、父子家庭で母親が不在である淋しさを秋人にぶつけ、心を閉ざした秋人が父の羽山冬騎とすれ違ってしまったという現状を知るにつけ、紗南は羽山家を放っておけず、関係を改善させたいと考え始めるのだった。そこで紗南は、自分が出演する家庭愛を描くドラマを必死に演じ、家族の大切さを全力で訴える。

第2巻

倉田紗南は、マネージャー兼運転手の相模玲が自分に思いを寄せていると思い込み、周囲にはヒモと公言していた。そんな中、女優の来海麻子がかつて玲と付き合っていた事が発覚し、麻子に玲を取られるのではないかと、紗南は焦りの気持ちを抱く。一方、羽山秋人は紗南に恋心を抱き、紗南の不意を狙ってみんなの前でキスをする。ファーストキスを奪われてショックを受ける紗南に追い打ちをかけるように、麻子と玲が今もお互いに思い合っている事、そしてそもそも玲は、自分を紗南の保護者代わりとしか思っていなかった事を知らされる。さらに母親の倉田美紗子からは、玲への気持ちは恋ではなく、単なる子供の独占欲だと指摘され、紗南は恥ずかしさに打ちのめされる。泣きながら家を飛び出した紗南の話を聞いて慰めたのは、誰あろう秋人だった。秋人を少しだけ見直した紗南は、おとなしく家に戻り、自分の初恋に別れを告げるのだった。その後、紗南は仕事が多忙になった事で学校の友達との付き合いがおろそかになり、クラスでいじめに遭ってしまう。その時は秋人が紗南を庇い、一方で秋人の父親、羽山冬騎が病気で倒れた時には紗南が支えたりと、二人は少しずつ、互いにかけがえのない存在になっていく。

第3巻

大木剛の両親が離婚し、母親と妹と共に新しい生活を始めたと聞いた倉田紗南と羽山秋人は、引っ越しの手伝いに行く事になった。以前から剛の事が好きだった杉田亜矢は傷ついた彼を慰め、なにかと力になるうちに、二人は両思いになる。一方、倉田紗南は、もうすぐ出版される倉田美紗子のエッセイの事で悩んでいた。表面的には明るい笑顔で過ごしながらも、実は紗南が悩んでいる事に唯一気づいた秋人は、紗南がつらい時はいつでも自分のところに来て欲しいと伝え、それが紗南にとっての心の支えになるのだった。そんな中、紗南は仕事の関係で加村直澄という少年と知り合う。彼は赤ん坊の時に、紗南と同じ施設、加村学園にいた事があった。まもなくして、とうとう美紗子のエッセイが発売される。そこには、紗南が生まれてすぐに公園のベンチに捨てられていたという過去から、美紗子が拾って育てたこれまでの話がすべて綴られており、それによって世間は騒然となる。紗南自身はすでにその事実を知っていたが、初耳だった相模玲は、こんな形で公表した美紗子を責め、二人は口論になってしまう。そんな状況に紗南はどこにも居場所がないと感じ、心配する秋人に連れられて、彼の家に身を寄せる。

第4巻

羽山秋人の家に泊まった倉田紗南は、倉田美紗子に捨てられたくないという本心を秋人に明かし、彼の慰めによって少しだけ気持ちが軽くなっていた。その頃、紗南の母親を名乗る坂井佳子という女性が現れる。実は美紗子のエッセイには、紗南の本当の母親を見つけるという狙いがあったのである。紗南は佳子と対面するが、自分にとっての母親は美紗子であり、美紗子もまた紗南を深く愛している事をお互いに伝え合う。さらに紗南は加村直澄と共に、かつて預けられていた施設、加村学園を訪ね、自分のルーツを受け入れた事で、完全に過去を乗り越える。そして秋人はクリスマスに紗南の家で行われたパーティーに参加し、紗南に思いを伝える代わりにキスをする。しかし鈍感な紗南は秋人の気持ちに気づかず、互いの思いを確かめ合うには至らない。

その後、エスカレーター式に中学校に進級した紗南達は、松井風花という女の子と仲よくなる。大阪から引っ越してきた風花は、サッパリした性格で裏表がなく、さっそく紗南と意気投合。ところが、その後に秋人の顔を見た風花はいきなり逆上し、秋人にかつてファーストキスを奪われ、そのせいで人生を狂わされたとぶちまける。

第5巻

倉田紗南は、羽山秋人と松井風花のファーストキス騒動が幼稚園の時の話だと知るが、このせいで秋人を単なるキス魔と勘違いし、過去の二度のキスに込めた秋人の真意に気づくことはなかった。思いが伝わらずにイライラした秋人は、つい紗南にあたってしまい、ケンカに発展。さらに紗南はそんな状態のまま、映画の撮影のために数か月間学校を休む事になった。出発の朝に紗南を見送りに行った秋人だったが、結局気持ちを伝える事はできず、紗南は同じく映画に出演する加村直澄や来海麻子らと共に、携帯電話の電波すら届かないような山奥へ行ってしまう。撮影は順調に進んでいたが、紗南と直澄が友達として仲良くする場面を見て、撮影を覗きに来た直澄のファンたちは紗南に対して憤りを感じていた。一方秋人は風花に頼まれ、風花の大阪の友達の前で彼氏のふりをする事になる。好きな男性のために身を引き、傷ついた心を隠して強がる風花だったが、秋人の前では涙を流し、二人は少しずつ親密になっていく。そんなある日、週刊誌に紗南と直澄が熱愛しているという記事が出てしまい、逆上したファン達は紗南を殴って怪我を負わせてしまう。

第6巻

左足の骨にひびが入っている事は隠したまま、倉田紗南は最後まで自分の役をやり通すと決める。一方、週刊誌のせいで紗南と直澄が付き合っていると誤解した羽山秋人は意気消沈し、その姿を不憫に思った松井風花は、秋人に交際を申し込むのだった。二人が付き合い始めた事を知らされた紗南は、思いがけずショックを受け、それがきっかけで自分の秋人への恋心を自覚する事となる。紗南は失恋のショックで仕事も手につかないほど落ち込むが、直澄からの告白を受け、悩みながらも気持ちの整理をつけるのだった。

幼いながらも一人前の女優として、怪我をおしてまで大変な役をやり遂げた紗南は、山奥でのロケを終えて東京に戻り、4か月ぶりに登校。しかし秋人と風花が付き合っている姿を目の当たりにして、つらい気持ちに耐えながらも、自分の気持ちを隠し続ける事に限界を感じてしまう。秋人もまた、戻って来た紗南を目の前にすると心が揺れてしまい、それを見つめる風花も複雑な思いを抱えていた。

第7巻

倉田紗南と羽山秋人はとうとうお互いの気持ちを抑えきれずに伝え合ってしまうが、それを松井風花に聞かれてしまう。これにより紗南は学校での居場所をなくし、芸能活動に傾倒していく。一方、秋人と風花は表面上は今まで通りに付き合っていたが、お互いにぎくしゃくするものを感じていた。そんな中、秋人は陰湿な担任教師の千石を殴り、停学処分を受けてしまう。気持ちがすさんだ秋人と久しぶりに再会した紗南は、秋人を心配するあまり、彼への気持ちを抑えられなくなる。そして紗南は秋人への気持ちを風花に正直に打ち明け、正々堂々とライバル宣言をする。そんな中、小森和之という男子生徒が、秋人に傷つけられたので自殺するという手紙を残して失踪し、学校は騒然となる。残された手がかりを頼りに、秋人は誰にも内緒で樹海まで小森を探しに行く。

第8巻

羽山秋人は樹海で小森和之を見つけ出す。しかし小森は精神的に不安定な状態で、秋人と共に自殺しようと考えていた。秋人は小森に腕を刺されるものの、どうにか彼を連れて東京に帰還。しかし出迎えた倉田紗南たちがホッとする目前で、秋人は出血多量で倒れ、病院に運ばれる事となる。紗南は生放送の番組をすっぽかして、病院の廊下で秋人の無事を祈る。羽山冬騎と羽山夏美の血を輸血された事もあり、秋人は一命を取り留めるが、周囲に多大な迷惑をかけてしまった紗南は芸能活動を自粛。その後は病院へ行くことも遠慮していたが、秋人と正式に別れた事、そして秋人の腕が麻痺して動かなくなってしまった事を告げに来た松井風花に背中を押され、紗南は秋人の見舞いに行く。一方、警察の取り調べを終えた小森は、秋人に怪我を負わせた事を謝罪し、秋人に気持ちを救われた礼を述べる。友達になった二人はお互いの健闘をたたえ、小森は遠方に住む親戚の家に身を寄せるために旅立つのだった。

第9巻

倉田紗南と羽山秋人は、クリスマスイブに付き合って初めてのデートをする。そこで秋人は、父親の羽山冬騎の転勤により、ロサンゼルスに引っ越す事を紗南に告げる。その事を知らされた紗南は、明るく受け止めるだろうという秋人の予想を裏切り、必死で行かないで欲しいと懇願する。紗南のために日本に残ろうと考えた秋人だったが、冬騎はかたくなにそれを許そうとしない。秋人と離れ離れになるショックのあまり精神的に不安になった紗南は、かつて7歳の頃に患った人形病を再発させてしまう。それは精神的に不安になった紗南に起こる症状で、一切の表情が消えてしまうものだった。しかも本人は普通にしているつもりで、鏡を見せても自覚させる事ができないという厄介なもの。そのため、倉田美紗子や相模玲、そして秋人も紗南が病気である事を隠したまま、彼女の傷ついた心に優しく接しようと努める。7歳の時に人形病が治ったきっかけは加村直澄の言葉だった事実が発覚し、直澄はその時の事を再現するが、紗南の病気は深刻化する一方だった。

第10巻

人形病は表情がなくなるだけでなく、猛烈な眠気にも襲われるようで、羽山秋人がこれからの事を話し合おうとしても、倉田紗南は現実に向き合おうとせず、無理に話そうとしても意識が落ちてしまう。現実逃避のあまり、とうとう紗南は秋人の存在すら忘れ、見舞いに来た加村直澄と付き合おうとするが、彼に秋人の事を思い出させられた紗南は、少しだけ自分の症状を自覚するようになる。そんな中、紗南は秋人に駆け落ちする事を提案し、二人はこっそり実行する。その過程で、ついに紗南は自分に表情がない事を認識する。それでもなお現実から逃げようとする紗南だったが、寂しいのは自分の方だと訴える秋人の涙を見て、これまで自分自身の寂しさしか見えていなかった事に気づく。これにより紗南はようやく前を向けるようになり、病気も少しずつ回復に向かっていく。一方、その後ロサンゼルスに旅立った秋人は名医の手術を受け、右腕のリハビリに精を出す。離れたところでお互いを思いながら、二人は前を向いて生きていく。

登場人物・キャラクター

倉田 紗南 (くらた さな)

神保学校初等部6年生の女の子。人気子役でもあり仕事をしながら学校へ通っている。明るく前向きで強気な性格だが繊細な一面もある。演技力が高い。実は捨て子で倉田美沙子の実子ではない。羽山秋人とぶつかってばかりいたが徐々に惹かれていく。恋愛オンチでストレスが重なって精神疾患である人形病になったこともある。

倉田 実紗子 (くらた みさこ)

『ヒモと私』で青木賞を受賞した人気作家。変人であまり感情を激しくは出さないが倉田紗南をとても愛情深く育てている。18歳で結婚し20歳で離婚した。子供が出来にくい体質であり、公園にたまたま捨てられていた倉田紗南を引き取って娘にした。いつも和装で頭にペットのまろちゃんを住ませており奇抜な髪型をしている。

羽山 秋人 (はやま あきと)

小学校時は倉田紗南のクラスメイトで学級崩壊の首謀者だった。母親の羽山小春が出生時に亡くなっており、そのことで姉羽山夏美から責められ家庭で孤独を感じていた。倉田紗南の介入により家庭の問題が収まるにつれ穏やかになり倉田紗南に惹かれていく。中学時のクラスメイト小森和之に刺されたことで右手首から先が麻痺する。 高いところが苦手。

大木 剛 (おおき つよし)

羽山秋人の一番の友人。当初は倉田紗南のことが好きだった。母親思いで、普段は優しく穏やかだがキレると凶暴になる。両親が離婚したことで傷ついていた。両親離婚後は苗字が佐々木になる。杉田亜矢と付き合っている。モノに弱い。

相模 玲 (さがみ れい)

倉田紗南のマネージャー。いつもサングラスをしている。倉田紗南のことを大事にしており倉田紗南からはヒモ扱いされていた。女優の来海麻子の元恋人で破局してから様々な不幸に見舞われホームレスになっていたところを倉田紗南に拾われた。来海麻子とは倉田紗南の計らいでヨリを戻す。

羽山 夏美 (はやま なつみ)

羽山秋人の3歳年上の姉。普段は普通の女の子だが口が悪く羽山秋人が生まれた時に母の羽山小春が亡くなっていることで羽山秋人を邪険に扱っていた。倉田紗南が家に出入りするようになって穏やかになる。

羽山 冬騎 (はやま ふゆき)

羽山秋人の父親。仕事熱心なエリートで羽山秋人への接し方がわからなかったが、倉田紗南に忠告されてからというもの羽山秋人の扱い方をつかみ始めており子ども達を大事にしている。胃潰瘍で入院した。昔はワルだった。羽山秋人のケガのことを考えて家族でロスに移住する。

羽山小春 (はやま こはる)

羽山秋人の母親。羽山秋人を出産する際に亡くなっている。綺麗な人だったが昔はワルだったらしく言葉使いが乱暴だった。

大木 碧乃 (おおき あおの)

大木剛の4歳年下の妹。倉田紗南のファンで同じ神保学校初等部に通っている。

来海 麻子 (くるみ あさこ)

女優でショートカットの綺麗な女性。相模玲の元恋人で一方的に相模玲を振ったと思われていたがわざわざ倉田紗南の家にやってきて誤解を解きヨリを戻す。

加村 直澄 (かむら なおずみ)

人気子役でハーフの美少年。捨て子で加村学園という施設で育った。幼児の頃一ヶ月だけ倉田紗南も加村学園にいたため倉田紗南に親近感を抱き、倉田紗南のことが好きになる。気が動転するとトランペットを吹く癖がある。倉田紗南の良き理解者で様々な面でフォローしてくれる。

松井 風花 (まつい ふうか)

中学から神保学校中等部に入ったがすぐに倉田紗南と意気投合し仲良くなった。明るくサバサバした性格。大阪から戻ってきたため関西弁。小さい頃は羽山秋人と同じ地元に住んでいたため羽山秋人と幼稚園が同じでファーストキスを奪われていた。高石くんのことが好きだったが、彼氏のふりをさせた流れで羽山秋人と付き合うことになる。

杉田 亜矢 (すぎた あや)

倉田紗南の神保学校初等部時のクラスメイトであり友人。大杉剛のことが好きでクラスメイトの前で告白してしまう。その後羽山秋人のアドバイスにより大杉剛と付き合うことになる。

小森 和之 (こもり かずゆき)

羽山秋人の神保学校中等部でのクラスメイト。母親からの束縛が激しく欝状態になっており、少し挨拶を交わしただけの羽山秋人を仲の良い友人だと思い込んでいた。羽山秋人に名前を覚えられていないと知ると逆上して狂言自殺を計画し、結果羽山秋人の右腕をナイフで刺すことになる。

三屋先生 (みつやせんせい)

倉田紗南の所属していた神保学校初等部5年3組の担任の教師。若い女性。生徒にからかわれるとすぐ泣いてしまう。田中先生と付き合っている。

田中先生 (たなかせんせい)

倉田紗南の所属していた神保学校初等部5年3組の副担任の教師。若い男性でジャージを着ている。三屋先生と付き合っており保健室で乳繰りあってるところを羽山秋人に写真に撮られた。

五味 (ごみ)

神保学校初等部からの倉田紗南のクラスメイト。最初は羽山秋人の腰巾着をしていたが羽山秋人がおとなしくなってからは自分が上に立とうとするが失敗に終わる。

ひさえちゃん

神保学校初等部からの倉田紗南のクラスメイト。倉田紗南が仕事で自分の誕生日パーティをすっぽかしたことに腹を立て倉田紗南を仲間はずれにしようとした。

校長先生 (こうちょうせんせい)

神保学校初等部の校長先生。ハゲ頭と口ヒゲが特徴。「なんとかなるなる」が口癖でおおらかな性格。倉田紗南の子役としての活動も応援している。そっくりな兄がおり、兄は神保学校中等部の校長。

坂井 佳子 (さかい けいこ)

倉田紗南の本当の母親。叔父との間の子どもである倉田紗南を14歳で出産。現在は25歳で結婚しており倉田紗南の異父姉妹にあたる2歳の娘がいる。

千石先生 (せんごくせんせい)

神保学校中等部1年1組の担任の教師。理科を担当している。かつて自分をいじめてきた相手と羽山秋人を重ねて見ており羽山秋人につらく当たる。実はカツラ。

石田くん (こうちょうせんせい)

神保学校中等部からの倉田紗南の同級生。倉田紗南の大ファンで羽山秋人に倉田紗南との仲を取り持つよう頼んだ。顔が濃い。

小野幹雄監督 (おのみきおかんとく)

映画監督。映画『水の館』を制作する。倉田紗南のことを子役ではなく一人の女優扱いしており映画に命をかけている。長髪でメガネをかけており顔に大きな傷跡がある。

高石くん (たかいしくん)

松井風花の小学校時の同級生。おそらく松井風花と両思いだったが誤解から疎遠になる。中学校に上がり志津ちゃんという彼女がいるが今でも松井風花のことが気になっている。

志津ちゃん

松井風花の小学校時の同級生。大人しい女の子。一応高石くんの彼女だがあまり付き合っているような感じではない。誤解が解けてからは松井風花に高石くんを取られまいと松井風花を直接牽制する。

加村直澄のファン (かむらなおずみのふぁん)

加村直澄のファンの三人の女の子たち。加村直澄と付き合っていると噂される倉田紗南を目の敵にしている。『水の館』の撮影ロケ地に現れ倉田紗南を暴行し大怪我を負わせた。

川合 貴光 (かわい たかみつ)

人気俳優。倉田紗南と『水の館』で共演する。『水の館』で恋人役の来海麻子を口説こうとするが相模玲に止められる。

鈴木先生 (すずきせんせい)

神保学校中等部1年8組の担任の教師。小森和之が失踪した際、仙谷先生に執拗に責められる羽山秋人をかばった。生徒思いの先生。

小森の母親 (こもりの母親)

小森和之の母親。息子の小森和之を束縛し追い詰め、精神的に崩壊させる。しかし自身も夫であり小森和之の父親が交通刑務所に服役していることもありストレスで追い詰められていた。

志村 チヨ (しむら ちよ)

倉田紗南の家の家政婦。優しく倉田紗南のこともかわいがっている。実は倉田実紗子が小さい頃親しくしていた近所のお姉さんで倉田実紗子が引越しをした際に離れ離れになっていた。

Dr.バーンズ (どくたーばーんず)

ロスのいる外国人の医者。名医と名高く羽山冬騎が羽山秋人のために通いつめて手術の約束を取り付けた。良いリハビリ施設を持っており大の空手狂。気さくでおおざっぱな人柄。

集団・組織

神保学校 (じんぼがっこう)

倉田紗南の通う学校。小学校から高校までの一貫校で男女共学。中学校や高校からも入学できる。

場所

加村学園 (かむらがくえん)

児童養護施設。身寄りのない子どもが暮らしており加村直澄もこの学園の出身でギャラはほとんど加村学園に入れている。倉田紗南も捨てられたばかりの頃1ヶ月だけここにいた。

その他キーワード

こどものおもちゃ

倉田紗南がレギュラー出演する人気バラエティ番組。よんまさんという司会者がおり実在したあっぱれさんま大先生がモデルだと思われる。『こどものおもちゃ』のタイトルの由来。

水の館

倉田紗南と加村直澄のW主演の映画。小野幹雄監督作品。この映画は『こどものおもちゃ』の番外編として作者の小花美穂により実際に漫画『水の館』として出版されている。

書誌情報

こどものおもちゃ 全7巻 集英社〈集英社ガールズコミックス〉 完結

第1巻

(2003年7月発行、 978-4088550992)

第2巻

(2003年7月発行、 978-4088551005)

第3巻

(2003年8月発行、 978-4088551012)

第4巻

(2003年9月発行、 978-4088551029)

第5巻

(2003年10月発行、 978-4088551036)

第6巻

(2003年11月発行、 978-4088551043)

第7巻

(2003年12月発行、 978-4088551050)

こどものおもちゃ 全7巻 〈集英社文庫 コミック版〉 完結

第1巻

(2007年1月発行、 978-4086185677)

第2巻

(2007年1月発行、 978-4086185684)

第3巻

(2007年3月発行、 978-4086185691)

第4巻

(2007年3月発行、 978-4086185707)

第5巻

(2007年5月発行、 978-4086185714)

第6巻

(2007年5月発行、 978-4086185721)

第7巻

(2007年7月発行、 978-4086185738)

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